日本語OpenVMS
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ユーザ・キー定義 利用者の手引き
第 1 章 ユーザ・キー定義ライブラリ (IMLIB) の概要
IMLIBは,かな漢字変換のキー定義を,ユーザが自分の好みにあわせて変更するためのライブラリです。IMLIBを使って作成されたアプリケーションでは,文字入力におけるかな漢字変換のキー定義を,ユーザが好みにあわせて変更することができます。また,複数のアプリケーションで共通のキー定義を使用することができます。
ユーザ・キー定義は,IMLIBを使ったアプリケーションにのみ有効です。使用しているアプリケーションにおいてユーザ・キー定義が使えるかどうかは,個々のアプリケーションのマニュアルを参照してください。
IMLIBによるユーザ・キー定義を使用するにあたってユーザが知っておかなければならないものは以下のとおりです。
- PROFILE
かな漢字変換を行うときに必要となる情報のうち,キー定義以外のものがこのファイルに書かれます。PROFILEファイルは標準のものが提供されますが,ユーザが自分の好みにあわせて変更することもできます。
たとえば,変換中のビデオ属性は,PROFILEファイルを使ってユーザが指定することができます。これによって現在の文節を反転表示にしたり,下線付き表示にしたり,好みにあわせて変更できます。次に説明するKEYBINDファイルの指定もPROFILE ファイルの中で行います。
- KEYBINDファイル
かな漢字変換のキー定義を行うファイルです。KEYBINDファイルには「テキスト形式」と「バイナリ形式」があり,ユーザはテキスト形式で作成した後,KEYBINDコンパイラでバイナリ形式に変換しなければなりません。
- KEYBINDコンパイラ
テキスト形式のKEYBINDファイルをバイナリ形式のKEYBINDファイルに変換するときに使います。
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