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OpenVMS マニュアル |
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日本語 HP OpenVMS
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目次 | 索引 |
SET (CODESET) |
SET (CODESET, {SYSTEM | buffer}, keyword)
CODESET
システムまたはバッファのコードセットを指定するためのキーワード。SYSTEM
システム・コードセットを設定することを示します。buffer
コードセットを設定するバッファを指定します。keyword
設定するコードセットを示すキーワード。指定できるキーワードは,DEC_MCS, ISO_LATIN1,ASCII_JISKANA,DECKANJI,DECKANJI2000,SDECKANJI,SJIS, ISO2022JP,UCS2,または UTF8です。
CREATE_BUFFER 組込みプロシージャで新しくバッファを作るときには,新しいバッファのコードセットおよび出力コードセットはシステム・コードセットと同じになります。バッファのコードセットには2種類あり,SET (CODESET)で指定するコードセットは, READ_FILE 組込みプロシージャでファイルを読み込むときに使われます。ファイルに書き出すときに使用させれるコードセット (出力コードセット) は, SET (OUTPUT_CODESET) 組込みプロシージャで設定します。
SET (KEYBOARD_CODESET),SET (MESSAGE_CODESET),SET (OUTPUT_CODESET) も参照してください。
シグナル・エラー |
XTPU$_TOOFEW ERROR 引数の数が少なすぎる XTPU$_TOOMANY ERROR 引数の数が多すぎる XTPU$_INVPARAM ERROR 引数の型が正しくない XTPU$_BADKEY ERROR 正しくないキーワードが指定された XTPU$_ARGMISMATCH ERROR 引数の型が正しくない
SET (FILL_NOT_BEGIN) |
SET (FILL_NOT_BEGIN, string)
FILL_NOT_BEGIN
行頭禁則文字を指定するためのキーワード。string
行頭禁則文字からなる文字列。
FILL 組込みプロシージャを実行する時に使用する"行頭禁則文字"を指定します。FILL は行頭禁則文字に指定された文字が行頭にこないように,行を分割する位置を決定します。FILL,SET (FILL_NOT_END),SET (MARGIN_ALLOWANCE) も参照してください。
シグナル・エラー |
XTPU$_TOOFEW ERROR 引数の数が少なすぎる XTPU$_TOOMANY ERROR 引数の数が多すぎる XTPU$_INVPARAM ERROR 引数の型が正しくない
SET (FILL_NOT_END) |
SET (FILL_NOT_END, string)
FILL_NOT_END
行末禁則文字を指定するためのキーワード。string
行末禁則文字からなる文字列。
FILL 組込みプロシージャを実行する時に使用する"行末禁則文字"を指定します。FILL は行末禁則文字に指定された文字が行末にこないように,行を分割する位置を決定します。FILL,SET (FILL_NOT_BEGIN),SET (MARGIN_ALLOWANCE) も参照してください。
シグナル・エラー |
XTPU$_TOOFEW ERROR 引数の数が少なすぎる XTPU$_TOOMANY ERROR 引数の数が多すぎる XTPU$_INVPARAM ERROR 引数の型が正しくない
SET (FILL_TRIM_SPACE) |
SET (FILL_TRIM_SPACE, {ON | OFF | 1 | 0})
FILL_TRIM_SPACE
FILL組込みプロシージャの実行によって行末にきた空白文字を,取り除くかどうかを制御することを示すキーワード。ON または 1
FILL組込みプロシージャの実行によって行末にきた空白文字を,取り除くことを指示します。OFF または 0
FILL組込みプロシージャの実行によって行末にきた空白文字を,取り除かないことを指示します。
FILL,SET (FILL_NOT_BEGIN),SET (FILL_NOT_END),SET (MARGIN_ALLOWANCE) も参照してください。
シグナル・エラー |
XTPU$_TOOFEW ERROR 引数の数が少なすぎる XTPU$_TOOMANY ERROR 引数の数が多すぎる XTPU$_INVPARAM ERROR 引数の型が正しくない XTPU$_BADKEY WARNING 正しくないキーワードが指定された XTPU$_ONOROFF ERROR 第 2 パラメータは ON,OFF,1,0 のいずれかでなければならない
SET (KEYBOARD_CODESET) |
SET (KEYBOARD_CODESET, keyword)
KEYBOARD_CODESET
キーボードのコードセットを指定するためのキーワード。keyword
設定するキーボード・コードセットを示すキーワード。指定できるキーワードは,DEC_MCS,ISO_LATIN1,ASCII_JISKANA, DECKANJI,DECKANJI2000,SDECKANJI,SJIS,ISO2022JP,UCS2,または UTF8です。
SET (KEYBOARD_CODESET) はキーボード (端末) から送られるバイト列の解釈の方法を規定します。たとえば,端末から 177 というコードが送られたときに,キーボード・コードセットが ISO_LATIN1 に設定されていると半角の "±" という文字に解釈されますが,キーボード・コードセットが ASCII_JISKANA に設定されていると,JIS カタカナ文字セット (半角) の "ア" という文字に解釈されます。UTF8 に出力した場合,UTF-8 端末を使用していると想定され,画面への出力コードセットも UTF-8 となります。この場合,エスケープシーケンスは 7 bit のコードが出力されます。
SET (CODESET),SET (MESSAGE_CODESET),SET (OUTPUT_CODESET) も参照してください。
シグナル・エラー |
XTPU$_BADKEY WARNING 正しくないキーワードが指定された XTPU$_TOOFEW ERROR 引数の数が少なすぎる XTPU$_TOOMANY ERROR 引数の数が多すぎる XTPU$_INVPARAM ERROR 引数の型が正しくない
SET (MARGIN_ALLOWANCE) |
SET (MARGIN_ALLOWANCE, integer)
MARGIN_ALLOWANCE
右マージンを越えて置くことができる行頭禁則文字のカラム数を指定するためのキーワード。integer
右マージンを越えて置くことができる行頭禁則文字のカラム数を指定する整数。
組込みプロシージャ FILL は行頭禁則文字と行末禁則文字を考慮に入れて文字列を詰め込みます。SET (MARGIN_ALLOWANCE) を使用して,行頭禁則文字が何カラムまで右マージンを越えた位置に存在できるかを指定できます。初期値は0で,行頭禁則文字は右マージンを越えて存在できません。この場合は,行頭禁則文字が行の先頭にこないように,行頭禁則文字でない文字を伴って次の行に移されるので,右マージンまで埋まらない行ができることがあります。
FILL,SET (FILL_NOT_BEGIN),SET (FILL_NOT_END) も参照してください。
シグナル・エラー |
XTPU$_TOOFEW ERROR 引数の数が少なすぎる XTPU$_TOOMANY ERROR 引数の数が多すぎる XTPU$_INVPARAM ERROR 引数の型が正しくない XTPU$_BADVALUE ERROR 負の値が指定された
SET (MESSAGE_CODESET) |
SET (MESSAGE_CODESET, keyword)
MESSAGE_CODESET
メッセージのコードセットを指定するためのキーワード。keyword
設定するメッセージ・コードセットを示すキーワード。指定できるキーワードは,DEC_MCS,ISO_LATIN1,ASCII_JISKANA, DECKANJI,DECKANJI2000,SDECKANJI,SJIS,ISO2022JP,UCS2,または UTF8 です。
SET (MESSAGE_CODESET) はメッセージ・ファイルに書かれた内容の解釈の方法を規定します。たとえばメッセージファイルに 177 というコードが書かれていたときに,メッセージ・コードセットが ISO_LATIN1 に設定されていると半角の "±" という文字に解釈されますが,メッセージ・コードセットが ASCII_JISKANA に設定されていると, JIS カタカナ文字セット (半角) の "ア" という文字に解釈されます。SET (CODESET),SET (KEYBOARD_CODESET),SET (OUTPUT_CODESET) も参照してください。
シグナル・エラー |
XTPU$_BADKEY WARNING 正しくないキーワードが指定された XTPU$_TOOFEW ERROR 引数の数が少なすぎる XTPU$_TOOMANY ERROR 引数の数が多すぎる XTPU$_INVPARAM ERROR 引数の型が正しくない
SET (OUTPUT_CODESET) |
SET (OUTPUT_CODESET, buffer, keyword)
OUTPUT_CODESET
バッファの出力コードセットを指定するためのキーワード。buffer
出力コードセットを設定するバッファを指定します。keyword
設定するコードセットを示すキーワード。指定できるキーワードは,DEC_MCS,ISO_LATIN1,ASCII_JISKANA, DECKANJI,DECKANJI2000,SDECKANJI,SJIS,ISO2022JP,UCS2,または UTF8 です。
バッファのコードセットには2種類あり,SET (OUTPUT_CODESET)で指定するコードセットはWRITE_FILE 組込みプロシージャでファイルを書き出すときに使われます。ファイルに読み込むときに使われるコードセットはSET (CODESET)組込みプロシージャで設定します。SET (CODESET),SET (KEYBOARD_CODESET),SET (MESSAGE_CODESET) も参照してください。
シグナル・エラー |
XTPU$_BADKEY WARNING 正しくないキーワードが指定された XTPU$_TOOFEW ERROR 引数の数が少なすぎる XTPU$_TOOMANY ERROR 引数の数が多すぎる XTPU$_INVPARAM ERROR 引数の型が正しくない
SET (VIDEO_CHARACTER_SET) |
SET (VIDEO_CHARACTER_SET, keyword, {ON|OFF|1|0})
VIDEO_CHARACTER_SET
端末に表示する文字セットを設定するキーワード。keyword
有効または無効にする文字セットを示すキーワード。指定できるキーワードは,DEC_SUPPLEMENTAL,LATIN1_SUPPLEMENTAL, JIS_ROMAN,JIS_KATAKANA,KANJI_1,KANJI_3,KANJI_4,または KANJI_UDC です。ON または 1
指定した文字セットを有効にすることを指定します。OFF または 0
指定した文字セットを無効にすることを指定します。
SET (VIDEO_CHARACTER_SET) 組込みプロシージャは,端末が持っている文字セットの情報を DEC XTPU に通知するために使われます。DEC XTPU は,端末が持っている文字セットの情報を使って,端末が表示できない文字をダイアモンド・シンボルで表示する機能を持っています。しかし DEC XTPU が端末が持っている文字セットの正しい情報を持っていないと文字化けを起こしたり,表示できるはずの文字がダイアモンド・シンボルになってしまいます。このような場合は SET (VIDEO_CHARACTER_SET) 組込みプロシージャで正しい情報をDEC XTPUに知らせることができます。
シグナル・エラー |
XTPU$_BADKEY WARNING 間違ったキーワードが指定された XTPU$_TOOFEW ERROR 引数の数が少なすぎる XTPU$_TOOMANY ERROR 引数の数が多すぎる XTPU$_INVPARAM ERROR 引数の型が正しくない
SPLIT_LINE |
この組込みプロシージャは現在の行を現在の文字位置で区切り,2つの行を作成します。
SPLIT_LINE
なし
SPLIT_LINE 組込みプロシージャに関する基本的な説明は,『DEC Text Processing Utility Reference Manual』を参照してください。現在の文字位置が2カラム文字の2カラム目にあるときに SPLIT_LINE を実行すると,1カラム目にあるときと同様に行が分割されます。
シグナル・エラー |
XTPU$_NOCURRENTBUF WARNING 現在のバッファが設定されていない XTPU$_NOTMODIFIABLE WARNING 変更が禁止されているバッファの内容は変更できない XTPU$_NOCACHE ERROR 十分なメモリがない XTPU$_TOOMANY ERROR パラメータの数が多すぎる
SYMBOL |
この組込みプロシージャは,1〜3個の文字の組合せをDEC漢字コード中の特殊文字の 1つに変換してそれを通知します。また,区点コード変換および16進コード変換を行います。
string2 := SYMBOL (string1)
string1
特殊文字を生成するもととなる文字列。
この組込みプロシージャは,ASCII 文字からDEC漢字セットの特殊記号文字および罫線文字の変換およびコード変換を行います。これは日本語OpenVMS かな漢字変換ライブラリを使っています。変換対応表については,『日本語ライブラリ 利用者の手引き』の付録Bを参照してください。
シグナル・エラー |
XTPU$_TOOFEW ERROR 引数の数が少なすぎる XTPU$_TOOMANY ERROR 引数の数が多すぎる XTPU$_INVPARAM ERROR 引数の型が正しくない XTPU$_NEEDTOASSIGN ERROR SYMBOL は代入文の右辺でのみ使用できる
このプロシージャは,現在の編集位置に '≠' を挿入します。
PROCEDURE user_symbol COPY_TEXT (SYMBOL('=/')); ENDPROCEDURE;
VERIFY_BUFFER |
この組込みプロシージャは,バッファの中に存在する指定したコードセットで表現できない文字を検索し,表現できない文字が連続する領域をレンジで戻します。該当する文字がないときには整数値 0 を戻します。
{range | 0} := VERIFY_BUFFER (keyword, {FORWARD | REVERSE})
keyword
コードセットを表すキーワード。指定できるキーワードは,DEC_MCS, ISO_LATIN1,ASCII_JISKANA,DECKANJI,DECKANJI2000,SDECKANJI, SJIS,ISO2022JP,UCS2,または UTF8 です。FORWARD
現在の変終点からバッファの終わりの方向に検索することを指定するキーワード。REVERSE
現在の変終点からバッファの先頭の方向に検索することを指定するキーワード。
この組込みプロシージャは WRITE_FILE でファイルに書き込む前に,バッファ中の文字がそのままファイルに書き込めるかどうかを調べるために使います。VERIFY_BUFFER で検索された文字列は,指定したコードセットで正しくファイルに書き込むことができません。戻される range には,最初に見つかった該当する文字が連続する領域のレンジが入ります。
シグナル・エラー |
XTPU$_BADKEY WARNING 間違ったキーワードが渡された XTPU$_TOOFEW ERROR 引数の数が少なすぎる XTPU$_TOOMANY ERROR 引数の数が多すぎる XTPU$_INVPARAM ERROR 引数の型が正しくない XTPU$_NEEDTOASSIGN ERROR VERIFY_BUFFER 組込みプロシージャは代入文の右辺でのみ使用できる
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