HP OpenVMS Systems Documentation |
前へ | 次へ | 目次 | 索引 |
数多くの方法で, DCPS プリント・シンビオントおよび対応する実行キューの動作を変更することができます。いくつかの方法については,この節に記述されています。その他のオプションについては,変更方法の一般的なガイドライントとともに 付録 B に一覧されています。いくつかのカスマイズはすべての DCPS キューに適用され,その他のカスタマイズは特定のキューにだけ適用されます。
3.5.1 マルチストリーム・プロセスとしての DCPS の稼動
DCPSのさまざまな機能を実装するために DECthreads を使用しています。DECthreadsを使用するプロセスは実行できるスレッドがないか定期的に判断します。ジョブが 1 つも印刷されていないときでも,実行できるスレッドがないかどうかを確かめるため DCPSプロセスは動作します。システム上に多くのDCPSキューが存在する場合は,すべてのプロセスのスケジューリングと定期的な動作が非常に大きくCPU時間を消費する可能性があります。この問題は,DCPSをマルチストリーム・プロセスとして実行し,稼動させなければならないシンビオント・プロセスの数を削減することによって解決できます。
マルチストリームを稼動している場合, 1 つの DCPS プロセスは複数の DCPS 実行キューを稼動することができます。現在のすべてのプロセスが指定されたキュー ("ストリーム") の最大数をサポートしている場合を除き, DCPS プリント・キューが起動されるたびに新しい DCPS プロセスが起動することはありません。 DCPS シンビオント・プロセスがサポートするキューの数は,そのプロセスが起動される場合の論理名 DCPS$MAX_STREAMS の値によって決定されます。
DCPS は, DCPS シンビオント・プロセス当たり最大 32 実行キューをサポートするように構成することができます。 DCPS シンビオント・プロセス当たりのキューの数の指定には,論理名 DCPS$MAX_STREAMS が使用されます。この論理名を定義するには, DCPS$STARTUP.COM ファイル (テンプレートが DCPS$STARTUP.TEMPLATE として提供されています) に次のコマンドを記述し,プロセス当たりに使用するキューの数を代入してください。論理名を定義しない場合, DCPS はただ 1 つの実行キューをサポートします。
$ DEFINE /EXECUTIVE_MODE /SYSTEM DCPS$MAX_STREAMS max-number |
DCPS$STARTUP.COM ファイルを実行してこの論理名を定義し, DCPS をマルチストリーム・プロセスとしてキューを起動します。
DCPS プロセスは,そのプロセスに対応しているすべてのキューが停止した場合にかぎり終了します。
3.5.1.1 マルチストリームを稼動している場合のプリント・キューの管理
OpenVMS キュー・マネージャは,シンビオント・プロセスの作成および停止のタイミングを制御します。一般的に,新しい DCPS シンビオント・プロセスは,既存のすべての DCPS シンビオント・プロセス内に未使用のストリームがない場合に作成されます。
1 つの DCPS シンビオント・プロセスがサポートするプリント・キューは,キューが起動された順番,およびその後のキューの停止 ( STOP /QUEUE /RESETあるいは STOP /QUEUE /NEXT) ならびにキューの起動 ( START /QUEUE) によって決定されます。 DCPS は,キューのプロセス ID を識別する 1 つの論理名を定義します ( 第 5.8 節 )。この論理名を使用して,そのキューをサポートしているプロセスおよび同一プロセスでサポートされている 1 組のキューを判定することができます。
あまり発生することではありませんが,同一プロセスでサポートされるキューであるために, 1 つのキューで発生する問題が別のキューに存在する問題の結果である場合があります。問題を特定するには,1 つのキュー上の 1 つのジョブの状態を調べるだけでは十分ではありません。その DCPS プロセスでサポートされているすべてのキュー上の第 1 ジョブの状態を調べる必要があります。
DCPS キューを,そのキューをサポートしている DCPS プロセスを停止することによって停止してはなりません。
STOP /IDENTIFICATIONを使用して DCPS シンビオント・プロセスが停止すると,そのプロセスがサポートしているすべてのキューが停止します。
3.5.1.2 マルチストリームを稼動している場合の DCPS 環境の変更
単一ストリームの DCPS シンビオント・プロセスについては,変更する内容にもよりますが, DCPS 論理名および DCPS 環境のその他の状態を変更した場合,対応したキューについて STOP /QUEUE /RESETコマンド,続いて START /QUEUEコマンドを実行するまでは,その変更は有効となりません。
マルチストリーム・プロセスに対応した単一の DCPS キューについての動作を変更するには,そのシンビオント・プロセスに対応したすべての DCPS キューを停止した後に再起動して,変更を有効とする必要があります。これは,環境のいくつかの状態は DCPS シンビオント・プロセスが起動した場合にかぎって決定され,対応するすべてのキューが停止するまでそのシンビオント・プロセスが停止しないためです。
3.5.1.3 DCPS$MAX_STREAMS に対する適切な値の決定
DCPS シンビオント・プロセスあたりの適切なキューの数を決定する際に,考慮すべきいくつかの要因があります。
3.5.2 ジョブ起動時の "Busy" 状態のプリンタへの割り込み
通常 DCPS は,raw TCP/IP,LAT,シリアル・プリンタのいずれかに新しいジョブを送信する前に,そのプリンタが "Idle" 状態となるまで待ちます。これは,DCPS キュー,LATSYM キュー,Windows® および UNIX® ホストなどでプリンタを共有できるネットワーク環境で重要なことです。
バージョン 1.2 より前のバージョンでは, DCPS はアグレッシブ同期シーケンスを使用してプリンタの PostScript インタプリタの制御を取得していました。この方式は DCPS のみの環境では正しく動作していましたが,複数のホスト環境では,プリント・ジョブが別のシステムによって出力が完了しないうちに終了させられてしまう場合がありました。
別のキュー上のジョブを起動することで 1 つのキュー上の不正な PostScript ジョブを強制終了させるという DCPS の以前の動作を期待している場合は,次のようなシステム全体で有効な論理名を定義することによってアグレッシブ方式の動作を復元することができます。
$ DEFINE /EXECUTIVE_MODE /SYSTEM DCPS$queue-name_INTERRUPT_WHEN_BUSY TRUE |
3.5.3 ジョブ起動時の PostScript 同期の制限
DCPS は, PostScript インタプリタと同期して raw TCP/IP,LAT,シリアル・プリンタ上のジョブを起動することにより,インタプリタがコマンドを受け付ける準備ができていることを保証しています。ただし,いくつかの PostScript は同期制御文字を常に識別できる状態にあるとはかぎりません。特に,PCL などの付加的なプリンタ言語をサポートしているいくつかのプリンタの場合,特定の状況ではこのシーケンスに正しく対応することができません。たとえば DEClaser 3500 が PS/PCL 識別モードである場合, DCPS がそのシリアル・ポートに Ctrl/T 文字を送信すると,間違って PCL モードに切り替わります。このプリンタは続いて PostScript モードを抜けて応答しなくなり,プリント・ジョブは "Starting" 状態となります。
論理名を定義することにより, raw TCP/IP,LAT,シリアル接続を使用するプリンタについて, DCPS シンビオントが通常の同期シーケンスの使用を避けることができます。 raw TCP/IP,LAT,シリアル接続以外で接続されたプリンタを使用している場合,この論理名はなんらの影響も与えません。プリンタ固有の情報については, 第 10 章 を参照してください。
プリンタ・キューの同期シーケンスを無効とするには,次のコマンドを使用します。
$ DEFINE /EXECUTIVE_MODE /SYSTEM DCPS$queue-name_NO_SYNC TRUE |
最近のほとんどのシリアル接続プリンタについては,同期手順を行わないことが問題となることは一般的にありません。これは,インタプリタがデータを受け付けられる状態にない場合,このようなプリンタはフロー制御を使用してデータ受信を待つことができるからです。ただし,ボー・レートあるいはストップ・ビットなどの通信パラメータが正しく設定されていない場合は,プリンタが不要なものを出力してジョブを消失する可能性があります。また,構成によっては,プリンタのデータ・ケーブルが接続されていない場合,あるいはプリンタの電源が落ちている場合,プリント・ジョブが消失する可能性があります。
3.5.4 シンビオント・プロセスのワーキング・セットの削除
DCPS シンビオントがアイドル状態のまま一定の時間が経過すると,システム資源を節約するためにそのワーキング・セットを削除します。この遅延時間は,多くの作業要求がある場合にシステムがプログラムを物理メモリに保持したままでいることを避けるためです。
省略時の設定では, DCPS は 10 分間のアイドル状態の後にそのワーキング・セットを削除します。必要に応じてシステム全体で有効な論理名を定義することで,この値を増やすことができます。
$ DEFINE /EXECUTIVE_MODE /SYSTEM DCPS$PURGE_TIME "0 hh:mm:ss.00" |
ここで hh:mm:ss.00 は,必要な遅延時間を指定する OpenVMS のデルタ時間です。この値が省略時の値である 10 秒よりも小さい場合は,省略時の値が使用されます。
3.5.5 LPD キューに対するスプールを有効にする
ジョブが送信される前に,リモートの LPD キュー,および多くの LPD プリンタはジョブのサイズを認識しておく必要があります。 DCPS は,サイズを判断できるように一時スプール・ファイルを作成できるようになりました。デフォルトでは DCPS の LPD ジョブはスプールされないため, LPD ジョブをリモートの LPD キューあるいは LPD プリンタへ送信するために特別な操作が必要になります。論理名を定義することにより,スプール機能をシステム全体に対して,あるいは個々のキューに対して指定することができます。
スプール機能を使用するためには一時的なスプール・ファイルを作成するための特別な処理を必要とするため,プリンタで必要とする場合のみスプール機能を有効にしてください。一般的には,以下のような場合にスプール機能を利用します。
別のシステム上のリモート LPD キューに印刷する場合。
スプール機能なしで DCPS LPD を使用するとプリンタが何も印刷しない場合。
プリンタに大規模なマルチ機能オプションを追加しており,スプール機能なしで Raw TCP プロトコルあるいは LPD プロトコルを使用たときに DCPS がそれらのオプションをサポートしない場合。
スプール機能を有効にするためには,以下のいずれかの論理名を定義します。デフォルトではどちらも定義されていません。
一時的なスプール・ファイルを作成する場所を指定するには,次の論理名を使用します。この論理名は常に定義されています。
論理名 DCPS$SHEET_SIZE と DCPS$queue-name_SHEET_SIZE は,プリンタの省略時の用紙サイズを DCPS に知らせるために使用します。システム単位の論理名 DCPS$SHEET_SIZE は, DCPS$STARTUP.COM で LETTER と定義されています。ユーザのサイトで別の用紙サイズを使用する場合は,この論理名の値を変更するか再定義してください。キュー固有の DCPS$queue-name_SHEET_SIZE の値を定義することで,キューの省略時の用紙サイズを個別に変更することもできます。
たとえば,システム単位の省略時の用紙サイズとして A4 を指定するには,次のようにします。
$ DEFINE /EXECUTIVE_MODE /SYSTEM DCPS$SHEET_SIZE A4 |
LAWYERS というキューの省略時の用紙サイズとして LEGAL を指定するには,次のようにします。
$ DEFINE /EXECUTIVE_MODE /SYSTEM DCPS$LAWYERS_SHEET_SIZE LEGAL |
DCPS$SHEET_SIZE 論理名の定義は,本バージョンの DCPS とともに出荷される,新しいバージョンの DCPS$STARTUP.TEMPLATE に入っています。 DCPS$STARTUP.TEMPLATE を .COM にコピーし,コピー後の DCPS$STARTUP.COM を編集して,サイトに固有の変更を加えてください。
用紙サイズの論理名に関する,次の動作に注意してください。
大半の DCPS LPD キューは,DCPS が認識しないプリンタで使用されます。このため,大半のキューでは,この論理名を使用する必要はありません。ただし,LPD を使用して,DCPS がサポートしているプリンタに印刷することもできます。たとえば,HP Color LaserJet 8500 および 8550, DIGITAL Colorwriter LSR 2000,DEClaser 3500 は, LPD 以外の IP プロトコルでは DCPS がサポートされません。 LPD ではサポートされるようになりました。
DCPS がサポートしているプリンタがあり,それを LPD で使用する場合は, DCPS$queue-name_PRODUCT_NAME 論理名を定義して, 表 3-4 に示す,プリンタの PostScript 製品名を設定しなければなりません。製品名は,スペースも含めて正確に指定する必要があります。ただし,大文字/小文字の違い,末尾のスペースは無視されます。
表 3-4 に示すすべてのプリンタを DCPS が正式にサポートするわけではありません。 |
たとえば,MFP というキューに HP LaserJet 9000 MFP プリンタを設定するには,次の定義を行います。
$ DEFINE /EXECUTIVE_MODE /SYSTEM DCPS$MFP_PRODUCT_NAME - _$ "HP LaserJet 9000 MFP" $ DEFINE /EXECUTIVE_MODE /SYSTEM DCPS$MFP_PRODUCT_NAME - _$ "hp LaserJet 9000 mfp" |
"HPGENERIC" と指定すると,プリンタは "HP Generic" プリンタとして扱われます。リストされていない文字列を指定すると,「認識できない」プリンタとして扱われます。
"Colormate PS" | |
"Colormate PS40" | |
"Colormate PS80" | |
"Colorwriter 1000" | |
"Colorwriter LSR 2000" | |
"Compaq Laser Printer LN16" | |
"Compaq Laser Printer LN32" | |
"Compaq Laser Printer LNC02" | |
"Compaq Laser Printer LNM40" | |
"DECcolorwriter 1000" | |
"DEClaser 1150" | |
"DEClaser 1152" | |
"DEClaser 2150" | |
"DEClaser 2250" | |
"DEClaser 3250" | |
"DEClaser 3500" | |
"DEClaser 5100" | |
"DIGITAL Laser Printer LN15" | |
"DIGITAL Laser Printer LN20" | |
"DIGITAL Laser Printer LN40" | |
"DIGITAL Laser Printer LNC02" | |
"GENICOM Intelliprint cL160" | |
"GENICOM Intelliprint mL260" | |
"GENICOM Intelliprint mL402" | |
"GENICOM Intelliprint mL450" | |
"GENICOM LN21" | |
"GENICOM LN28" | |
"GENICOM LN45" | |
"GENICOM LNM40" | |
"GENICOM microLaser 170" | |
"GENICOM microLaser 210" | |
"GENICOM microLaser 280" | |
"GENICOM microLaser 320" | |
"GENICOM microLaser 401" | |
"HP 9085MFP" | |
"HP Color LaserJet 2500" | |
"HP Color LaserJet 2550 Series" | |
"HP Color LaserJet 2605dn" | |
"HP Color LaserJet 2605dtn" | |
"HP Color LaserJet 3000" | |
"HP Color LaserJet 3700" | |
"HP Color LaserJet 3800" | |
"HP Color LaserJet 4500" | |
"HP Color LaserJet 4550" | |
"HP Color LaserJet 4600" | |
"HP Color LaserJet 4610" | |
"HP Color LaserJet 4650" | |
"HP Color LaserJet 4700" | |
"HP Color LaserJet 4730mfp" | |
"HP Color LaserJet 5500" | |
"HP Color LaserJet 5550" | |
"HP Color LaserJet 8500" | |
"HP Color LaserJet 8550" | |
"HP Color LaserJet 9500 MFP" | |
"HP Color LaserJet 9500" | |
"HP Color LaserJet CM1015" | |
"HP Color LaserJet CM1017" | |
"HP Color LaserJet CM4730 MFP" | |
"HP Color LaserJet CP3505" | |
"HP Color LaserJet CP4005" | |
"HP LaserJet 1300 Series" | |
"HP LaserJet 1320 Series" | |
"HP LaserJet 2100 Series" | |
"HP LaserJet 2200" | |
"HP LaserJet 2300 series" | |
"HP LaserJet 2410" | |
"HP LaserJet 2420" | |
"HP LaserJet 2430" | |
"HP LaserJet 3052" | |
"HP LaserJet 3055" | |
"HP LaserJet 3390" | |
"HP LaserJet 3392" | |
"HP LaserJet 4 Plus" | |
"HP LaserJet 4000 Series" | |
"HP LaserJet 4050 Series" | |
"HP LaserJet 4100 MFP" | |
"HP LaserJet 4100 Series" | |
"HP LaserJet 4200" | |
"HP LaserJet 4200L" | |
"HP LaserJet 4240" | |
"HP LaserJet 4240N" | |
"HP LaserJet 4250" | |
"HP LaserJet 4250L" | |
"HP LaserJet 4300" | |
"HP LaserJet 4345 mfp" | |
"HP LaserJet 4350" | |
"HP LaserJet 4ML" | |
"HP LaserJet 4MP" | |
"HP LaserJet 4PJ" | |
"HP LaserJet 4Si" | |
"HP LaserJet 4V" | |
"HP LaserJet 5000 Series" | |
"HP LaserJet 5100 Series" | |
"HP LaserJet 5200" | |
"HP LaserJet 5200L" | |
"HP LaserJet 5M" | |
"HP LaserJet 5Si" | |
"HP LaserJet 8000 Series" | |
"HP LaserJet 8100 Series" | |
"HP LaserJet 8150 Series" | |
"HP LaserJet 9000 MFP" | |
"HP LaserJet 9000 Series" | |
"HP LaserJet 9000L MFP" | |
"HP LaserJet 9040 MFP" | |
"HP LaserJet 9040" | |
"HP LaserJet 9050 MFP" | |
"HP LaserJet 9050" | |
"HP LaserJet 9055mfp" | |
"HP LaserJet 9065mfp" | |
"HP LaserJet III" | |
"HP LaserJet IIID" | |
"HP LaserJet IIISi" | |
"HP LaserJet IIP" | |
"HP LaserJet M3027 MFP" | |
"HP LaserJet M3035 MFP" | |
"HP LaserJet M4345 MFP" | |
"HP LaserJet M5025 MFP" | |
"HP LaserJet M5035 MFP" | |
"HP LaserJet P2015 Series" | |
"HP LaserJet P3004" | |
"HP LaserJet P3005" | |
"Hewlett-Packard LaserJet IIISi" | |
"IBM InfoPrint 32/40" | |
"IBM Infoprint 21" | |
"LN17ps" | |
"LPS17" | |
"LPS17/600" | |
"LPS20" | |
"LPS20+" | |
"LPS32" | |
"LPS40" | |
"LPS40+" | |
"LaserJet 4" | |
"LaserJet II" | |
"LaserWriter II NT" | |
"LaserWriter II NTX" | |
"LaserWriter IIf" | |
"LaserWriter IIg" | |
"LaserWriter Personal NTR" | |
"LaserWriter Plus" | |
"LaserWriter Pro 600" | |
"LaserWriter Pro 630" | |
"LaserWriter Pro 810" | |
"LaserWriter Select 310" | |
"LaserWriter Select 320" | |
"LaserWriter Select 360" | |
"Lexmark C720" | |
"Lexmark C750" | |
"Lexmark C910" | |
"Lexmark Optra C710" | |
"Lexmark Optra LaserPrinter" | |
"Lexmark Optra S 1250" | |
"Lexmark Optra S 1255" | |
"Lexmark Optra S 1620" | |
"Lexmark Optra S 1625" | |
"Lexmark Optra S 1650" | |
"Lexmark Optra S 1855" | |
"Lexmark Optra S 2420" | |
"Lexmark Optra S 2450" | |
"Lexmark Optra S 2455" | |
"Lexmark Optra Se 3455" | |
"Lexmark Optra T610" | |
"Lexmark Optra T612" | |
"Lexmark Optra T614" | |
"Lexmark Optra T616" | |
"Lexmark Optra W810" | |
"Lexmark T520" | |
"Lexmark T522" | |
"Lexmark T620" | |
"Lexmark T622" | |
"Lexmark W820" | |
"Phaser 200e" | |
"Phaser 200i" | |
"Phaser 220e" | |
"Phaser 220i" | |
"Phaser 300i" | |
"Phaser 4500DP" | |
"Phaser 4500N" | |
"Phaser 4500X" | |
"Phaser 5500DN" | |
"Phaser 5500DP" | |
"Phaser 5500N" | |
"Phaser 5500X" | |
"Phaser 6250DN" | |
"Phaser 6250DP" | |
"Phaser 6250DT" | |
"Phaser 6250DX" | |
"Phaser 6250N" | |
"Phaser 7300DN" | |
"Phaser 7300DT" | |
"Phaser 7300DX" | |
"Phaser 7300N" | |
"Phaser 740" | |
"Phaser 740E" | |
"Phaser 740P" | |
"Phaser 750DP" | |
"Phaser 750DX" | |
"Phaser 750N" | |
"Phaser 7750DN" | |
"Phaser 7750DX" | |
"Phaser 7750GX" | |
"Phaser 780GN" | |
"Phaser 780N" | |
"Phaser 8400DP" | |
"Phaser 8400DX" | |
"Phaser 8400N" | |
"Phaser 850DP" | |
"Phaser 850DX" | |
"Phaser 850N" | |
"Phaser III PXi" | |
"RICOH Aficio 3035 PS3" | |
"RICOH Aficio 3045 PS3" | |
"RICOH Aficio 3235 PS3" | |
"RICOH Aficio AP400N PS3" | |
"RICOH Aficio AP410N PS3" | |
"RICOH Aficio AP4510 PS3" | |
"RICOH Aficio CL400DN PS3" | |
"RICOH Aficio CL7000 PS" | |
"RICOH Aficio CL7100 PS" | |
"RICOH Aficio CL7200 PS" | |
"RICOH Aficio CL7300 PS" | |
"RICOH Aficio SP C410DN PS3" | |
"RICOH Aficio SP C411DN PS3" | |
"ScriptPrinter" | |
"Xerox DocuPrint N2025" | |
"Xerox DocuPrint N2125" | |
"Xerox DocuPrint N24" | |
"Xerox DocuPrint N2825" | |
"Xerox DocuPrint N32" | |
"Xerox DocuPrint N3225" | |
"Xerox DocuPrint N40" | |
"Xerox DocuPrint N4025" | |
"Xerox DocuPrint N4525" | |
"Xerox WCP 232" | |
"Xerox WCP 238" | |
"Xerox WCP 245" | |
"Xerox WCP 255" | |
"Xerox WCP 265" | |
"Xerox WCP 275" | |
"Xerox WCP 35" | |
"Xerox WCP 45" | |
"Xerox WCP 55" | |
"Xerox WCP 65" | |
"Xerox WCP 75" | |
"Xerox WCP 90" | |
"Xerox WCP C2128" | |
"Xerox WCP C2636" | |
"Xerox WCP C3545" | |
"RICOH IPSiO CX8800 PS3" | |
"RICOH IPSiO NX860e PS3" | |
"RICOH IPSiO SP 6120 PS3" | |
"RICOH IPSiO SP 8100 PS3" | |
"RICOH IPSiO SP C810 PS3" |
前へ | 次へ | 目次 | 索引 |