日本語 SMG では,サブプロセスを使って,アプリケーションから DCL コマンドを実行することができます。各仮想ディスプレイに対して,サブプロセスは1つだけ作成できます。
4.2.1 サブプロセスの作成 |
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サブプロセスは SMG$CREATE_SUBPROCESS ルーチンを使用して作成されます。このルーチンは DCL サブプロセスを生成し,そのサブプロセスをユーザが指定した仮想ディスプレイに対応づけます。サブプロセスは SET NOVERIFY と SET NOON の DCL コマンドを使用して初期化されます。プロセスを生成するには,BYTLM の値が少なくとも5000で, PRCLM の値が少なくとも 1 でなければなりません。日本語 SMG は,サブプロセスを生成する前に,十分なリソースが残されているかどうかを確認します。
4.2.2 サブプロセスの削除 |
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サブプロセス・コマンドを実行した後, SMG$DELETE_SUBPROCESS ルーチンを使用してサブプロセスを削除できます。このルーチンを呼び出さずに処理を終了した場合には,日本語 SMG ルーチンはサブプロセスを削除するために終了ハンドラを使用します。しかし,このような日本語 SMG が提供する終了ハンドラを実行できないような状況があります。その場合には,次のコマンドを使用してサブプロセスを削除しなければなりません。