日本語 EVE コマンドを入力します。
- [ Do ] または [ PF4 ] を押します。カーソルはコマンド・ウィンドウ (ステータス・ラインのすぐ下)に移動し,Command: というプロンプトを表示します。
- CENTER LINE,GET FILE,SET RIGHT MARGIN コマンドなど,実行する日本語 EVE コマンドを入力します。コマンドは短縮でき,通常は,コマンドの最初の文字だけを使用します。また,コマンド・ラインを編集するために日本語 EVE キーを使用することも可能です。
- コマンドを実行するために [ Return ] または [ Do ]を押します。 EVE はコマンドを実行するか,または追加情報を要求するプロンプトを表示します。
コマンドを取り消す場合は,コマンド・ラインを消去します。
[ Do ] を2回押すと,最後に入力したコマンドが繰り返されます。[ Do ] を押し,その後,コマンドを入力せずに [ Return ] だけを押すと,コマンドは実行されません。
入力したコマンドが曖昧な場合には(つまり,複数のコマンドまたはパラメータが短縮形と一致する場合),日本語 EVE は一致するコマンドまたはパラメータのリストを表示し,適切なコマンドまたはパラメータを選択できるようにします。このリストを Choices バッファと呼びます。たとえば,タイプが TXT であるファイルを編集する場合には,次のようにワイルドカードを使用できます。
複数のファイルが要求と一致する場合には,日本語 EVE は2番目のウィンドウに一致するファイルの一覧を表示します。たとえば,LETTER.TXT とMEMO.TXT という2つのファイルが存在するとしましょう。日本語 EVE はユーザが入力したコマンドを再呼び出しし,コマンド・ラインの最後にカーソルを設定します。その後,コマンド・ラインを編集し,十分な情報を追加することにより,コマンドを明確に指定します。たとえば,L*.TXT や M*.TXT と入力し,[ Return ] を押すと,コマンドは実行されます。
また,Choices バッファが表示されたときに,次のいずれかの操作を実行することにより,適切な項目を選択することができます。その場合には,情報を入力する必要はありません。
- NEXT WINDOWまたはPREVIOUS WINDOWとして定義されているキーを押すことにより,カーソルを Choices バッファに移動する。その後,カーソルを適切な項目に移動し,[ Do ] を押す。日本語 EVE はその選択項目を使用してコマンドを終了する。
- カーソルを Choices バッファに移動する。次に,適切な項目に移動する。 [ Select ] を押すことにより,その項目をコマンド・ラインに複写する。その後,コマンド・ウィンドウに戻る。必要な場合には,コマンド・ラインを編集できる。 [ Return ] を押すと,コマンドは実行される。
- DECwindows では,マウスを使用して適切な項目にポインタを移動し,MB1 を2回クリックする。最初のクリックは選択項目をコマンド・ラインに複写する。2番目のクリックはコマンドを実行する。