日本-日本語
日本HPホーム 製品 & サービス OpenVMS製品情報
≫  お問い合わせ


OpenVMS マニュアル


日本語 DECprint Supervisor for OpenVMS

日本語 DECprint Supervisor for OpenVMS
システム管理者ガイド


目次 索引

まえがき



本書の対象読者

本書は, DECprint Supervisor for OpenVMS ソフトウェアがインストールされたプリンティング・システムを管理するOpenVMSシステム管理者と,データ・センター・オペレータを対象にしています。本書を参照すれば,プリント・キューを作成および変更し,プリント・ジョブとプリント・キューを管理し,ユーザの必要条件を満足するようにプリンティング環境を設定することができます。

本書はまた,フォーム定義,セットアップ・モジュール,およびレイアップ定義ファイルを使用してプリンティング・システムを設定する高度なユーザや,アプリケーション・プログラマも対象にしています。ユーザがプリンティング・システムの機能をアクセスする方法については,『 DCPS ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

DECprint Supervisor for OpenVMS ソフトウェアがまだインストールされていない場合には,『 DCPS インストレーション・ガイド』を参照してください。

  注意
本書は,標準版『HP DECprint Supervisor (DCPS) for OpenVMS System Manager's Guide』の翻訳版です。英文マニュアルにあるDEClaser プリンタ, ScriptPrinter および LN03 イメージ・プリンタに対応する日本語製品は存在しませんが,記述は削除しておりません。また,SoftFonts 製品についても,同様に日本語版は存在していません。現在サポートされている日本語 PostScript プリンタおよび今後サポートされるハードウェア/ソフトウェアの変更,追加に関しては,その時点での『ソフトウェア機能仕様書(SPD)』および『リリース・ノート』を参照してください。



本書の構成

本書の構成は以下のとおりです。

  • 第 1 章 では, DCPS の機能の概要について説明しています。

  • 第 2 章 では,新しいプリンタの設定と,既存のプリンタの設定変更について説明しています。

  • 第 3 章 では, DCPS プリンティング環境のスタートアップ方法と,プリンタおよびプリント・キューのテスト方法について説明しています。

  • 第 4 章 では,データ・タイプについて説明し,ユーザが印刷するジョブのタイプを取り扱うために DCPS プリンティング環境をカスタマイズする方法について説明しています。

  • 第 5 章 では,プリント・ジョブ,キュー,およびキュー・マネージャを管理し制御するためのコマンドについて説明しています。

  • 第 6 章 では,ジョブ・セパレータ,ログ・ページ,およびエラー・ページについて説明しています。

  • 第 7 章 では,セットアップ・モジュールと装置制御ライブラリについて説明しています。

  • 第 8 章 では,フォーム定義の作成方法と管理方法について説明しています。

  • 第 9 章 では, DCPS が報告するページ・アカウンティング情報について説明しています。

  • 第 10 章 では,個々のプリンタでの DCPS の使用について説明しています。

  • 第 11 章 では,印刷上の問題に関するトラブルシューティング情報を記載しています。

  • 付録 A では,キュー,ジョブ,および関連するシステム・リソースを管理するための OpenVMS DCL コマンドについて説明しています。

  • 付録 B では, DCPS が使用する論理名についての情報を記載しています。

  • 付録 C では, DCPS フォント・ダウンロード・ユーティリティの使用について説明しています。

  • 付録 D では, DECprint Supervisor (DCPS) ソフトウェアと DECprint Printing Services (CPS) ソフトウェアの相違点について説明します。また,両者が共存できることについても説明します。



関連資料

DCPS については次のドキュメントを参照してください。

表 1 日本語 DECprint Supervisorのドキュメント
『リリース・ノート』 DCPS の使用上の注意事項について説明しています。
『インストレーション・ガイド』 DCPS のインストール方法について説明しています。
『システム管理者ガイド』 システム管理者,データセンタ・オペレータ,アプリケーション・プログラマが, DCPS プリント・キューをどのように作成/管理し,印刷に関する問題を解決するかを説明します。
『ユーザーズ・ガイド』 DCPS を使用して PostScript プリンタに印刷する方法について説明しています。
『ソフトウェア仕様書 (SPD 48.27.xx) 』 DCPS がサポートするプリンタの一覧, DCPS V2.7 の機能と動作環境について説明しています。

HP OpenVMS の製品およびサービス情報については,下記のURLの Web サイトを参照してください。


 http://www.hp.com/jp/openvms/ (日本語)  
 
 http://www.hp.com/go/openvms/ (英語)  



本書の表記法

このドキュメントでは以下の表記法を使用します。

表記法 意味
Ctrl/ x Ctrl/ x という表記は,Ctrl キーを押しながら別のキーまたはポインティング・デバイス・ボタンを押すことを示します。
[Return] 例の中で,キー名が四角で囲まれている場合には,キーボード上でそのキーを押すことを示します。テキストの中では,キー名は四角で囲まれていません。

HTML 形式のドキュメントでは,キー名は四角ではなく,括弧で囲まれています。

... 例の中の水平方向の反復記号は,次のいずれかを示します。

  • 文中のオプションの引数が省略されている。

  • 前出の 1 つまたは複数の項目を繰り返すことができる。

  • パラメータや値などの情報をさらに入力できる。

.
.
.
垂直方向の反復記号は,コードの例やコマンド形式の中の項目が省略されていることを示します。このように項目が省略されるのは,その項目が説明している内容にとって重要ではないからです。
( ) コマンドの形式の説明において,括弧は,複数のオプションを選択した場合に,選択したオプションを括弧で囲まなければならないことを示しています。
[ ] コマンドの形式の説明において,大括弧で囲まれた要素は任意のオプションです。オプションをすべて選択しても,いずれか 1 つを選択しても,あるいは 1 つも選択しなくても構いません。ただし, OpenVMS ファイル指定のディレクトリ名の構文や,割り当て文の部分文字列指定の構文の中では,大括弧に囲まれた要素は省略できません。
[|] コマンド形式の説明では,括弧内の要素を分けている垂直棒線はオプションを 1 つまたは複数選択するか,または何も選択しないことを意味します。
{ } コマンドの形式の説明において,中括弧で囲まれた要素は必須オプションです。いずれか1のオプションを指定しなければなりません。
太字 太字のテキストは,新しい用語,引数,属性,条件を示しています。
italic text イタリック体のテキストは,重要な情報を示します。また,システム・メッセージ ( たとえば内部エラー number),コマンド・ライン ( たとえば /PRODUCER= name),コマンド・パラメータ ( たとえば device-name) などの変数を示す場合にも使用されます。
UPPERCASE TEXT 英大文字のテキストは,コマンド,ルーチン名,ファイル名,ファイル保護コード名,システム特権の短縮形を示します。
Monospace type モノスペース・タイプの文字は,コード例および会話型の画面表示を示します。

C プログラミング言語では,テキスト中のモノスペース・タイプの文字は,キーワード,別々にコンパイルされた外部関数およびファイルの名前,構文の要約,または例に示される変数または識別子への参照などを示します。

-- コマンド形式の記述の最後,コマンド・ライン,コード・ラインにおいて,ハイフンは,要求に対する引数がその後の行に続くことを示します。
数字 特に明記しない限り,本文中の数字はすべて 10 進数です。10 進数以外 (2 進数,8 進数,16 進数) は,その旨を明記してあります。


目次 索引

© 2013 Hewlett-Packard Development Company, L.P.