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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMS ドキュメント
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目次
まえがき
第 1 部: 日本語 DECwindows Motif のインストレーション
第 1 章:インストレーションの準備
第 2 章:日本語 DECwindows Motif のインストレーション
第 3 章:インストレーション後の作業
第 4 章:インストレーション/アンインストレーション実行例
第 5 章: エラー発生時の対処
第 2 部:標準版 DECwindows Motif のインストレーション
第 6 章:インストレーションの準備
第 7 章:POLYCENTERソフトウェア・インストレーション・ユーティリティの使用方法
第 8 章:ソフトウェア・インストレーション完了後の作業
第 9 章:DECwindows Motif ソフトウェアの管理
付録 A :POLYCENTERソフトウェア・インストレーション・ユーティリティを使用したインストレーション実行例
付録 B :ソフトウェア・コンポーネントとバージョンの確認
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日本語 HP DECwindows Motif for OpenVMS

日本語 HP DECwindows Motif for OpenVMS
インストレーション・ガイド


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許容範囲のパフォーマンスで DECwindows Motif を実行できるように,ページ・ファイルのサイズには,システムの仮想メモリを扱うことができるだけの十分な大きさが必要です。ページ・ファイルの最適サイズは,システムに搭載している物理メモリ量,アプリケーションの負荷など,各種要因に依存します。

通常は,FEEDBACK を指定して AUTOGENを実行し,システムの使用パターンに基づいたページ・ファイルのサイズを計算させます。 FEEDBACK を指定して AUTOGEN を実行するには,次のDCLコマンドを入力します。

$ @SYS$UPDATE:AUTOGEN SAVPARAMS REBOOT FEEDBACK 

また,SYSGENユーティリティを実行して,あるいは
SYS$UPDATE:SWAPFILES.COMコマンド・プロシージャを使用して,ページ・ファイルのサイズを増やすこともできます。

ページ・ファイルのサイズの設定手順および AUTOGENの実行手順についての詳細は,『OpenVMS システム管理者マニュアル』の AUTOGEN ユーティリティの節および『OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』のAUTOGEN ユーティリティの節を参照してください。パフォーマンスのチューニング全般については,『OpenVMS Performance Management』を参照してください。

8.5.4 AUTOGENユーティリティによるシステム・パラメータの変更

AUTOGENユーティリティを使用して,システム・パラメータを変更します。 AUTOGENは,ユーザがマニュアル操作でリセットした値に対応するパラメータの値を自動的に調整します。 AUTOGEN を使用してシステム・パラメータを変更するには, SYS$SYSTEM:MODPARAMS.DATファイルを編集してください。

このファイルに入っているパラメータ値を変更するには,そのパラメータに対応する現在値を削除し,新しい値を入力してください。

グローバル・ページおよびグローバル・セクションなどのパラメータの現在の値を増やす場合は,パラメータ名にプリフィックス ADD_ を付けて値を指定した 1 行をファイルに追加します。次の例では,グローバル・ページの値に 30,000 を追加しています。

ADD_GBLPAGES = 30000

変更をすべて入力したらファイルの編集を終了し, AUTOGENユーティリティを実行してシステム・パラメータを再度計算します。次のコマンドを入力して,システム・パラメータを再度計算し,システムをリブートします。

$ @SYS$UPDATE:AUTOGEN GETDATA REBOOT

REBOOTを指定すると, AUTOGENユーティリティが自動的にシステムをシャットダウンした後,システムを再ブートします。シャットダウン中にシステムにログインしたユーザは,シャットダウン時に自動的にシステムから切断されます。自動再ブートにより,新しいパラメータ値が有効となります。

AUTOGENの使用法についての詳細は,『OpenVMS システム管理者マニュアル』の AUTOGENユーティリティの項および『OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』のAUTOGENの項を参照してください。


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