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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMSマニュアル
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目次
まえがき
第 1 部:入門編
第 1 章:日本語EVEのセットアップ
第 2 章:ローマ字入力
第 3 章:カナ入力
第 4 章:漢字変換
第 5 章:文章の作成例(入門編まとめ)
第 2 部:実践編
第 6 章:漢字かな交じり文に変換
第 7 章:文節の拡大/縮小
第 8 章:入力間違いの修正
第 9 章:半角英数字の入力
第 3 部:日本語 応用編
第 10 章:記号とコードの入力
第 11 章:罫線入力
第 12 章:図表の作成例(応用編まとめ)
付録 A :変換キー一覧
付録 B :変換対応表
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日本語EVE かな漢字変換入門

日本語EVE かな漢字変換入門


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第 6 章
漢字かな交じり文に変換しましょう

この章では,文章を一気に変換させる方法を説明します。

今まで学んだ変換は,1文節の単語の変換でした。 2文節以上の文章も,同じように変換キー(スペース・バー)を使って変換します。 1回の変換で期待した変換結果が得られなかった場合は,文節ごとに再変換したり部分確定したりすることができます。

6.1 複文節の変換

次の例文の変換してみましょう。

《例文の入力》

例文として,次の文章を入力してください。


  1. 変換キー(スペース・バー)を押します
    次のように変換されます。

  2. [Return]キーを押します
    変換を確定します。

この例文は,1回の変換で出したい漢字がでました。このようなときには,[Return] キーで変換を確定します。1回の変換で期待した変換結果が得られないときには,次の節を参照してください。



6.2 部分確定

入力した文字の中に,同音異義語を持っている漢字があると,1回の変換では期待した変換結果が得られないことがあります。このようなときには,1文節ごとに,再変換して確定していきます。

また,漢字に変換されてしまった字を,ひらがなやカタカナに再び変換したいときも,同じ方法を使います。

複文節変換のときには,変換の対象となる文節が反転表示されます。文節が期待したとおりに区切られない場合は, 第 7 章 を参照してください。

《例文の入力》

例文として,次の文章を入力してください。


変換キー(スペース・バー)を押すと,次のように変換されます。


この変換では,"蛙"と出したかったのに,文末が"帰る"と変換されています。

《操作方法》

つぎに,複文節を再変換する方法について説明します。

1."蛙の"と"子は"を部分確定します

"蛙の"が反転表示されている状態で,[↓]キーを押します。


"蛙の"が確定し,次の文節"子は"が反転表示されます。


同じように[↓]キーで,"子は"を確定します。


"帰る"が反転表示されています。

2."帰る"を"蛙"に変換し直します

"帰る"が反転表示されているときに,スペース・バーを何度か押して"蛙"に再変換します。


3.最後に[Return]キーで確定してください



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