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OpenVMS マニュアル |
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日本語HP DECprint Supervisor for OpenVMS
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目次 | 索引 |
たとえば,FARM.DATを印刷した後,GROTON.DATを3回印刷するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /JOB_COUNT=3 FARM.DAT,GROTON.DAT |
DECprint Supervisor を使用するプリント・ジョブで/JOB_COUNTを指定した場合,変換が必要なときは,ソフトウェアは要求されたファイルの各コピーに対してファイルを変換し,PostScript形式でファイルを送信しなければなりません。この処理を実行すると,コンピュータ・システムの負荷が増大し,プリント・ジョブの印刷速度が遅くなる可能性があります。
たとえば,GROTONという名前のファイルのうち, 2012 年3月19日以降に変更されたすべてのファイルを印刷するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /MODIFIED /AFTER=19- MAR- 2012 GROTON.* |
たとえば,AG_DATAというジョブ名を使用してFARM.DATを印刷するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /NAME=AG_DATA FARM.DAT |
たとえば,セパレータ・ページに配布場所を指定するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /NOTE="SEND TO SECOND FLOOR, BIN 7" FARM.DAT |
/NOTIFY修飾子を指定しなかった場合には,これらのプリント・ジョブ・メッセージは表示されません。
たとえば,プリント・ジョブの状態を通知することを要求するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /NOTIFY FARM.DAT,GROTON.DAT |
プリント・ジョブをリモート・プリンタのキューに登録するために Distributed Queuing Service (DQS)ソフトウェアを使用する場合には,/NOTIFY修飾子によって返されるジョブの開始メッセージと終了メッセージは,実際の印刷開始時刻および終了時刻を表現しない可能性があります。DQSでは,プリンタ・エラー・メッセージやプリンタからの他のメッセージはユーザ・ターミナルに表示されません。
たとえば,オペレータのターミナルに配布場所を送信するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /OPERATOR="FARM.DAT TO JONES" FARM.DAT |
たとえば,用紙の両面に印刷するためにSIDESパラメータを指定するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /PARAMETERS=SIDES=2 GROTON.DAT |
たとえば,特殊処理を実行せずにFARM.DATファイルを印刷するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /PASSALL FARM.DAT |
たとえば,FARM.DATをGROTON.DATより低い優先順位で印刷し,GROTONが最初に印刷されるようにするには,次に示すように2つのPRINTコマンドを入力します。
$ PRINT /PRIORITY=1 FARM.DAT $ PRINT /PRIORITY=2 GROTON.DAT |
システムに定義されているプリント・キューを表示するには,SHOW QUEUEコマンドを使用します。 第 2.2 節 を参照してください。
たとえば,PS$DUPLEXというキューに対応するプリンタでFARM.DATを印刷するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /QUEUE=PS$DUPLEX FARM.DAT |
この修飾子を指定する場合には,印刷するファイルはリモート・ノードに存在しなければなりません。また,プリント要求のファイル指定にホスト・ノード名を指定しなければなりません。ファイルは他のシステムの省略時のプリント・キュー(SYS$PRINT)に登録され,そのシステムに対して定義されているプリンタ属性を使用します。 /REMOTE修飾子を使用する場合には,/QUEUE修飾子と/PARAMETERS修飾子は無視されます。
たとえば,AGRO::ノードのプリンタでGROTON.DATを印刷するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /REMOTE AGRO::[MACDONALD]GROTON.DAT |
複数のファイルまたは複数のコピーを印刷するプリント・ジョブで,1つのファイルから次のファイルにPostScriptパラメータを渡さなければならない場合には,このようなプリント・ジョブは正しく再起動できません(詳しくは 第 1.5 節 を参照)。
次の場合には,プリント・ジョブに対して/RESTARTを指定することはできません。
再起動されたプリント・ジョブに対するこれらのパラメータについての詳しい説明は, 第 12 章 と 第 1.6 節 を参照してください。
たとえば,ANSI$PSPRINTというプリント・キューでFARM.DATを印刷するためのプリント・ジョブを確実に再起動するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /RESTART/QUEUE=ANSI$PSPRINT FARM.DAT |
ジョブ保持の指定には次のオプションを使用します。
ALWAYS | ジョブの終了状態に関わらずジョブをキューに保持します。 |
DEFAULT | キューの保持ポリシに従ってキューにジョブを保持します。 |
ERROR | ジョブが正常に終了しなかった場合のみ,キューにジョブを保持します。 |
UNTIL= 時間 | ジョブの終了状態に関わらず,指定された時間の間ジョブをキューに保持します。 |
キューの装置制御ライブラリから1つ以上のセットアップ・モジュール名を指定します。複数のモジュール名を指定する場合には,各モジュール名をカンマで区切り,全体を括弧で囲んでください。
たとえば,FARM.RPTを印刷するためのプリント・ジョブに4UP_GRIDと4UP_WIDEという PostScriptモジュールを追加するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /SETUP=(4UP_GRID,4UP_WIDE) FARM.RPT |
この修飾子は次のいずれかの修飾子と組み合わせて使用し,ファイル選択モードを変更します。
/BACKUP | 最終バックアップ日時をもとにファイルを選択する |
/CREATED | 作成日時をもとにファイルを選択する(ファイル選択修飾子を指定しなかった場合には,これが省略時の設定である) |
/EXPIRED | ファイルの満了日時をもとにファイルを選択する |
/MODIFIED | ファイルの最終変更日時をもとにファイルを選択する |
たとえば,GROTONという名前のファイルのうち, 2012 年3月1日以降に変更されたファイルだけを印刷するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /MODIFIED/SINCE=01- MAR- 2012 GROTON.* |
/SINCE修飾子を指定しなかった場合には,ファイルの作成日時,バックアップ日時,変更日時,または満了日時とは無関係に,指定されたファイルが印刷されます。
たとえば,ダブル・スペースでFARM.DATを印刷するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /SPACE FARM.DAT |
この修飾子はジョブ・トレーラ・ページの出力に影響しません。ジョブ・セパレータ・ページについての詳しい説明は,『 DCPS システム管理者ガイド』を参照してください。
たとえば,GROTONというプリント・ジョブ内のすべてのファイルに対してトレーラ・ページを印刷するには,次のコマンドを使用します。
$ PRINT /TRAILER=ALL GROTON.* |
たとえば,JONESというユーザのFARM.DATという名前のファイルを印刷するには,次のコマンドを入力します。
$ PRINT /USER=JONES FARM.DAT |
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