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HP C ランタイム・ライブラリ・リファレンス・マニュアル (下巻)


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直角三角形の斜辺の長さを返します。

形式

#include <math.h>

double hypot (double x, double y);

float hypotf (float x, float y); (Integrity, Alpha)

long double hypotl (long double x, long double y); (Integrity, Alpha)


引数



x

実数値。

y

実数値。

説明

hypot関数は直角三角形の斜辺の長さを返します。ただし,xy は三角形の垂直な辺を表します。長さは次の公式で計算されます。

sqrt(x2 + y2) 

オーバフローが発生すると,戻り値は未定義になり, errnoは ERANGE に設定されます。


戻り値

x 斜辺の長さ。
HUGE_VAL オーバフローが発生したことを示します。 errno は ERANGE に設定されます。
0 アンダフローが発生したことを示します。 errno は ERANGE に設定されます。
NaN x または y が NaN です。 errno は EDOM に設定されます。


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