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付録 B:DCL整数表現の範囲を超える数値の処理
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DCL ディクショナリ


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PostScript 出力コンバータでの処理オプション

PostScript 出力コンバータは,次のオプションをサポートします。

  • PAPER_SIZE サイズ
    PostScript 出力ファイルをフォーマッティングする時に使用される,用紙のサイズを指定します。 サイズ引数で有効な値を次に示します。

    キーワード サイズ
    A0 841 x 1189 ミリ (33.13 x 46.85 インチ)
    A1 594 x 841 ミリ (23.40 x 33.13 インチ)
    A2 420 x 594 ミリ (16.55 x 23.40 インチ)
    A3 297 x 420 ミリ (11.70 x 16.55 インチ)
    A4 210 x 297 ミリ (8.27 x 11.70 インチ)
    A 8.5 x 11 インチ (216 x 279 ミリメートル)
    B 11 x 17 インチ (279 x 432 ミリメートル)
    C 17 x 22 インチ (432 x 559 ミリメートル)
    D 22 x 34 インチ (559 x 864 ミリメートル)
    E 34 x 44 インチ (864 x 1118 ミリメートル)
    LEDGER 11 x 17 インチ (279 x 432 ミリメートル)
    LEGAL 8.5 x 14 インチ (216 x 356 ミリメートル)
    LETTER 8.5 x 11 インチ (216 x 279 ミリメートル)
    LP 13.7 x 11 インチ (348 x 279 ミリメートル)
    VT 8 x 5 インチ (203 x 127 ミリメートル)


    省略時の設定の用紙サイズは A(8.5 x 11 インチ)です。

  • PAPER_HEIGHT 高さ
    あらかじめ定義されている値以外の,用紙のサイズを指定します。省略時の設定の用紙の高さは 11 インチです。

  • PAPER_WIDTH 幅
    あらかじめ定義されている値以外の,用紙のサイズを指定します。省略時の設定の用紙の幅は 8.5 インチです。

  • PAPER_TOP_MARGIN 上マージン
    用紙の上部のマージン幅を指定します。省略時の設定は 0.25 インチです。

  • PAPER_BOTTOM_MARGIN 下マージン
    用紙の下部のマージン幅を指定します。省略時の設定は 0.25 インチです。

  • PAPER_LEFT_MARGIN 左マージン
    用紙の左のマージン幅を指定します。省略時の設定は 0.25 インチです。

  • PAPER_RIGHT_MARGIN 右マージン
    用紙の右のマージン幅を指定します。省略時の設定は 0.25 インチです。

  • PAPER_ORIENTATION 方向
    出力された PostScript ファイルで使用される用紙の方向を指定します。 方向引数で有効な値を次に示します。

    キーワード 説明
    PORTRAIT 縦向き。用紙の長い方の辺が,垂直軸と並行になる向き。
    LANDSCAPE 横向き。用紙の長い方の辺が,水平軸と並行になる向き。


    省略時の設定は PORTRAIT です。

  • EIGHT_BIT_OUTPUT [ON,OFF]
    PostScript 出力コンバータに,8 ビットで出力するかどうかを指定します。省略時の値は ON です。

  • LAYOUT [ON,OFF]
    DDIF 文書で指定されたレイアウトで処理するかどうかを指定します。省略時の値は ON です。

  • OUTPUT_BUFFER_SIZE 出力バッファ・サイズ
    出力バッファのサイズを指定します。 64 から 256 までの値を指定しなければなりません。省略時の値は 132 です。

  • PAGE_WRAP [ON,OFF]
    下マージンを越えたテキストを,改ページするかどうかを指定します。省略時の値は ON です。

  • SOFT_DIRECTIVES [ON,OFF]
    出力を編集するために,DDIF ファイルのソフト指示文を処理するかどうかを指定します (ソフト指示文は改行,改ページ,タブなどの編集コマンドを指定します)。 PostScript 出力コンバータがソフト指示文を処理すると,省略時の値は ON です。

  • WORD_WRAP [ON,OFF]
    右マージンを越えるテキストのラッピングを行うかどうかを指定します。省略時の値は ON です。OFF を指定すると,テキストは右マージンを越えてしまいます。

ドメイン・コンバータ

入力コンバータのある,CDA をサポートする表ファイル形式に適用させる処理オプションを含む,オプション・ファイルを作成できます。表ファイル形式の例としては,データ・テーブルやスプレッドシートがあります。

表入力ファイルを文書出力ファイルに変換するには, DTIF_TO_DDIF 形式名を使用し,次に処理オプションを指定します。特定の表入力ファイル形式や文書出力ファイル形式への処理オプションに加えて, DTIF_TO_DDIF 処理オプションを指定します。

レポートや他の文書に表のテキスト表現を入れられるように,表入力ファイルを文書出力ファイルに変換したい場合もあります。だたし表入力ファイルを文書出力ファイルに変換すると,セル・ボーダ,ヘッダ,グリッド行,すべての式,およびフォント・タイプが消失することに注意してください。

ドメイン・コンバータは,次のオプションをサポートします。

  • COLUMN_TITLE
    カラム属性のカラム・タイトルを,カラムの上中央に表示します。

  • CURRENT_DATE
    現在の日付と時刻を,ページの左下の隅に表示します。これらは,文書に省略時で設定されている形式に従って表示されます。

  • DOCUMENT_DATE
    文書ヘッダにある文書の日付と時刻を,ページの左上の隅に表示します。これらは,文書に省略時で設定されている形式に従って表示されます。

  • DOCUMENT_TITLE
    文書ヘッダの文書タイトルを,各ページの上中央に表示します。

  • PAGE_NUMBER
    現在のページ番号を,ページの右上の隅に表示します。

  • PAPER_SIZE サイズ
    PostScript 出力ファイルをフォーマッティングする時に使用する,用紙のサイズを指定します。 サイズ引数で有効な値を次に示します。

    キーワード サイズ
    A0 841 x 1189 ミリ (33.13 x 46.85 インチ)
    A1 594 x 841 ミリ (23.40 x 33.13 インチ)
    A2 420 x 594 ミリ (16.55 x 23.40 インチ)
    A3 297 x 420 ミリ (11.70 x 16.55 インチ)
    A4 210 x 297 ミリ (8.27 x 11.70 インチ)
    A5 148 x 210 ミリ (5.83 x 8.27 インチ)
    A 8.5 x 11 インチ (216 x 279 ミリ)
    B 11 x 17 インチ (279 x 432 ミリ)
    B4 250 x 353 ミリ (9.84 x 13.90 インチ)
    B5 176 x 250 ミリ (6.93 x 9.84 インチ)
    C 17 x 22 インチ (432 x 559 ミリ)
    C4 229 x 324 ミリ (9.01 x 12.76 インチ)
    C5 162 x 229 ミリ (6.38 x 9.02 インチ)
    D 22 x 34 インチ (559 x 864 ミリ)
    DL 110 x 220 ミリ (4.33 x 8.66 インチ)
    E 34 x 44 インチ (864 x 1118 ミリ)
    10x13_ENVELOPE 13 x 254 ミリ (15600 x 10 インチ)
    9x12_ENVELOPE 12 x 229 ミリ (14400 x 9 インチ)
    BUSINESS_ENVELOPE 9.5 x 105 ミリ (11400 x 4.13 インチ)
    EXECUTIVE 10 x 191 ミリ (12000 x 7.5 インチ)
    LEDGER 11 x 17 インチ (279 x 432 ミリ)
    LEGAL 8.5 x 14 インチ (216 x 356 ミリ)
    LETTER 8.5 x 11 インチ (216 x 279 ミリ)
    LP 13.7 x 11 インチ (348 x 279 ミリ)
    VT 8 x 5 インチ (203 x 127 ミリ)


    用紙サイズ A(8.5 x 11 インチ) が省略時の設定です。

  • PAPER_HEIGHT 高さ
    あらかじめ定義されている値以外の,用紙のサイズを指定します。省略時の設定の用紙の高さは 11 インチです。

  • PAPER_WIDTH 幅
    あらかじめ定義されている値以外の,用紙のサイズを指定します。省略時の設定の用紙の幅は 8.5 インチです。

  • PAPER_TOP_MARGIN 上マージン
    用紙の上部のマージン幅を指定します。省略時の設定は 0.25 インチです。

  • PAPER_BOTTOM_MARGIN 下マージン
    用紙の下部のマージン幅を指定します。省略時の設定は 0.25 インチです。

  • PAPER_LEFT_MARGIN 左マージン
    用紙の左のマージン幅を指定します。省略時の設定は 0.25 インチです。

  • PAPER_RIGHT_MARGIN 右マージン
    用紙の右のマージン幅を指定します。省略時の設定は 0.25 インチです。

  • PAPER_ORIENTATION 方向
    出力された PostScript ファイルで使用される用紙の方向を指定します。 方向引数で有効な値を次に示します。

    キーワード 説明
    PORTRAIT 縦向き。用紙の長い方の辺が,垂直軸と並行になる向き。
    LANDSCAPE 横向き。用紙の長い方の辺が,水平軸と並行になる向き。


    省略時の設定は PORTRAIT です。


#1
$ CONVERT/DOCUMENT/OPTIONS=MY_OPTIONS.CDA$OPTIONS -
_$MY_INPUT.DTIF/FORMAT=DTIF MY_OUTPUT.DDIF/FORMAT=DDIF

このコマンドは MY_INPUT.DTIF という名前で DTIF 形式の入力ファイルを, MY_OUTPUT.DDIF という名前で DDIF 形式の出力ファイルに変換します。オプション・ファイル MY_OPTIONS.CDA$OPTIONS も指定しています。


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