このシリーズの一部のモデルでは, DCPS ジョブの起動が許されないことがあります。この問題を解決するには,プリンタを PostScript モードに設定してください。
10.29.1 最小のファームウェア・バージョン |
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DCPS から HP LaserJet 4000 または 5000 プリンタを使用するには,プリンタでファームウェア・バージョン
19980714 MB3.68 以上を使用している必要があります。 HP LaserJet 4050 プリンタを使用するには,プリンタでファームウェア・バージョン 19991030 MB6.30 以上を使用することをお勧めします。古いバージョンのファームウェアでは,DCPS ANSI トランスレータの使用時に,印刷誤りや,文字が印刷されないといった問題が生じることがあります。特に,ランドスケープ方向や NUMBER_UP でジョブを印刷する際にこのような問題が生じることがあります。このファームウェア・バージョン番号は,プリンタの構成ページに Firmware Datecode として表示されます。
プリンタでこれより古いバージョンのファームウェアを使用している場合は, HP に連絡して適切なバージョンを要求してください。新しいファームウェアは,SIMM として送付され,プリンタに装着するようになっています。
10.30.1 キューの起動に関する問題 |
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プリンタのファームウェアのバージョンが
2003053004.047.2 より古い場合は,プリンタの PERSONALITY 設定に PS (PostScript) を設定することもお勧めします。
10.30.2 日本語フォントについて |
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別売の日本語 PostScript フォント DIMM を追加することにより,これらのプリンタで日本語を含んだテキストを印刷することができます。フォント DIMM の入手方法については,弊社営業所/各支店までお問い合せください。
10.31.1 サービス・エラーで印刷に失敗する問題 |
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特定のPostScriptファイルを出力した時にサービス・エラー 49.4C02 で印刷に失敗する場合があります。この問題は,プリンタのファームウェア・バージョン 20050831 08.009.3 で修正されています。
10.32.1 オプションのメールボックス |
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HP LaserJet 8000 プリンタのオプション設定に応じて,DCPS は,このプリンタのオプション・メールボックス・ビンに,1 から 5,1 から 7,または 1 から 8 のいずれかの番号を付けます。これは,ビン側面のプラスティックに刻印された数字に一致します。これに対し,プリンタのコンソールでは,これらのビンに 2 から 9 の番号を付けて参照します。使用しているプリンタ・モデルの番号付け,および異なるオプションと構成によるトレイの目的についての詳細は,『HP LaserJet User Guide』を参照してください。
10.32.2 キューの起動に関する問題 |
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このシリーズのいくつかのモデルでは,DCPS ジョブを開始できないことがあります。この問題を解決するには,プリンタを PostScript モードに設定してください。
10.32.3 最小のファームウェア・バージョン |
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DCPS から HP LaserJet 8000 プリンタを使用するには,プリンタでファームウェア・バージョン
19980610 MB4.28 以上を使用している必要があります。このファームウェア・バージョン番号は,プリンタの構成ページに Firmware Datecode として表示されます。
プリンタでこれより古いバージョンのファームウェアを使用している場合は, HP に連絡して適切なバージョンを要求してください。新しいファームウェアは,SIMM として送付され,プリンタに装着するようになっています。
10.33.1 サービス・エラーで印刷に失敗する問題 |
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特定のPostScriptファイルを出力した時にサービス・エラー 49.4C02 で印刷に失敗する場合があります。この問題は,プリンタのファームウェア・バージョン 20050617 08.102.2で修正されています。
10.34.1 サービス・エラーで印刷に失敗する問題 |
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特定のPostScriptファイルを出力した時にサービス・エラー 49.4C02 で印刷に失敗する場合があります。この問題は,プリンタのファームウェア・バージョン 20050601 07.004.0で修正されています。
10.35.1 通信に関連する問題 |
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XL300プリンタが,XL300プリンタに印刷されるファイルに,クイック・サクセションから返された複数のユーザ・データ・メッセージが含まれている場合,メッセージの一部が失われたり,誤って返されたりすることがあります。また,場合によっては,DECprint Supervisorが返すメッセージが誤って伝達されることがあります。これにより,ユーザの端末に誤ったメッセージが返されます (/NOTIFYが設定されている場合)。そうでない場合,ジョブは正しく印刷されます。
10.36.1 トレイのリンクとINPUT_TRAY |
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プリンタ・コンソールによってトレイのリンクが有効になっている場合,リンクされたトレイは, INPUT_TRAYパラメータを使用して個別に選択することができません。 INPUT_TRAYパラメータでリンクされたトレイを指定すると,それ自体のアルゴリズムに従って,リンクされたトレイのいずれかが選択されます。
10.37.1 キューの起動に関する問題 |
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Lexmark Optra S,Optra T および T シリーズのいくつかのモデルでは, DCPS ジョブを開始できないことがあります。この問題を解決するには,プリンタを PostScript モードに設定してください。
10.38.1 プリンタ構成の設定 |
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DCPS から Phaser プリンタを使用する場合は,次の AppSocket 設定を変更する必要があります。
10.39.1 サポートするプロトコル |
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TCP/IP 経由でこれらのプリンタに出力する場合は LPD プロトコルを使用してください。これらのプリンタは DCPS にジョブ終了情報を返さないため, Raw TCP プロトコルを使用することはできません。 Raw TCP 経由のジョブは出力時にストールし,最終的にホールド状態になります。