5.4.6 半角カナからKEYCODEへの変換 |
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半角カナは文字コードセットによって若干コードが変わりますので, ENCODE KEY にコードセット指定のためのパラメータを加えた MC ENCODE KEY を使って KEYCODE に変換します。 MC ENCODE KEY は半角カナ以外の入力に対しては ENCODE KEY と同じ動作を行います。
IMLIBルーチンのインターフェイスと機能についてに個々に示します。
PROFILEを読み込み,そのcontextを示すunit IDを返します。
VMSバインディング
status =IM$OPEN_PROFILE (file, unit_id)
戻り値
OpenVMS 用法 |
cond_value |
データ型 |
longword (unsigned) |
アクセス |
write_only |
受け渡し方 |
by value |
引数
file
OpenVMS 用法 |
char string |
データ型 |
char string |
アクセス |
read only |
受け渡し方 |
by descriptor |
PROFILEのファイル指定です。このパラメータに長さ0の文字列が渡されると,論理名IM$PROFILEで指定されるファイルが,省略時のPROFILEとして使われます。
unit_id
OpenVMS 用法 |
longword_unsigned |
データ型 |
longword_integer (unsigned) |
アクセス |
write only |
受け渡し方 |
by reference |
Unit IDと呼ばれる正の整数値が返されます。Unit IDは以後のIMLIBルーチンの呼び出しで使われます。
Cバインディング
status =ImOpenProfile (file, unit_id)
戻り値
OPEN PROFILEは条件値を返します。
引数
char *file (Input)
PROFILEのファイル指定です。このパラメータにヌル・ポインタ(NULL)が渡されると,論理名IM$PROFILEで指定されるファイルが省略時のPROFILEとして使われます。
int *unit_id (Output)
Unit IDと呼ばれる正の整数値が返されます。Unit IDは以後のIMLIBルーチンの呼び出しで使われます。
説明
OPEN PROFILEはPROFILEファイルを読み込み,メモリ上にPROFILEのデータ構造を作ります。OPEN PROFILEは,このデータ構造を示すためのUnit IDを返します。 Unit IDは,以後のIMLIBルーチンの呼び出しにおいてここで作られたデータ構造を指定するために使われます。
省略時のPROFILEファイルのdefault file specificationは, "IM$DEFAULTS:.DAT"です。したがって,論理名IM$DEFAULTSで指定されるディレクトリ以外のディレクトリに PROFILEファイルがある場合は,論理名IM$PROFILEをディレクトリ名から指定しなければなりません。
論理名IM$DEFAULTSは,通常SYS$LOGIN:とSYS$LIBRARY:を指定しています。
戻される条件値