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OpenVMS マニュアル |
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HP OpenVMS
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LOCALE LOAD |
指定されたロケール名を,共用の読み込み専用グローバル・データとして,システムのメモリにロードします。
LOCALE LOAD locale_identifier
locale_identifier
必須。ロードするロケールを識別する文字列。次のいずれかを指定します。
- 公用のロケール名
これは,次の形式で指定します。
language_country.codeset[@modifier]
LOCALE LOADは,論理名SYS$I18N_LOCALEで定義される位置で,公用のロケール・バイナリ・ファイルを検索します。デフォルトのファイル・タイプは.LOCALEです。指定された名前で使用されているピリオド(.)およびアットマーク(@)は,アンダスコア(_)文字に置き換えられます。
たとえば,指定された名前が"zh_CN.dechanzi@radical"の場合, LOCALE LOADは,次のバイナリロケール・ファイルを検索します。
SYS$I18N_LOCALE:ZH_CN_DECHANZI_RADICAL.LOCALE- ファイルの名前
バイナリのロケール・ファイルを指定します。ファイル指定として有効であれば,どのようなファイル指定でもかまいません。デバイスまたはディレクトリが指定されていない場合,LOCALE LOADは,現在の呼び出し側のデバイスおよびディレクトリを,デフォルトの設定として最初に適用します。これでファイルが見つからない場合, SYS$I18N_LOCALE論理名で定義されるデバイスおよびディレクトリが,デフォルトの設定として使用されます。なお,デフォルトのファイル・タイプは.LOCALEです。
ワイルドカードは使用できません。また,バイナリのロケール・ファイルは,遠隔ノードに置くことはできません。
なし
LOCALE LOAD コマンドは,指定されたロケール名を,いくつかの共用読み込み専用グローバル・セクションとして,システムのメモリにロードします。ロードされたロケールにアクセスするプロセスはすべて,ロケールの1つのコピーを使用するため,システム・メモリ全体に対する需要が抑制されます。この DCL コマンドは特権付きであり,通常はシステム管理者が実行します。この場合,次の特権が必要です。
- SYSGBL
- PRMGBL
#1 |
---|
$ LOCALE LOAD JA_JP_DECKANJI |
これは,JA_JP_DECKANJI ロケールをロードする例です。
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