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OpenVMS マニュアル |
日本語HP DECprint Supervisor (DCPS) for OpenVMS
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この章では,日本語DECprint Supervisor に影響を与えることが確認されているその他の問題,ならびにその問題を処理する必須パッチ・キット (ECO) についての情報を提供します。その他のバージョン用のパッチ・キットが提供されている場合もありますが,ここでは,サポートされるバージョンの OpenVMS のパッチ・キットを示します。
必須パッチ・キットは,次のいずれかの方法で入手することが可能です。
注意 この章には,日本語 DCPS ではサポートしていない OS バージョンについての情報も含まれています。 |
7.1 時刻変更後のDCPSプロセスによるCPU時間の消費 |
特定の状況において, DCPS シンビオント・プロセスが CPU 時間を過剰に消費する場合があります。たとえば,標準時の夏時間調整のために時刻を進めた場合に, DCPS などのマルチスレッド・プロセスは急な CPU ループに入ります。この問題はプロセスを停止させ,再起動することにより解決できます。
下記のパッチを適用することで,次回の夏時間調整時に同じ問題が発生するのを回避できます。
時間の同期に DTSS を使用する場合は,以下の DECnet のパッチも適用しておく必要があります。
%%%%%%%%%%% OPCOM 26-SEP-2002 09:33:42.58 %%%%%%%%%%% Message from user SYSTEM on LATEST %QMAN-I-QUENOTSTART, queue TEST4 could not be started on node LATEST %%%%%%%%%%% OPCOM 26-SEP-2002 09:33:42.58 %%%%%%%%%%% Message from user SYSTEM on LATEST -QMAN-I-QUEAUTOOFF, queue TEST4 is now autostart inactive %%%%%%%%%%% OPCOM 26-SEP-2002 09:33:42.58 %%%%%%%%%%% Message from user SYSTEM on LATEST -SYSTEM-F-IVDEVNAM, invalid device name |
この問題は下記のパッチ・キットで解決できます。
%DCPS-F-STREAMUSE, Request 4 for Stream Id n ignored. Not consistent with symbiont state |
ハング状態から回復するには,Ctrl/Y を押して DCL プロンプト表示に戻り,続いて再度 STOP /QUEUE /RESET を実行し,数秒待ってから再度キューを起動するようにします。この問題を回避するには, Queue Manager アップデートをインストールしてください。
OpenVMS ターミナル・ドライバに問題があり, OpenVMS システムのシリアル・ポートに接続したプリンタが I/O エラーを通知する場合があります。この問題は,使用しているシリアル・ポートの種類に依存していますが, OpenVMS Alpha V6.2 〜 V7.0 および OpenVMS VAX V5.5 〜 V7.0 で発生します。
問題は,プリンタのデータ消失防止用の XOFF 要求に対して,ターミナル・ドライバの応答が遅くなる場合があることです。この問題は OpenVMS Alpha V7.1 で解消されました。
この問題は,次のパッチ・キットで解消されます。
7.4 シリアル接続プリンタの I/O エラー
注意
日本語 DCPS では,この制限事項の対象となる OS バージョンはサポートしていません。
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