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Open VMS Alphaオペレーティング・システム 64ビット・アドレッシングおよび VLM機能説明書

Open VMS Alphaオペレーティング・システム
64ビット・アドレッシングおよびVLM機能説明書

AA-QTQ0C-TE
1999年4月
本書は,OpenVMS Alphaがサポートする64ビット仮想アドレッシング,およびVLM(Very Large Memory) について説明します。
改訂/更新情報: 本書は,OpenVMS Alpha V7.1の『OpenVMS
Alpha 64ビット・アドレッシング・ガイド』
に代わる新しいマニュアルです。
オペレーティング・システム: OpenVMS Alphaバージョン7.2
コンパックコンピュータ株式会社

1999年4月

本書の著作権はコンパックコンピュータ株式会社が保有しており,本書中の解説および図, 表はコンパックの文書による許可なしに,その全体または一部を, いかなる場合にも再版あるいは複製することを禁じます。

また,本書に記載されている事項は,予告なく変更されることがありますので, あらかじめご承知おきください。万一,本書の記述に誤りがあった場合でも, コンパックは一切その責任を負いかねます。

本書で解説するソフトウェア(対象ソフトウェア)は,所定のライセンス契約が締結された場合に限り, その使用あるいは複製が許可されます。

(c) Compaq Computer Corporation 1999.

All Rights Reserved.
Printed in Singapore.

UNIXはX/Openカンパニーリミテッドが独占的にランセンスしている米国ならびに他国における登録商標です。

その他の商標および登録商標はすべて該当する商標所有社の所有物です。

原典 OpenVMS Alpha Guide to 64-Bit Addressing and VLM Features
Copyright (c)1999 Compaq Computer Corporation

本書は,日本語 VAX DOCUMENT V 2.1を用いて作成しています。


目次

まえがき

1 はじめに

1.1 64ビット・アドレッシングの使用

1.2 VLM機能の使用

2 仮想アドレス空間の概要

2.1 従来のOpenVMS 32ビット仮想アドレス空間レイアウト

2.2 OpenVMS Alpha 64ビット仮想アドレス空間レイアウト

2.2.1 プロセス・プライベート空間

2.2.2 システム空間

2.2.3 ページ・テーブル空間

2.2.4 仮想アドレス空間のサイズ

2.3 仮想リージョン

2.3.1 P0空間およびP1空間内のリージョン

2.3.2 64ビット・プログラム・ リージョン

2.3.3 ユーザ定義仮想リージョン

3 システム・サービスの64ビット・ アドレッシングのサポート

3.1 システム・サービスに関する用語

3.2 64ビット・アドレスをサポートするシステム・ サービス

3.3 符号拡張チェック

3.4 言語の64ビット・システム・サービスのサポート

3.5 CのNEW STARLET定義

4 メモリ管理VLM機能

4.1 VLM機能の概要

4.2 メモリ常駐グローバル・セクション

4.3 グローバル・セクションのための Fast I/O とバッファ・オブジェクト

4.3.1 $QIOとFast I/Oの比較

4.3.2 バッファのロックの概要

4.3.3 バッファ・オブジェクトの概要

4.3.4 バッファ・オブジェクトの作成と使用

4.4 共用ページ・テーブル

4.4.1 プライベート・ページ・テーブルのメモリ必要量

4.4.2 共用ページ・テーブルおよびプライベート・ データ

4.5 拡張可能なグローバル・ページ・テーブル

4.6 予約メモリ・レジストリ

4.6.1 予約メモリ・レジストリの使用

4.6.1.1 予約メモリ・レジストリ・データ・ ファイル

4.6.1.2 AUTOGEN

4.6.1.3 予約メモリ・レジストリへのエントリの追加

4.6.2 予約メモリ・レジストリからのエントリの削除

4.6.2.1 予約メモリの割り当て

4.6.2.2 予約メモリの解放

4.6.2.3 予約メモリの表示

4.6.2.4 予約メモリの使用

4.6.2.5 予約メモリの復帰

4.6.3 アプリケーション構成

5 64ビット・アドレッシングを対象とするRMSインタフェースの強化

5.1 RAB64データ構造

5.2 64ビットRAB拡張の使用

5.3 ユーザRAB構造をサポートするマクロ

6 ファイル・システムの64ビット・ アドレッシングのサポート

7 OpenVMS Alphaデバイスの64ビット・ アドレッシングのサポート

7.1 $QIOの64ビット・アドレスのサポート

7.2 64ビット・アドレスをサポートするOpenVMSドライバ

7.3 64ビット・アドレスをサポートする機能コード

7.4 SCSIクラス・ドライバ用の64ビットIO$_DIAGNOSE関数

7.4.1 64ビットS2DGB例

8 OpenVMS Alpha 64ビットAPIガイドライン

8.1 クォドワード/ロングワード引数ポインタのガイドライン

8.2 Alpha/VAXガイドライン

8.3 32ビットAPIから64ビットAPIへの拡張

8.4 32ビット・ルーチンおよび64ビット・ルーチンの例

9 64ビット・アドレッシングをサポートするOpenVMS Alpha ツールおよびユーティリティ

9.1 OpenVMSデバッガ

9.2 OpenVMS Alphaシステム・コード・デバッガ

9.3 Delta/XDelta

9.4 OpenVMSランタイム・ライブラリのLIB$およびCVT$機能

9.5 ウォッチポイント・ユーティリティ

9.6 SDA

10 言語およびポインタの64ビット・ アドレッシング・サポート

11 DEC C RTLの64ビット・アドレッシング・ サポート

11.1 DEC Cランタイム・ ライブラリの使用

11.2 メモリを指す64ビット・ ポインタの取得

11.3 DEC Cヘッダ・ファイル

11.4 影響のある関数

11.4.1 ポインタ・ サイズの影響がない関数

11.4.2 両方のポインタ・サイズを受け取る関数

11.4.3 2種類の実装を持つ関数

11.4.4 32ビット・ポインタに制限されている関数

11.5 ヘッダ・ファイルの読み込み

12 MACRO-32プログラミングの64ビット・ アドレッシング・サポート

12.1 64ビット・アドレッシングのガイドライン

12.2 64ビット・アドレッシングのための新規コンポーネントおよび変更されたコンポーネント

12.3 64ビット値の引き渡し

12.3.1 固定長サイズ引数リストでの呼び出し

12.3.1.1 $SETUP_CALL64,$PUSH_ARG64, および$CALL64の使用上の注意

12.3.2 可変サイズ引数リストでの呼び出し

12.4 64ビット引数の宣言

12.4.1 QUAD_ARGSの使用上の注意

12.5 64ビット・アドレス計算の指定

12.5.1 ロングワード操作の折り返し動作への影響

12.6 符合拡張およびチェック

12.7 Alpha命令ビルトイン

12.8 ページ・サイズ依存値の計算

12.9 64ビット・アドレス空間でのバッガの作成および使用

12.10 64Kバイトを越える転送のコーディング

12.11 MACRO-32コンパイラの使用

A 64ビット・アドレッシングのためのCマクロ

DESCRIPTOR64

$is_desc64

$is_32bits

B 64ビット・アドレッシングのためのMACRO-32マクロ

B.1 64ビット・アドレスを操作するマクロ

$SETUP_CALL64

$PUSH_ARG64

$CALL64

B.2 符合拡張とディスクリプタ形式をチェックするマクロ

$IS_32BITS

$IS_DESC64

C 64ビット・プログラム例

D VLMプログラム例

索引

2-1 32ビット仮想アドレス空間レイアウト

2-2 64ビット仮想アドレス空間レイアウト

5-1 RAB64データ構造

7-1 32ビットのOpenVMS SCSI-2 Diagnose Buffer (S2DGB) のレイアウト

7-2 64ビットのOpenVMS SCSI-2 Diagnose Buffer (S2DGB) のレイアウト

7-3 戻りIOSBの形式

8-1 32ビット・ディスクリプタ

8-2 item_list_64a

8-3 item_list_64b

3-1 64ビット・システム・サービス

3-2 _NEW_STARLETプロトタイプが使用する構造体

4-1 ページ・テーブル・サイズ必要量

7-1 $QIO[W]引数の変更

7-2 64ビット・アドレスをサポートするドライバ

7-3 32ビット・アドレスに制限されるドライバ

7-4 64ビット・アドレスが使用できる機能コード

11-1 2種類の実装を持つ関数

11-2 32ビット・ポインタに制限されている関数

11-3 32ビット・ポインタだけを渡すコールバック

12-1 64ビット・アドレッシングのための新規コンポーネントおよび変更されたコンポーネント

12-2 固定サイズ引数リストでの64ビット値の引き渡し


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