表 7-1 カーソル移動の日本語EVEコマンド
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START OF LINE
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現在行の先頭にカーソルを移動する。
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END OF LINE
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現在行の最後にカーソルを移動する。
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MOVE BY WORD
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順方向(Forward)の場合,次の単語の先頭にカーソルを移動する。カーソルが行末にあるときは,次の行の先頭に移動する。
 逆方向(Reverse)の場合,前の単語の先頭にカーソルを移動する。カーソルが行頭にあるときは,前の行の最後に移動する。
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MOVE BY LINE
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順方向(Forward)の場合,現在行の最後にカーソルを移動する。カーソルがすでに行末にあるときは,次の行の最後に移動する。
 逆方向(Reverse)の場合,現在行の先頭にカーソルを移動する。カーソルがすでに行頭にあるときは,前の行の先頭に移動する。
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MOVE BY PAGE
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現在の方向により,次の,あるいは前の改ページ (フォーム・フィード)にカーソルを移動する。現在の方向に改ページが存在しない場合は,バッファの先頭あるいは最後にカーソルを移動する。
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NEXT SCREEN
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現在のウィンドウの行数より1行分少なく,現在のバッファを順方向にスクロールする。たとえば,現在のウィンドウが12行の長さの場合には,
NEXT SCREEN コマンドは11行分だけ順方向に画面をスクロールする。
[Next Screen]キーが
NEXT SCREENコマンドとして定義されている。
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PREVIOUS SCREEN
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現在のウィンドウの行数より1行分少なく,現在のバッファを逆方向にスクロールする。たとえば,現在のウィンドウが12行の長さの場合には,
PREVIOUS SCREEN コマンドは11行分だけ逆方向に画面をスクロールする。
[Prev Screen]キーが
PREVIOUS SCREENコマンドとして定義されている。
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LINE
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現在のバッファの指定した行数の先頭にカーソルを移動する。
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TOP
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現在のバッファの先頭にカーソルを移動する。
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BOTTOM
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現在のバッファの最後にカーソルを移動する。
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BUFFER
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指定したバッファを現在のウィンドウに表示し,カーソルをそのバッファでのもとの編集位置に移動する。指定したバッファが存在しない場合は,新しいバッファを作成し,バッファの先頭にカーソルを移動する。
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NEW
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新しいバッファを作成し,現在のウィンドウに表示する。カーソルは新しいバッファの先頭に移動する。新しいバッファの名前はMAINになる。MAINバッファがすでに存在する場合は,バッファ名の入力をうながすプロンプトが表示される。
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NEXT BUFFER
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次のバッファを現在のウィンドウに表示する。カーソルはそのバッファでのもとの編集位置に移動する。このコマンドを使用すると,バッファ名をタイプせずに,バッファ間を移動できる。
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NEXT WINDOW
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次のウィンドウにカーソルを移動する。カーソルはそのウィンドウのもとの編集位置に移動する。
[GOLD-Next Screen]キーが
NEXT WINDOWコマンドとして定義されている。
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PREVIOUS WINDOW
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前のウィンドウにカーソルを移動する。カーソルはそのウィンドウのもとの編集位置に移動する。
[GOLD-Prev Screen]キーが
PREVIOUS WINDOWコマンドとして定義されている。
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GET FILEまたは
OPEN
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指定したファイルを現在のウィンドウに表示し,カーソルをバッファの先頭に移動する。指定したファイルが存在しない場合は,現在のウィンドウに空バッファを表示する。
  すでに表示したファイルを指定した場合は,そのファイルのバッファのもとの編集位置にカーソルを移動する。
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CHANGE DIRECTION
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現在のバッファの方向を変更する。バッファの方向(Forward/Reverse)はステータス・ラインに表示される。
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FORWARD (省略時設定)
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現在のバッファの方向を順方向(右向き,下向き)にセットする。バッファの方向は,ステータス・ラインに表示される。
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REVERSE
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現在のバッファの方向を逆方向(左向き,上向き)にセットする。バッファの方向は,ステータス・ラインに表示される。
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SET CURSOR BOUND
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カーソルがテキストのある範囲内だけを移動するようにする。カーソルはバッファの使用されていない部分には移動できない。カーソルの動きは,EDT,WPSなどのエディタと同様。
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SET CURSOR FREE
  (省略時設定)
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カーソルをバッファ内のどこにでも移動できるように設定し,そこにテキストを挿入することができる。
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日本語EVEは,カーソルをバッファの先頭に移動し,ユーザがテキストを入力するのを待ちます。次に示すテキストをSCHEDULE.DATファイルに入力すると, [End of file]マーカはバッファ内で下に移動します。
テキストをタイプする前に,バッファが挿入モード(Insert)であるのか,重ね書きモード(Overstrike)であるのかを確認するために,ステータス・ラインを調べてください。