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ローカル・ノードのディスクを, OpenVMS Cluster 内のすべてのノードから使用できるようにします。

OpenVMS Cluster 環境下でのみ使用可能です。


形式

SET DEVICE/SERVED ノード名$DDcu:


パラメータ



ノード名$DDcu:

クラスタ内のノードから使用できるようにする,装置の名前を指定します。

説明

SET DEVICE/SERVED コマンドは,大容量記憶制御プロトコル (MSCP) サーバと組み合せて,ローカル・ノード上のディスクをクラスタ内のすべてのノードで使用できるようにするために使用します。ローカル・ノードは,OpenVMS Cluster のメンバでなければなりません。また,ローカル MSCP サーバは,システム生成ユーティリティ (SYSGEN) で起動されていなければなりません。

次の条件では,SET DEVICE/SERVED コマンドは使用できません。

  • フェーズ II シャドウ・セット仮想ユニット提供下において

  • すでにマウントされている装置上において

  • システム・ディスク上において

  • クォーラム・ディスク上において

SET DEVICE/SERVED コマンド文字列は,ローカルのスタートアップ・コマンド・ファイルの一部として含めることができ,またマウント・ユーティリティがそのディスクをマウントしてクラスタ全体を使用可能にする前に,入力することができます。サービスするディスクを Mount ユーティリティでマウントする ( クラスタ全体で使用できるようになる ) 前に入力できます。


#1
$ SET DEVICE/SERVED DRA4:

この例では,ローカル・ノードの DRA4: というディスク装置を,クラスタ内の他のすべてのプロセッサから使用できるようにするために, MSCP サーバに指示を与えます。


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