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OpenVMS マニュアル | 
    
  
 
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HP OpenVMS
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| 目次 | 索引 | 
EXAMINE /VARIANT=POS=3 EXAMINE /VARIANT=POS=(3) ! parentheses unnecessary EXAMINE /VARIANT=(POS=(3)) ! parentheses unnecessary EXAMINE /VARIANT=(POS=3) ! parentheses unnecessary EXAMINE /VARIANT=(POS=foo) ! parentheses necessary EXAMINE /VARIANT=POS=(foo) ! parentheses necessary EXAMINE /VARIANT=(POS=3-1) ! parentheses necessary  | 
関連コマンド
CANCEL TYPE/OVERRIDE
DEPOSIT
DUMP
EVALUATE
SET MODE [NO]OPERANDS
SET MODE [NO]SYMBOLIC
(SET,SHOW,CANCEL) RADIX
(SET,SHOW) TYPE
| #1 | 
|---|
DBG> EXAMINE COUNT SUB2\COUNT: 27 DBG>  | 
このコマンドはモジュール SUB2 の整数変数 COUNT の値を表示します。
| #2 | 
|---|
DBG> EXAMINE PART_NUMBER INVENTORY\PART_NUMBER: "LP-3592.6-84" DBG>  | 
このコマンドは文字列変数 PART_NUMBER の値を表示します。
| #3 | 
|---|
DBG> EXAMINE SUB1\ARR3 SUB1\ARR3 (1,1): 27.01000 (1,2): 31.01000 (1,3): 12.48000 (2,1): 15.08000 (2,2): 22.30000 (2,3): 18.73000 DBG>  | 
このコマンドはモジュール SUB1 の配列 ARR3 にあるすべての要素の値を表示します。ARR3 は,要素数が 2 x 3 個の実数配列です。
| #4 | 
|---|
DBG> EXAMINE SUB1\ARR3(2,1:3) SUB1\ARR3 (2,1): 15.08000 (2,2): 22.30000 (2,3): 18.73000 DBG>  | 
このコマンドは,配列 SUB1\ARR3 の配列断面の要素の値を表示します。この配列断面には,"行" 2 の "列" 1 から 3 が含まれます。
| #5 | 
|---|
DBG> EXAMINE VALVES.INTAKE.STATUS MONITOR\VALVES.INTAKE.STATUS: OFF DBG>  | 
このコマンドはモジュール MONITOR 内のネストされたレコードの構成要素 VALVES.INTAKE.STATUS の値を表示します。
| #6 | 
|---|
DBG> EXAMINE/SOURCE SWAP
module MAIN 
    47:  procedure SWAP(X,Y: in out INTEGER) is
DBG>
 | 
このコマンドはルーチン SWAP が宣言されているソース行 ( ルーチン SWAP の記憶位置 ) を表示します。
| #7 | 
|---|
DBG> DEPOSIT/ASCII:7 WORK+20 = 'abcdefg' DBG> EXAMINE/ASCII:7 WORK+20 DETAT\WORK+20: "abcdefg" DBG> EXAMINE/ASCII:5 WORK+20 DETAT\WORK+20: "abcde" DBG>  | 
この例では,DEPOSIT コマンドは要素 'abcdefg' を 7 バイト長の ASCII 文字列としてシンボル WORK で示される記憶位置から 20 バイト先の記憶位置に格納します。最初の EXAMINE コマンドはその記憶位置にある要素の値を 7 バイト長の ASCII 文字列 (abcdefg) として表示します。 2 番目の EXAMINE コマンドはその記憶位置の要素の値を 5 バイト長の ASCII 文字列 (abced) として表示します。
| #8 | 
|---|
DBG> EXAMINE/OPERANDS=FULL .0\%PC X\X$START+0C: mov r12 = r15 ;; DBG>  | 
Integrity システムでは,このコマンドは現在の PC 値での命令 (MOV) を表示します。 /OPERANDS=FULL を使用すると,最大レベルのオペランド情報が表示されます。
| #9 | 
|---|
DBG> SET RADIX HEXADECIMAL DBG> EVALUATE/ADDRESS WORKDATA 0000086F DBG> EXAMINE/SYMBOLIC 0000086F MOD3\WORKDATA: 03020100 DBG> EXAMINE/NOSYMBOLIC 0000086F 0000086F: 03020100 DBG>  | 
この例では,EVALUATE/ADDRESS コマンドは変数 WORKDATA のメモリ・アドレスが 16 進数の 0000086F であることを示します。 2 つの EXAMINE コマンドはアドレスを WORKDATA にシンボル化するかどうかを制御するために,/[NO]SYMBOLIC を使用してそのアドレスに含まれている値を表示します。
| #10 | 
|---|
DBG> EXAMINE/HEX FIDBLK
FDEX1$MAIN\FIDBLK 
    (1):        00000008 
    (2):        00000100 
    (3):        000000AB
DBG>
 | 
このコマンドは 16 進基数で配列変数 FIDBLK の値を表示します。
| #11 | 
|---|
DBG> EXAMINE/DECIMAL/WORD NEWDATA:NEWDATA+6 SUB2\NEWDATA: 256 SUB2\NEWDATA+2: 770 SUB2\NEWDATA+4: 1284 SUB2\NEWDATA+6: 1798 DBG>  | 
このコマンドは NEWDATA から NEWDATA + 6 バイトで示される記憶位置の範囲内にあるワード整数要素 (2 バイト要素) の値を 10 進基数で表示します。
| #12 | 
|---|
DBG> EXAMINE/TASK SORT_INPUT MOD3\SORT_INPUT: %TASK 12 DBG>  | 
このコマンドは SORT_INPUT という名前のタスク・オブジェクトのタスク ID を表示します。
| #13 | 
|---|
DBG> EXAMINE /VARIANT=(NAME=m,DIS=4,POS=1) x  | 
このコマンドは,最初に遭遇した匿名バリアント・リストについては "m" という名前のフィールドを含んでいるバリアント部を表示し, 2 番目の匿名バリアント・リストについては判別式の値が 4 の部分を表示し,3 番目の匿名バリアント・リストについては最初のバリアント部を表示します。
| #14 | 
|---|
DBG> ex %r9:%r12
    TEST\%R9:     0000000000000000 
    TEST\%R10:    0000000000000000 
    TEST\%R11:    0000000000000000 
    TEST\%SP:     000000007AC8FB70
 
DBG> ex/bin grnat0 <9,4,0>
TEST\%GRNAT0+1: 0110
DBG> 
 | 
整数レジスタの NaT ビットが設定されている場合,デバッガは文字列 "Nat" 表示します。
EXIT | 
デバッグ・セッションを終了するか,またはマルチプロセス・プログラムの 1 つまたは複数のプロセスを終了し,アプリケーション宣言終了ハンドラを実行できるようにします。コマンド・プロシージャまたは DO 句の中で使用し,プロセスを全く指定しないと,その時点でそのコマンド・プロシージャまたは DO 句が終了されます。
EXIT [process-spec[,...]]
process-spec
現在デバッガの制御下にあるプロセスを指定します。次のいずれかの形式で指定します。
[%PROCESS_NAME] process-name スペースや小文字を含まないプロセス名。プロセス名にはワイルドカード文字 (*) を含めることができる。 [%PROCESS_NAME] " process-name" スペースまたは小文字を含むプロセス名。二重引用符 (") の代わりに,一重引用符を (') 使用することもできる。 %PROCESS_PID process_id プロセス識別子 (PID,16 進数)。 [%PROCESS_NUMBER] process-number 
(または %PROC process-number)デバッガの制御下に入ったときにプロセスに割り当てられた番号。新しい番号は,1 から順番に各プロセスに割り当てられる。 EXIT コマンドまたは QUIT コマンドによってプロセスが終了した場合,そのデバッグ・セッション中にその番号が再割り当てされることがある。プロセス番号は SHOW PROCESS コマンドの実行で表示される。プロセスは,組み込みシンボル %PREVIOUS_PROCESS および %NEXT_PROCESS によってインデックスづけできるように,循環リスト内に順序づけされる。 process-set-name DEFINE/PROCESS_SET コマンドで定義された,プロセスのグループを表すシンボル。 %NEXT_PROCESS デバッガの循環プロセス・リスト中で可視プロセスの次のプロセス。 %PREVIOUS_PROCESS デバッガの循環プロセス・リスト中で可視プロセスの前のプロセス。 %VISIBLE_PROCESS シンボル,レジスタ値,ルーチン呼び出し,ブレークポイントなどの検索時に現在のコンテキストになっているスタック,レジスタ・セット,およびイメージを持つプロセス。 
すべてのプロセスを指定するためにワイルドカード文字のアスタリスク (*) を使用することもできます。
EXIT コマンドはプログラムを実行するために使用できる 4 つのデバッガ・コマンドのうちの 1 つです ( 他の 3 つは CALL,GO,STEP です )。デバッグ・セッションを終了するには,パラメータを全く指定しないでデバッガ・プロンプトに対し EXIT コマンドを入力します。これによりセッションが順序正しく終了されます。つまり,プログラムのアプリケーション宣言終了ハンドラ ( もしあれば ) が実行され,次にデバッガの終了ハンドラが実行され ( ログ・ファイルをクローズし,画面とキーパッドの状態を復元するなど ),制御がコマンド・インタプリタに戻ります。そのあとは DCL コマンドの DEBUG や CONTINUE を入力してもプログラムのデバッグを続けることはできません ( デバッガを再起動する必要があります )。
EXIT は任意のアプリケーション宣言終了ハンドラを実行するので,該当する終了ハンドラにブレークポイントを設定することができます。設定したブレークポイントはEXIT と入力すると検出されます。したがって,EXIT を使用して終了ハンドラをデバッグできます。
アプリケーション宣言終了ハンドラを実行しないでデバッグ・セッションを終了するには,EXIT の代わりに QUIT コマンドを使用します。
コマンド・プロシージャや DO 句での EXIT コマンドの使用
デバッガがコマンド・プロシージャの中で ( パラメータを全く指定しないで ) EXIT コマンドを実行すると,制御はそのコマンド・プロシージャを起動したコマンド・ストリームに戻ります。コマンド・ストリームは,端末,外側 ( 当該コマンド・プロシージャを含んでいる側 ) のコマンド・プロシージャ,コマンドまたは画面表示定義での DO 句とすることができます。たとえば,コマンド・プロシージャが DO 句の中から起動された場合には,制御はその DO 句に戻り,そこでデバッガは ( コマンド・シーケンスの中にあれば ) 次のコマンドを実行します。
デバッガは,DO 句の中で ( パラメータを全く指定しないで ) EXIT コマンドを実行すると,その句にある残りのコマンドは無視し,プロンプトを表示します。
マルチプロセス・プログラムをデバッグする場合,EXIT コマンドを使用すればデバッグ・セッションを終了せずに,指定したプロセスを終了できます。プロンプトに対して EXIT コマンドを入力するか,それともコマンド・プロシージャまたは DO 句の中で EXIT コマンドを使用するかにかかわらず,同じ方法と動作が適用されます。
1 つまたは複数のプロセスを終了するには,それらのプロセスをパラメータとして指定して EXIT コマンドを入力します。この結果,指定されたプロセスのイメージが順序正しく終了され,それらのイメージに対応するアプリケーション宣言終了ハンドラが実行されます。その後は,指定したプロセスは SHOW PROCESS/ALL コマンドを実行しても表示されなくなります。SET PROCESS コマンドの結果,指定したプロセスの中に保留状態だったものがある場合,保留状態は無視されます。
指定したプロセスが終了処理を開始すると,保留されていない未指定のプロセスが実行を開始します。実行が開始されると,その実行がどのように継続されるかはユーザが SET MODE [NO]INTERRUPT コマンドを入力したかどうかによって異なります。省略時の設定 (SET MODE INTERRUPT) では,実行はプロセスのどれかで中断されるまで継続します。中断された時点で,イメージを実行していた他のどれかのプロセスで割り込みがかかり,デバッガが入力を促します。
アプリケーション宣言終了ハンドラを実行したり,別の方法で実行を開始したりしないで指定のプロセスを終了するには,EXIT コマンドではなく QUIT コマンドを使用します。
関連コマンド
DISCONNECT
@ (実行プロシージャ)
Ctrl/C
Ctrl/Y
Ctrl/Z
QUIT
RERUN
RUN
SET ABORT_KEY
SET MODE [NO]INTERRUPT
SET PROCESS
| #1 | 
|---|
DBG> EXIT $  | 
このコマンドはデバッグ・セッションを終了し,DCL レベルに戻ります。
| #2 | 
|---|
all> EXIT %NEXT_PROCESS, JONES_3, %PROC 5 all>  | 
このコマンドを実行すると,マルチプロセス・プログラムの 3 つのプロセスが順序正しく終了します。つまり,プロセス・リスト内の可視プロセスの次のプロセス,プロセス JONES_3,プロセス 5 が終了します。指定されたプロセスが終了したあと,制御はデバッガに戻ります。
EXITLOOP | 
中にこのコマンドが入っている 1 つまたは複数の FOR, REPEAT または WHILE のループを終了します。
EXITLOOP [integer]
integer
終了するネストされたループの数を指定する 10 進数の整数。省略時の設定は 1 です。
1 つまたは複数の FOR,REPEAT または WHILE のループを終了するにはこれらのループの中で EXITLOOP コマンドを使用します。関連コマンド
FOR
REPEAT
WHILE
DBG> WHILE 1 DO (STEP; IF X .GT. 3 THEN EXITLOOP)  | 
WHILE 1 コマンドは繰り返すたびに STEP コマンドを実行する無限ループを作成します。STEP が 1 回終わるたびに,X の値がテストされます。 X が 3 より大きい場合には,EXITLOOP コマンドはループを終了します (Fortran の例 )。
EXPAND | 
ディスプレイに対応するウィンドウを拡大または縮小します。
注意 
このコマンドは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。
EXPAND [display-name[,...]]
display-name
拡大または縮小するディスプレイを指定します。次のいずれかを指定できます。
- 定義済みディスプレイ
 SRC
OUT
PROMPT
INST
REG
FREG (Alpha および Integrity のみ)
IREG- DISPLAY コマンドで作成したディスプレイ
 - ディスプレイの組み込みシンボル
 %CURDISP
%CURSCROLL
%NEXTDISP
%NEXTINST
%NEXTOUTPUT
%NEXTSCROLL
%NEXTSOURCE
ディスプレイを指定しないと,SELECT コマンドの設定した現在のスクロール・ディスプレイが選択されます。
/DOWN[:n]
ディスプレイの下の境界を n 行分だけ下に (n が正の値の場合 ),または n 行分だけ上に (n が負の値の場合 ) 移動します。 n を省略すると,境界は 1 行下に移動されます。/LEFT[:n]
ディスプレイの左の境界を n 行分だけ左に (n が正の値の場合 ),または n 行分だけ右に (n が負の値の場合 ) 移動します。 n を省略すると,境界は左に 1 行移動されます。/RIGHT[:n]
ディスプレイの右の境界を n 行分だけ右に (n が正の値の場合 ),または n 行分だけ左に (n が負の値の場合 ) 移動します。 n を省略すると,境界は右に 1 行移動されます。/UP[:n]
ディスプレイの上の境界を n 行分だけ上に (n が正の値の場合 ),または n 行分だけ下に (n が負の値の場合 ) 移動します。 n を省略すると,境界は 1 行上に移動されます。
少なくとも修飾子を 1 つ指定しなくてはなりません。EXPAND コマンドは指定された修飾子 (/UP:[n],/DOWN :[n],RIGHT:[n],/LEFT:[n]) に従ってディスプレイ・ウィンドウの 1 つまたは複数の境界を移動します。
EXPAND コマンドはディスプレイ・ペーストボード上でのディスプレイの順番には影響を及ぼしません。EXPAND コマンドを実行すると,指定したディスプレイで他のディスプレイが見えなくなったり,見えるようになったりします。また,指定したディスプレイが他のディスプレイによって部分的または全体的に見えなくなることもあります。どのようになるかはディスプレイ相互間の順序によります。
PROMPT ディスプレイを除き,どのディスプレイもそれが見えなくなるポイント (そのポイントで "removed" とマークされる) まで縮小できます。そこまで縮小されると,今度はそのポイントから拡大できます。見えなくなるポイントまでディスプレイを縮小すると,そのディスプレイに対して選択された属性を失うことになります。PROMPT ディスプレイは水平方向には縮小も拡大もできませんが,垂直方向には 2 行分縮小できます。
ウィンドウの境界は上方向には画面の辺までしか拡大できません。ウィンドウの左と上の境界はディスプレイのそれぞれ左辺と上辺を超えて拡大することはできません。右の境界はディスプレイの左辺から 255 列まで拡大できます。ソース・ディスプレイまたは機械語命令ディスプレイの下の境界は,下方向にはディスプレイの下辺まで (ソース・モジュールまたはルーチンの命令の端) しか拡大できません。レジスタ・ディスプレイはそのフル・サイズを超えて拡大することはできません。
EXPAND コマンドに対応するキー定義のリストについては,ヘルプ・トピックの Keypad_Definitions_CI を参照してください。また,現在のキー定義を調べるには SHOW KEY コマンドを使用してください。
関連コマンド
DISPLAY
MOVE
SELECT/SCROLL
(SET,SHOW) TERMINAL
| #1 | 
|---|
DBG> EXPAND/RIGHT:6  | 
このコマンドは現在のスクロール・ディスプレイの右の境界を右に 6 列移動します。
| #2 | 
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DBG> EXPAND/UP/RIGHT:-12 OUT2  | 
このコマンドは OUT2 ディスプレイの上の境界を上に 1 行,右の境界を左に 1 2 列移動します。
| #3 | 
|---|
DBG> EXPAND/DOWN:99 SRC  | 
このコマンドは SRC ディスプレイの下の境界を画面の下辺まで降ろします。
| 目次 | 索引 | 
      
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