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DCL ディクショナリ


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ターゲット装置上のブート・ブロックを初期化します。

形式

SET BOOTBLOCK [ブート・ファイル]


パラメータ



ブート・ファイル

ターゲット・ディスクに対するブート・ファイルのファイル名を指定します。

ブート・ファイルには,アーキテクチャ固有の省略時の設定があります。 Integrity では,省略時のファイル名は SYS$SYSROOT:[SYS$LDR]SYS$EFI.SYS (SYS$EFI) です。

ブート・ファイルは連続している必要があります。ターゲットのブート・ファイルが連続していない場合は, DCL コマンド COPY/CONTIGUOUS または他の機能的に似た仕組みを使用して,ブート・ファイルの連続したバージョンを再作成します。

また,ディスク・デフラグメンテーション・ツールの動作によるブートストラップ障害を避けるため,ブート・ファイルには, NOMOVE マークを設定する必要があります (DCL コマンド SET FILE/NOMOVE を使用)。


説明

SET BOOTBLOCK コマンドは,指定されたディスクにブート・ブロックを書き込みます。

SET BOOTBLOCK コマンドを使用する代わりに,RUN コマンドで SETBOOT ユーティリティを起動し,必要なすべての入力を逐次入力することもできます。


修飾子



/BLOCK_SIZE=512 (省略時の設定)



/BLOCK_SIZE=2048

ブートストラップ装置に対するターゲット・ブロック・サイズをバイト単位で指定します。

ほとんどのディスク装置では,512 バイトのブロック・サイズが適用されます。 2048 バイトのブロック・サイズは,一般にブート・ブロックを特定の OpenVMS Integrity CD または DVD に書き込む場合にだけ使用します。

/I64

ブート・ブロックに対するターゲット・アーキテクチャとして, OpenVMS Integrity を指定します。 OpenVMS Integrity の省略時のブート・ファイルは, SYS$SYSROOT:[SYS$LDR]SYS$EFI.SYS です。

/PRESERVE=キーワード



/PRESERVE=SIGNATURE

/PRESERVE=SIGNATURE を指定すると,既存の GUID ディスク署名値が保持されます。省略時の設定では,ターゲット・ボリュームに対する新しい署名が生成されます。

現在サポートされているキーワードは,SIGNATURE だけです。


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