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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMS ドキュメント
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目次
まえがき
第 1 章:日本語 EVE 概要
第 2 章:日本語EVEの拡張機能
第 3 章:DECwindows で起動する日本語 EVE
第 4 章:日本語 EVE コマンド・ディクショナリ
コマンド一覧
付録 A :定義済みキー一覧表
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日本語 EVE リファレンス・マニュアル


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形式

SET RIGHT MARGIN integer


パラメータ



integer

右マージンを設定するカラム。左マージンより大きい値でなければなりません (または左マージンと段落字下げの合計より大きい値でなければなりません)。値を指定しなかった場合には,日本語 EVE は値を要求するプロンプトを表示します。プロプトに対して [ Return ] キー,または [ Do ] キーだけを押し,値を指定しなかった場合には,操作は取り消されます。

省略時の右マージンは77です。


説明

現在のバッファの右マージンをユーザが指定したカラムに設定します。このコマンドは既存のテキストを変更するわけではなく,新しいテキストや CENTER LINEコマンドまたは FILLコマンドによって書式を変更するテキストにだけ影響を与えます。日本語 EVE が自動的にテキストをラップ(改行)する場合や,ユーザが FILLコマンドを使用する場合には,文字は右マージンより右側に挿入されません。

右マージンはバッファ固有の設定であり,各バッファに対して異なる右マージンを設定できます。バッファの現在のマージンを確認するには,SHOW コマンドを使用します。

すべての編集セッションまたは大部分の編集セッションに対して特定の右マージンを使用する場合には,SET RIGHT MARGINコマンドをイニシャライゼーション・ファイルに登録します。そのイニシャライゼーション・ファイルを使用して日本語 EVE を起動すると,指定した設定は,メイン (または最初の)バッファと $DEFAULTS$ という名前の日本語 EVE システム・バッファに適用されます。したがって,ユーザが作成する各バッファは同じ右マージンになります。

SET WIDTHコマンドは $DEFAULTS$ バッファの右マージンを,ユーザが指定した幅より1カラムだけ小さい値に設定しますが,他の既存のバッファのマージンには影響を与えません。


次のコマンドは,右マージンを65に設定します。新しいマージンに従って既存のテキストの書式を変更する場合には,FILL コマンドを使用します。

Command: SET RIGHT MARGIN 65


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