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物理端末と仮想端末の間の接続を切断します。物理端末との接続が切断された後も,仮想端末およびプロセスはシステムに残存します。

物理端末と仮想端末が接続していなければなりません。


形式

DISCONNECT


パラメータ

なし。

説明

DISCONNECT コマンドを使用して,仮想端末および対応するプロセスから物理端末との接続を切断します。仮想端末とプロセスはシステム上に残るので, CONNECT コマンドを使用して後でそのプロセスに再接続することができます ( 仮想端末,および仮想端末への接続方法についての詳細は,ONNECT コマンドの説明を参照してください )。仮想端末と接続しているプロセスを終了するには, LOGOUT コマンドを使用します。

仮想端末との接続を切断した後,物理端末を使用して再度ログインすることができます。

使用している物理端末が仮想端末に接続している時のみ, DISCONNECT コマンドを使用できます。


修飾子



/CONTINUE

/NOCONTINUE (省略時の設定)

他のプロセスに接続する直前に,現在のプロセスで CONTINUE コマンドを実行するかどうかを制御します。この修飾子を指定すると,プロセスが端末からの入力を必要とするか,または端末に書き込みを行おうとするまで,接続を切断した後も割り込みをかけられたイメージの実行を続けることができます。プロセスが端末からの入力を必要とする時,または端末に書き込みを行おうとする時は,物理端末が仮想端末に再度接続するまで,プロセスは待ち状態になります。

#1
$ DISCONNECT

このコマンドは物理端末と仮想端末との接続を切断しますが,プロセスをログアウトしません。接続を切断した後でも,物理端末を使用して再度ログインできます。

#2
$ RUN PAYROLL
[Ctrl/Y]
$ DISCONNECT/CONTINUE
 

この例で RUN コマンドは,仮想端末に接続している物理端末から発行されています。イメージ PAYROLL.EXE に割り込みをかけられた後,DISCONNECT コマンドを使用して,プロセスをログアウトせずに物理端末と仮想端末の接続を切断します。 /CONTINUE 修飾子を指定しているので,プロセスが端末からの入力を必要とするか,または端末への書き込みを行おうとするまで,イメージ PAYROLL.EXE の実行を続けることができます。プロセスが端末からの入力を必要とする時,または端末に書き込みを行おうとする時は,物理端末が仮想端末に再度接続するまで,プロセスは待ち状態になります。ただし,物理端末を使用して再度ログインし,他の操作を行うことができます。


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