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HP C ランタイム・ライブラリ・リファレンス・マニュアル (下巻)


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ファイル・ポインタを変更せずに,ファイル内の指定された位置に書き込みを行います。

形式

#include <unistd.h>

ssize_t pwrite (int file_desc, const void *buffer, size_t nbytes, off_t offset);


引数



file_desc

現在書き込みまたは更新用にオープンされているファイルを指すファイル記述子。

buffer

出力データを取り出す,連続領域のアドレス。

nbytes

書き込み操作を行う最大バイト数。

offset

ファイル内の書き込み位置を指定するオフセット。

説明

pwrite関数は,ファイル・ポインタを変更せずにファイル内の指定された位置に書き込みを行うことを除き, writeと同じ動作を行います。 pwriteの最初の 3 つの引数は, writeと同じです。ファイル内の書き込み位置を指定するために, 4 番目の引数 offset が追加されています。

戻り値

n 書き込むバイト数。
-1    失敗すると,ファイル・ポインタは変更されず, pwrite は以下のいずれかの値を errno に設定します。

  • EINVAL -- offset 引数が不正です。値が負です。

  • ESPIPE -- ファイル記述子が,パイプまたは FIFO に対応しています。


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