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現在のプロセスで作成されるファイルに対して,省略時の保護を設定します。

形式

SET PROTECTION [=(コード)]/DEFAULT


パラメータ



コード

現在のプロセスで作成されるファイルに対して省略時に適用される,保護コードを設定します。この保護に優先させるためには, SET SECURITY /PROTECTION コマンドや CREATE コマンドの /PROTECTION 修飾子で明示的に保護を指定しなければなりません。保護コードが指定されない場合には,現在の省略時の設定は変更されません。

保護コードは,以下の組み合せです。

  • 所有者区分− SYSTEM (S), OWNER (O), GROUP (G) または WORLD (W)。各区分は,最初の 1 文字に短縮可能です。

  • アクセス区分−読込み (R), 書込み (W), 実行 (E) または削除 (D)。アクセス区分は,各々の所有者区分に対して指定します。何も指定しない場合は,どのアクセスもできません。

  注意
ディレクトリィやファイルの機密保護属性を再設定する場合は, SET SECURITY/PROTECTION コマンドを使用します。


#1
$ SET PROTECTION=(GROUP:RWED,WORLD:R)/DEFAULT

この SET PROTECTION/DEFAULT コマンドは,省略時の保護を設定します。同じグループに含まれる他のユーザには,すべてのアクセス権を許可し,またすべてのユーザには,読み込みアクセス権を許可しています。システム,および所有者の省略時の保護は,変更されません。


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