指定したファイルを現在の日本語 EVE ウィンドウに表示し,必要に応じて新しいバッファを作成します(OPENコマンドと同じ)。このコマンドを使用すれば,同じセッションで別のファイルを編集できます。
ファイルが存在する場合には,日本語 EVE はそのファイルを現在のウィンドウの新しいバッファに複写します。ファイルが存在しない場合には,日本語 EVE は新しい空のバッファを作成し,バッファ名としてファイル名およびファイル・タイプを使用します。その名前を持つバッファがすでに存在し,ファイルに対応づけられていない場合には(たとえば,BUFFERコマンドやNEW コマンドを使用してバッファを作成した場合),日本語 EVE はバッファを作成する前に,別の名前を要求します。
SET DIRECTORY LISTコマンドを使用している場合には,
GET FILEコマンドはDIRECTORY LISTコマンドと同様に動作します。詳しくは,DIRECTORY LISTコマンドの説明を参照してください。
編集セッションですでにオープンされているファイルを指定した場合には(つまり,すでにバッファが存在するファイル),そのバッファがまだ存在しているときは,日本語 EVE はそのファイルに対するバッファの最後の位置に戻ります。
新しいバッファのマージンや他の設定は,$DEFAULTS$ という名前の日本語 EVE システム・バッファと同じです。 $DEFAULTS$ には,省略時のバッファ属性が登録されています。詳しい説明は『日本語EVE ユーザーズ・ガイド』の第7.13節 "$DEFAULTS$ バッファの変更" を参照してください。