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OpenVMS マニュアル |
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日本語EVE かな漢字変換入門
複文節を変換したときに,文節の切れ目が期待したとおりに区切られず,予想外の変換結果になることがあります。このようなときは,[←],[→]キーを使って文節の切れ目を変更し,変換結果を訂正することができます。 たとえば「そぼろ煮」が「祖母ろに」に変換されてしまうような場合です。これは「そぼろ」をひとつの文節として,日本語EVEが変換しなかったためです。この章では,[←],[→]キーを使って文節を拡大/縮小し,正しく変換する方法について説明します。
例文で練習してみましょう。 《例文の入力》 例文として,次の文章を入力してください。 スペース・バーを押して変換させます。 "習うは一生"と変換したかったのですが,"なら鵜は一生"というおかしな変換になりました。文節を訂正して,正しく変換しましょう。
《操作方法》
文節を縮小するには,[←]キーを使用します。 《例文の入力》 例文として次の文を入力します。 スペース・バーを押して変換します。 画面に注目してください。今,反転表示されている部分は,"好きこそも"です。これを1文節として日本語EVEが判断しているため,次の文節が"野の"というおかしな変換になってしまいます。 そこで"好きこそも"の文節を短くして,"好きこそ物の上手なれと"正しく変換させましょう。
《操作方法》
[←],[→]キーを使って文節の長さを変えるときに,ついうっかりカーソルを押しすぎてしまうことがあります。カーソルを戻すことは簡単です。
●[←]キーを使ってカーソルを戻す●
[←]キーを2回押して反転表示を"ならう"まで短くします。
第 7.2 節 "文節の縮小"では,反転表示の部分を"すきこそも" から"すきこそ"にしようとしています。
[→]キーを2回押して反転表示を"すきこそ"まで長くします。
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