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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMS ドキュメント
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タイトルページ
目次
まえがき
第 1 章:Advanced Serverソフトウェアをインストールする前に
第 2 章:Advanced Server ソフトウェアのインストレーション
第 3 章:Advanced Serverの構成
第 4 章:スタンドアロンLicense Serverの構成と起動
第 5 章:Advanced Serverのインストール後の処理
第 6 章:ワイド・エリア・ネットワークの実装
第 7 章:Advanced Serverソフトウェアの削除
付録 A :インストレーションおよびアップグレードのチェックリスト
付録 B :Advanced Server のインストレーションおよび構成の例
付録 C :スタンドアロンLicense Serverのインストレーションと構成の例
付録 D :外部認証ソフトウェアのインストレーションの例
付録 E :Advanced Server ファイルおよびオンディスク構造
付録 F :Advanced Server 論理名
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日本語 Advanced Server for OpenVMS

日本語 Advanced Server for OpenVMS
インストレーションおよび構成ガイド


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DECnet-Plusの状態を確認するには,次のコマンドを入力します。

$ SHOW LOGICAL NET$STARTUP_STATUS 

  • DECnet-Plusが実行中の場合,次のように表示されます。

    "NET$STARTUP_STATUS" = "RUNNING-ALL" (LNM$SYSTEM_TABLE) 
    

  • DECnet-Plusが実行中でない場合は,次のコマンドを入力して起動します。

    $ @SYS$STARTUP:NET$STARTUP 
    

詳細については,DECnet製品のドキュメントを参照してください。

1.8.13 ステップ13: TCP/IPの状態の確認

TCP/IPトランスポートを使用しようとする場合は,TCP/IPが実行され,PWIPドライバがロードされていることを確認します。プロシージャは,どのTCP/IP製品を使用しているかによって異なります。詳細については,インストールされているTCP/IP製品のドキュメントを参照してください。

たとえば,日本語 TCP/IP Services for OpenVMS V5.0 がインストールされている場合,次のコマンドを入力することにより,PWIPドライバを手動で起動することができます。

$ @SYS$STARTUP:TCPIP$PWIP_STARTUP.COM 

この代わりに,TCP/IPの起動時にPWIPドライバが自動的に起動するよう,構成プロシージャTCPIP$CONFIG.COMを使用してTCP/IP Services for OpenVMSサービスを構成することができます。

インストレーションの完了後,構成マネージャを使用することにより, TCP/IPを使用するように日本語 Advanced Server for OpenVMS を構成することができます。この処理は,構成プロシージャ(PWRK$CONFIG)の実行中,またはサーバの構成後に行うことができます。前者の場合には,PWRK$CONFIG により構成マネージャを起動するオプションが示されます。後者の場合は,DCLプロンプトでADMINISTER/CONFIGコマンドを入力することにより,構成マネージャを起動できます。

1.8.14 ステップ 14: 既存のOpenVMS Serverのイメージおよびファイルがあるかどうかの確認

次の事項を確認してください。

  1. ローカル・システムで実行中の Advanced Server ( PATHWORKS Advanced Server および日本語 Advanced Server for OpenVMS ) イメージ,または PATHWORKS V5 for OpenVMS (LAN Manager) イメージがない。クラスタ内では,PATHWORKS OpenVMS サーバまたは日本語 Advanced Server for OpenVMS の以前のバージョンが実行されていてはなりません。

  2. PATHWORKS for OpenVMS (NetWare) キットによるファイルがシステム・ディスクにない。そのようなファイルが存在する場合は, SYS$UPDATE:PWVN$DEINSTAL.COM ( PATHWORKS for OpenVMS (NetWare) キットに含まれる) を使用してそれらのファイルを削除します。

  3. PATHWORKS Advanced Server または日本語 Advanced Server for OpenVMS キットによるファイルがSYS$SPECIFICディレクトリ・ツリー内にない。

POLYCENTER Software Installation ユーティリティがこれらの条件のいずれかが存在することを検出し,上記のイメージまたはファイルが見つかると,ユーザに通知します。

1.8.15 ステップ15: OpenVMS Cluster構成の確認

Advanced Server は,複数のOpenVMS Alpha Clusterメンバ上で実行することができます。これには,次の手順を行います。

  1. TCP/IPトランスポートを使用しようとする場合は, Advanced Server を実行するすべてのクラスタ・メンバが同じTCP/IPサブネット内にあることを確認します。

  2. PATHWORKS for OpenVMS,PATHWORKS V5 for OpenVMS (LAN Manager),または日本語 Advanced Server for OpenVMS の以前のバージョンがいずれかのクラスタ・メンバ上で実行されている場合は,そのサーバを停止します。クラスタ内にある Advanced Server の以前のバージョンについての詳細は,「 第 1.1.2.2 項, OpenVMS Clusterのアップグレード 」を参照してください。
    外部認証を提供するために,できるだけ外部認証ソフトウェアをクラスタ内のすべてのノードにセットアップしてください。 OpenVMSファイル・サーバを実行しないノードに外部認証サポートをセットアップするには,「 第 5.7 節, 外部認証のセットアップ 」を参照してください。

  3. Advanced Server をインストールする各システムで,この章で説明したタスクを完了します。
    複数のシステム・ディスクを使用するクラスタ構成では, OpenVMS Registry Server が共通レジストリ・データベースを使用するように構成しなければなりません。詳細については,「 第 1.8.5 項, ステップ5: OpenVMS Registry Serverの起動 」を参照してください。
    ファイル・サーバおよびプリント・サーバとして使用するそれぞれのクラスタ・メンバで,「 第 3 章, Advanced Serverの構成 」で説明するように, Advanced Server 構成コマンド・プロシージャ(PWRK$CONFIG.COM)を実行します。これにより,各ノードで適切なパラメータが設定されサーバを実行するのに十分なリソースを持つようになります。

  4. Advanced Server を実行するすべてのクラスタ・メンバは,次の共通のものを共有しなければなりません。

    • システムの利用者登録ファイル (SYSUAF.DAT)

    • ライトリスト・ファイル (RIGHTSLIST.DAT)

    • OpenVMS レジストリ・データベースの位置 (SYS$REGISTRY:)

    • Advanced Server データ・ディレクトリの位置 (PWRK$COMMONROOT:)

Advanced Server をOpenVMS Cluster メンバにインストールするとき,次の両方の条件があてはまる場合は,サーバをシャットダウンし,サーバを実行しているシステムをリブートする必要があります。

  1. クラスタ内の 2 つ以上のシステム・ディスクに Advanced Server がインストールされている。

  2. Advanced Server が,インストレーションが行われているシステム・ディスク以外のシステム・ディスクからブートされた 1 つ以上のクラスタ・メンバですでに実行されている。



1.9 次のステップ

Advanced Server をインストールするには,「 第 2 章, Advanced Server ソフトウェアのインストレーション 」の手順に従います。


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