日本語DECwindows Motif for OpenVMS
アプリケーション開発の手引き
1994年6月 | |
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本書は,DECwindows MotifツールキットにおいてDECが提供するウィジェットに対するプログラミング・ インターフェイスについて説明します。また, 本書ではDECwindows Motifツールキットによる実務的なプログラミングのための情報も紹介します。 | |
オペレーティング・システム: |
日本語OpenVMS AXP V1.5 日本語OpenVMS VAX V6.0 |
ソフトウェア・バージョン: | 日本語DECwindows Motif for OpenVMS V1.2 |
日本ディジタル イクイップメント株式会社 |
1994年6月
本書の著作権は日本ディジタル イクイップメント株式会社(日本DEC)が保有しており, 本書中の解説および図,表はコンパックの文書による許可なしに, その全体または一部を,いかなる場合にも再版あるいは複製することを禁じます。
また,本書に記載されている事項は, 予告なく変更されることがありますので,あらかじめご承知おきください。 万一,本書の記述に誤りがあった場合でも,日本DECは一切その責任を負いかねます。
本書で解説するソフトウェア(対象ソフトウェア)は,所定のライセンス契約が締結された場合に限り, その使用あるいは複製が許可されます。
日本DECは,日本DECまたは日本DECの指定する会社から納入された機器以外の機器で対象ソフトウェアを使用した場合, その性能あるいは信頼性について一切責任を負いかねます。
(c) Digital Equipment Corporation Japan 1994.
All Rights Reserved.
Printed in Japan.
Adobeは米国Adobe Systems社の商標です。
BITSTREAMはBitstream社の商標です。
HelveticaはLinotype AGの商標です。
ITC Avant Garde GothicはInternational Typeface Corporationの商標です。
Open Software Foundation,OSF,OSF/Motif,MotifはOpen Software Foundation社の商標です。
PostScriptは米国Adobe Systems社の商標です。
TimesはLinotype AGの商標です。
1 はじめに
1.1.2 ウィジェットの種類
1.1.3 OSF/Motifツールキットのウィジェット
1.1.4 DECが提供するウィジェット
1.1.5 ツールキットのウィジェットとガジェットのルーチン
1.1.6 アプリケーション開発ツール
1.1.7 UILとMRMを使用した各国語対応
1.1.8 ツールキットIntrinsicsルーチン
1.4.2 DECburgerのアプリケーション階層
1.4.3 形式と機能
1.4.4 機能とコールバックの関連付け
1.4.5 アプリケーションにおけるウィジェット属性の使用
1.4.5.2 見た目の属性
1.4.5.3 コールバック属性
1.4.5.4 ウィジェット属性への値の割当て
1.6 C以外の言語の例
2 DECwindowsアプリケーション・ インターフェイス設計
2.1.2 コールバックの使用
2.1.3 資源についての仮定
2.1.4 適切なウィジェットの選択
2.1.5 DECburgerアプリケーションのウィジェット
2.1.6 DECburgerで使用されるツールキットIntrinsicsルーチン
3 DECwindowsアプリケーションを作成するための有益なヒント
3.2.2 サイズが異なる子の位置合わせ
3.2.3 XmFormウィジェット内のウィジェットのセンタリング
3.2.4 XmFormウィジェットにおけるXmPushButtonの配置
3.4 変更した設定を保管するためのデフォルト・ ファイルの使用
3.5 複数のディスプレイの使用
3.5.2 相互に接続された複数ディスプレイの使用
4.1.2 Helpウィジェットの用語
4.2.1.2 ヘルプ・ライブラリのキー名の指定
4.4.2 Helpウィジェットのメッセージ
4.7 Helpウィジェットの使用
4.7.1.2 コンテキスト依存ヘルプ・ モードに入る
4.10 ツールキットのHelpウィジェット作成ルーチンの使用
5 DECwindows Motifヘルプ・ システムの使用
5.2 ヘルプ・システムの呼び出し
5.3 ヘルプ・ファイル情報
5.4 ヘルプ・ファイル情報- VAX DOCUMENT の例
5.5.2 コンテキスト依存ヘルプ・ モードに入る
5.5.3 ヘルプ・コールバックの指定
6.3 カラー・モデル
6.3.1.2 色選択カラー・モデルを使用しての色の選択
6.3.1.3 補間の使用
6.3.3 RGB配合カラー・モデル
6.3.4 色名指定カラー・モデル
6.3.5 グレー・スケール・ミキサ
6.4.2 Color Displayサブウィジェット
6.4.3 Color Model Option Menu サブウィジェット
6.4.4 Color Mixerサブウィジェット
6.4.5 Push Buttonサブウィジェット
6.4.6 Labelサブウィジェット
6.4.7 Work Areaサブウィジェット
6.4.8 新規の色の値の設定と検索
6.4.9 Color Mixingウィジェットの変更
6.4.9.2 マージンの指定
6.4.9.3 Color Mixingウィジェットのラベル付け
6.4.9.4 Color Displayサブウィジェットの背景色の定義
6.4.9.5 Color Mixingウィジェットへの作業領域の追加
6.4.9.6 色選択カラー・モデルの変更
6.5.2 Color Mixerサブウィジェットの置き換え
6.7.2 Color Mixingウィジェット-「了解」コールバック
6.7.3 Color Mixingウィジェット-「適用」コールバック
6.7.4 Color Mixingウィジェット-「取消」コールバック
6.7.5 Color Mixingウィジェットの作成-ツールキットの例
7.2 Printウィジェットの使用方法
7.3 Printウィジェットの構成要素
7.6 Printウィジェットのリソース
7.6.2 Printウィジェットの機能の追加
7.6.2.2 オプション・メニューへの追加
7.8 ツールキット・ルーチンによるPrintウィジェットの作成
7.9 プリント・ジョブのキューへの登録
8 Compound String Textウィジェットの使用
8.2.1.2 CSTextウィジェットからのコンパウンド・ ストリングの検索
8.2.1.3 テキスト編集の禁止
8.2.1.4 テキストの長さの制限
8.2.2.2 マージンの指定
8.2.2.3 サイズ変更動作の制御
8.2.2.4 スクロール・バーの位置設定
8.2.2.5 テキスト・カーソルの見た目の制御
8.2.2.6 挿入点の位置設定
8.2.2.7 現在の記述方向および編集方向の識別
8.2.4 テキスト選択の処理
8.2.4.2 選択したテキストの検索
8.2.4.3 選択したテキストのクリップボードへの複写
8.2.4.4 選択したテキストのクリップボードからの貼り付け
8.2.4.5 選択したテキストの削除
8.2.4.6 選択に関する位置情報の取得
8.2.4.7 1次選択所有権の判断
8.2.4.8 テキストの選択の取り消し
8.4 CSTextウィジェットの作成
8.4.2 ツールキットのCSTextウィジェット作成ルーチンの使用
9.1.2 選択モード
9.1.3 ツリー・モードのナビゲーション・ ウィンドウ
9.1.4 位置カーソル
9.1.5 項目の強調表示
9.1.6 編集可能なテキスト
9.1.7 選択可能項目
9.1.8 SVNウィジェットの使用可能設定と使用不可能設定
9.1.9 SVNウィジェットの無効化
9.1.10 スクロール・バーの外側の矢印
9.1.11 スクロール・バー・インデックス・ ウィンドウ
9.2.1.2 entry_numberフィールドの理解
9.2.1.3 項目に関する情報の取得
9.2.1.4 階層データとSVNの関連付け
9.2.3 位置カーソルの設定
9.2.4 項目の無効化
9.2.5 ツリー・スタイルの設定
9.2.6 ディスプレイ・モードの設定
9.2.7 項目の座標位置の設定
9.2.8 項目の位置の設定
9.2.9 項目の選択
9.2.10 項目の操作
9.2.11 コラム・モードの項目の操作
9.2.12 項目のフラッシュ
9.2.13 構成要素の操作
9.2.14 項目の強調表示
9.2.15 表示されている項目の取得
9.2.16 項目のドラッグ
9.2.17 ゴースト
9.2.18 項目のフォント・リストの設定
9.3.2 ツリー・モードの円弧幅の設定
9.3.3 ツリー・モード構成要素のセンタリング
9.3.4 ツリー・モードの輪郭
9.3.5 ツリー・モードの項目のシャドウ
9.3.6 ツリー・モードの垂直線
9.5 SVNヘルプ・コールバック
10.2 フォント・フォールバック
10.2.2 フォント・フォールバックの実現
10.2.3 共通フォントの使用
10.2.4 UILによるフォント・フォールバックの実現
10.2.5 ツールキット・ルーチンによるフォント・ フォールバックの実現
10.3.2 マルチヘッド・サーバのサポート
10.3.2.2 XtOpenDisplayルーチンによる画面指定
10.3.4 スクロールするウィンドウの使用
10.3.5 DXmNfitToScreenPolicyリソースの使用
10.3.6 画面が小さい場合のウィンドウの配置
10.4.1.2 ディスプレイの深さ
10.4.1.3 不十分なカラー資源の処理
10.5.2 イメージ・フォーマットの決定
例
1-2 形式と機能
3-1 子を持つXmFormダイアログ- UIL モジュール
3-2 サイズが異なる子の位置合わせ
3-3 XmForm内の子ウィジェットのセンタリング- UIL モジュール
3-4 XmForm内の子ウィジェットの作成- C モジュール
3-5 DXmFormSpaceButtonsEquallyルーチンの呼び出し
3-6 アプリケーションの省略時の値の保管- UIL モジュール
3-7 アプリケーションの省略時の値の保管- C モジュール
3-8 複数の独立したディスプレイの使用- UIL モジュール
3-10 相互に接続された複数ディスプレイの使用
3-11 DXmCreateCursorルーチン
3-12 XtAppAddInputルーチンの使用- UIL モジュール
3-13 XtAppAddInputルーチンの使用- C モジュール
4-1 サンプルのヘルプ・ファイル
4-9 ツールキット・ルーチンによるHelpウィジェットの作成
5-1 DECBURGER_HELP.SDMLヘルプ・ ファイル
6-1 DXmColorMixCallbackStructデータ構造体
6-2 Color Mixingウィジェットの作成- UIL の例
6-3 UILを使用してColor Mixingウィジェットを作成するためのCソース・ コード
6-4 Color Mixingウィジェット-「了解」コールバック
6-5 Color Mixingウィジェット-「適用」コールバック
6-6 Color Mixingウィジェット-「取消」コールバック
6-7 Color Mixingウィジェットの作成-ツールキットの例
7-1 UILによるPrintウィジェットの各種リソースの設定
7-2 プリント・フォーマットの追加
7-3 印刷オプションの追加
7-5 UILによるPrintウィジェットの作成- C サポート
7-6 DXmCreatePrintDialogルーチンの呼び出し
7-7 DXmPrintWgtPrintJobルーチンの呼び出し
8-1 DXmCSTextGetString支援ルーチンの使用
8-5 UILを使用してCSTextウィジェットを作成するためのCのソース
9-2 DXmSvnCallbackStructデータ構造体
9-4 例- svn.uil(UNIX), SVN.UIL(OpenVMS)モジュール
9-5 例- svn.c(UNIX),SVN.C(OpenVMS)モジュール
9-6 例- SVNコールバック
9-7 例- SVN階層データ
10-1 ツールキット・ルーチンによるフォント・ フォールバック
10-2 XVisual.classの検査
10-3 カラー資源の確認
図
2-2 DECburgerのXmMainWindowウィジェット
2-4 DECburgerのXmPulldownMenuウィジェット
2-5 DECburgerのXmFormDialogウィジェット
2-6 DECburgerのXmRadioBoxウィジェット
2-7 DECburgerのXmRowColumnウィジェット
2-9 DECburgerのXmOptionMenuウィジェット
2-11 DECburgerのXmScrolledListウィジェット
2-13 DECburgerのXmFormDialogウィジェット
4-1 サンプルのHelpウィジェット
4-2 Helpウィジェットの構成要素
5-1 Helpウィジェットとヘルプ・ システムのウィンドウの比較
6-1 Color Mixingウィジェットの構成要素(色選択カラー・ モデル)
6-2 Color Mixingウィジェットの構成要素(HLS配合カラー・ モデル)
6-3 Color Mixingウィジェットの構成要素(RGB配合カラー・ モデル)
6-4 Color Mixingウィジェットの構成要素(色名指定カラー・ モデル)
6-5 Color Mixingウィジェットの構成要素(グレー・ スケール・ミキサ)
6-6 スクラッチ・パッドの構成要素
7-1 Printウィジェットのメイン・ ダイアログ・ボックス
9-1 SVNウィジェット
9-2 ツリー・フォーマット
9-3 コラム・フォーマット
表
1-2 Push Buttonウィジェットがサポートしているコールバック属性
3-1 UILで割り当てたリソースの解放
4-1 Helpウィジェットの用語
4-2 OpenVMSライブラリアン・ユーティリティの拡張機能
4-5 Helpウィジェット作成ルーチン
6-1 カラー・モデルの定数
6-3 色選択カラー・モデルの変更
8-3 変換ルーチン
8-4 CSTextウィジェットの作成
9-1 _Nodeデータ構造体
9-2 ユーザが作成するコールバック
9-3 SVNウィジェットの作成ルーチン
10-1 フォント・フォールバック