2.1.2.1 LAT アクセスのためのプリンタの構成
シリアル・プリンタをLATによってEthernetに接続されるネットワーク・プリンタとして構成するには,次の設定を変更します。
- ターミナル・サーバ経由で接続されたシリアル・プリンタを使用している場合,必要なポート属性およびサーバ属性をプリンタに設定します (DECserver 装置については, 第 2.1.2.2 項 を参照してください)。
- SYS$STARTUP:LAT$SYSTARTUP.COMに必要な変更を行います ( 第 2.1.2.3 項 を参照してください)。
- 通信速度を設定します( 第 2.1.2.4 項 を参照してください)。
プリンタのパスワードとプリンタ名も変更できます。これらの変更はオプションで, 第 2.3.3 項 および 第 2.3.4 項 で説明されています。
2.1.2.2 DECserver LATポート属性の設定
| 注意
ここでは,DECserver以外のLAT 装置を構成する手順については説明しませんが,多くの LAT 装置が DECserver 装置で使用されるものと同じコマンドを使用します。詳細については,NIC,ターミナル・サーバ,またはプリントサーバのオンライン・ヘルプその他のドキュメントを参照してください。
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DECserverのポート属性を変更するには,DECserver 装置での特権が必要です。特権を持っている場合は,DEFINE PORTおよびSET PORTコマンドを使用します。
DEFINEコマンドは,サーバのパーマネント・データベースにおけるポート属性を変更します。変更内容は,次にそのポートでログインするまで有効になりません。
SETコマンドは,その場で有効になりますが,現在のセッションについてのみ,ポート属性を変更できます。たとえば,(DECserver 200で) PORT_6のINPUT SPEED およびOUTPUT SPEEDを19200ボーに変更するには,コンソール・サーバ・マネージャから次のコマンドを入力します。