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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMS ドキュメント
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目次
まえがき
第 1 章:日本語 EVE 概要
第 2 章:日本語EVEの拡張機能
第 3 章:DECwindows で起動する日本語 EVE
第 4 章:日本語 EVE コマンド・ディクショナリ
コマンド一覧
付録 A :定義済みキー一覧表
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日本語 EVE リファレンス・マニュアル


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形式

SET LEFT MARGIN integer


パラメータ



integer

左マージンを設定するカラム。右マージンより小さい値でなければなりません。値を指定しなかった場合には,日本語 EVE は値を要求するプロンプトを表示します。プロンプトに対して [ Return ] キー,または [ Do ] キーだけを押し,値を指定しなかった場合には,操作は取り消されます。省略時の左マージンは1(左端のカラム)です。

説明

現在のバッファの左マージンをユーザが指定したカラムに設定します。このコマンドを実行しても,既存のテキストは変更されませんが,新しいテキストや, CENTER LINEコマンドまたは FILLコマンドによって書式を変更するテキストには影響があります。[ Return ] を押すか,または FILLコマンドを使用した場合や,日本語 EVE が自動的にテキストをラップする場合には,各行は左マージンから開始されます。

左マージンはバッファ固有の設定であり,各バッファに対して異なる左マージンを設定できます。バッファの現在のマージンを確認するには,SHOW コマンドを使用します。

すべての編集セッションまたは大部分の編集セッションに対して特定の左マージンを設定する場合には,SET LEFT MARGINコマンドをイニシャライゼーション・ファイルに登録します。そのイニシャライゼーション・ファイルを使用して日本語 EVE を起動した場合には,その設定がメイン・バッファ(または最初のバッファ)と$DEFAULTS$ という名前の日本語 EVE システム・バッファに適用されます。したがって,ユーザが作成する各バッファは同じ左マージンになります。

SET PARAGRAPH INDENTコマンドを使用する場合には,左マージンと段落字下げの合計は右マージンより小さくなければならず,少なくとも1 でなければなりません。たとえば,段落字下げが−4の場合には,左マージンは少なくとも5でなければなりません。


次のコマンドは,左マージンを 5 に設定します。新しいマージンに従って既存のテキストの書式を変更する場合には,FILL コマンドを使用します。

Command: SET LEFT MARGIN 5


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