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OpenVMS マニュアル | 
    
  
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 日本語 OpenVMS 
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この章では,FIP/SUB の使用例を示します。
 
 
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9.1 FIP/SUBの起動,日本語入力および終了
![]()
    $ INPUT START/SUBPROCESS 
    Creating subprocess... 
    Process INASAWA_1 spawned 
    Enter LOGOUT command to exit. Type CTRL ` to enter Kanji. 
    $ 
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上記の例のように,FIP/SUBを起動するとサブプロセスが作られ,コマンドの入力およびプログラムの実行が可能になります。
例えば SEARCH コマンドの検索文字列として日本語文字列を指定する場合はつぎのようになります。
    $ SEARCH NIHONGO.TXT " 
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ここで [Ctrl/`] を押すと,カーソルが変換入力行に移動し
    変換入力 : 
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とプロンプトが表示されます。ローマ字/かな漢字変換により日本語文字列を入力することができます。
    変換入力 : 今日は 
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[Return]キーを押すことによりカーソルが元の画面位置に戻り,コマンド行に入力した日本語文字列が表示されます。
    $ SEARCH NIHONGO.TXT "今日は 
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二重引用符を閉じます。これで SEARCH コマンドを実行できます。
    $ SEARCH NIHONGO.TXT "今日は" [Return]
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FIP/SUBを終了するには LOGOUT コマンドを入力します。
    $ LOGOUT 
      Process INASAWA_1 logged out at 20-JAN-1994 15:34:23.06 
    Control returned to process INASAWA 
    $ 
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 FIP/SUB起動の際に,/CONVERSION_KEYを指定すると,変換入力を開始するキーを指定することができます。
 
 
 
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9.2 変換開始キーの指定
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VT282の場合には,[F6] から 
[F20] までのファンクション・キーを変換開始キーとして指定できます。例えば, 
[F20] キーを変換開始キーとして指定する場合は,次のように指定します。
 
    $ INPUT START/SUBPROCESS/CONVERSION_KEY=F20\& 
    Creating subprocess... 
    Process INASAWA_1 spawned 
    Enter LOGOUT command to exit. Type F20 to enter Kanji. 
    $ 
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9.3 プロファイルの指定
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FIP/SUB起動の際に,/PROFILE を指定することにより,FIP/SUBでかな漢字変換の動作を決定するプロファイルを指定することができます。詳しくは『ユーザ・キー定義 利用者の手引き』を参照してください。この例では数字キーパッドでかな漢字変換を行うために,システムで提供されている IM$PROFILE_LEIA.DAT を指定しています。
    $ INPUT START/SUBPROCESS/PROFILE=IM$PROFILE_LEIA 
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    $ INPUT START/SUBPROCESS/LINE=24 
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DEC漢字を使用しているアプリケーションをシフトJIS端末から使用したい場合には,次のように指定します。
    $ INPUT START/SUBPROCESS/CODE=(SHIFT_JIS,TERMINAL) 
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もし,シフトJIS端末の BS キーを DELETE キーとして使用したいときには次のように指定します。
    $ INPUT START/SUBPROCESS/CODE=(SHIFT_JIS,TERMINAL,DELETE=BS) 
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 DEC漢字端末から,シフトJISを使用するアプリケーションの実行,または,シフトJISを使用するパソコン通信等への接続をしたい場合には次のようにします。
 
 
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9.6 シフトJISホストの使用
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    $ INPUT START/SUBPROCESS/CODE=SHIFT_JIS 
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