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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMS ドキュメント
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タイトルページ
目次
まえがき
第 1 章:概要
第 2 章:ロケールファイルの形式
第 3 章:文字セット記号ファイル
第 4 章:コマンド・リファレンス
 ≫ GENCAT
 ≫ ICONV COMPILE
 ≫ ICONV CONVERT
 ≫ LOCALE COMPILE
 ≫ LOCALE LOAD
 ≫ LOCALE UNLOAD
 ≫ LOCALE SHOW CHARACTER_DEFINITIONS
 ≫ LOCALE SHOW CURRENT
 ≫ LOCALE SHOW PUBLIC
 ≫ LOCALE SHOW VALUE
 ≫ zic
付録 A:日本語ロケール
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HP OpenVMS
HP C 国際化ユーティリティ・リファレンス・マニュアル


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指定されたロケール名を,共用の読み込み専用グローバル・データとして,システムのメモリにロードします。

形式

LOCALE LOAD locale_identifier


パラメータ



locale_identifier

必須。

ロードするロケールを識別する文字列。次のいずれかを指定します。

  • 公用のロケール名
    これは,次の形式で指定します。

    language_country.codeset[@modifier]
    


    LOCALE LOADは,論理名SYS$I18N_LOCALEで定義される位置で,公用のロケール・バイナリ・ファイルを検索します。デフォルトのファイル・タイプは.LOCALEです。指定された名前で使用されているピリオド(.)およびアットマーク(@)は,アンダスコア(_)文字に置き換えられます。
    たとえば,指定された名前が"zh_CN.dechanzi@radical"の場合, LOCALE LOADは,次のバイナリロケール・ファイルを検索します。
    SYS$I18N_LOCALE:ZH_CN_DECHANZI_RADICAL.LOCALE

  • ファイルの名前
    バイナリのロケール・ファイルを指定します。ファイル指定として有効であれば,どのようなファイル指定でもかまいません。デバイスまたはディレクトリが指定されていない場合,LOCALE LOADは,現在の呼び出し側のデバイスおよびディレクトリを,デフォルトの設定として最初に適用します。これでファイルが見つからない場合, SYS$I18N_LOCALE論理名で定義されるデバイスおよびディレクトリが,デフォルトの設定として使用されます。なお,デフォルトのファイル・タイプは.LOCALEです。
    ワイルドカードは使用できません。また,バイナリのロケール・ファイルは,遠隔ノードに置くことはできません。


修飾子



なし


説明

LOCALE LOAD コマンドは,指定されたロケール名を,いくつかの共用読み込み専用グローバル・セクションとして,システムのメモリにロードします。ロードされたロケールにアクセスするプロセスはすべて,ロケールの1つのコピーを使用するため,システム・メモリ全体に対する需要が抑制されます。

この DCL コマンドは特権付きであり,通常はシステム管理者が実行します。この場合,次の特権が必要です。

  • SYSGBL

  • PRMGBL


#1
$ LOCALE LOAD JA_JP_DECKANJI

これは,JA_JP_DECKANJI ロケールをロードする例です。


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