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はじめよう!日本語 OpenVMS
はじめよう!日本語 OpenVMS
  
付録 I 日本語 OpenVMS クイック・リファレンス
 
 
表 I-1 DCL コマンドの形式
 
| コマンド
 | 
DCL コマンドの名前
 | 
 
| 修飾子
 | 
/ で始まる単語。処理の内容を細かく指定する。
  省略または複数指定できる。複数指定する場合は,連続して指定する。
  | 
 
| パラメータ
 | 
処理する対象を省略または複数指定できる。
 | 
 
| 例
 | 
 $ DIRECTORY /SIZE/TOTAL [YAMADA.REPORT]
  └─┬─┘└─┬──┘ 
└──┬───┘
  コマンド修飾子パラメータ
 
 
 | 
 
 
 
 
表 I-2 一般的な操作の DCL コマンド
 
| APPEND
 | 
複数のファイルの内容を 1 つのファイルに追加し,まとめる
 | 
 
| COPY
 | 
指定されたファイルをコピーする
 | 
 
| CREATE
 | 
ファイルまたはディレクトリを作成
 | 
 
| CREATE/DIRECTORY
 | 
ディレクトリを作成
 | 
 
| DEFINE/KEY
 | 
コマンド列をキーに割り当てる
 | 
 
| DELETE
 | 
指定されたファイルをディレクトリから削除
 | 
 
| DELETE/ENTRY
 | 
ジョブ・エントリを削除
 | 
 
| DIFFERENCES
 | 
ファイルの内容を比較する
 | 
 
| DIRECTORY
 | 
ディレクトリの内容 ( ファイルの一覧 ) を表示する
 | 
 
| EDIT
 | 
テキスト・ファイルを編集する
 | 
 
| HELP
 | 
オンライン・ヘルプを見る
 | 
 
| JMAIL
 | 
JMAIL (日本語メール) ユーティリティを起動する
 | 
 
| LOGOUT
 | 
セッションを終了する
 | 
 
| PRINT
 | 
指定されたファイルをプリンタに送ってプリントする
 | 
 
| PURGE
 | 
最新バージョン以外のファイルを削除
 | 
 
| RECALL
 | 
コマンドを呼び出す
 | 
 
| RENAME
 | 
指定されたファイルの名前や置かれる場所 ( ディレクトリ ) を変更する
 | 
 
| SEARCH
 | 
ファイルの内容を検索する
 | 
 
| SET DEFAULT
 | 
現在のデフォルト・ディレクトリを変える
 | 
 
| SET KEY
 | 
コマンド列をキーに割り当てる
 | 
 
| SET PASSWORD
 | 
パスワードを設定する
 | 
 
| SET SECURITY
 | 
ファイルの保護を行う
 | 
 
| SET TERMINAL
 | 
ターミナルの設定を変更する
 | 
 
| SHOW DEFAULT
 | 
現在のデフォルト・ディレクトリを調べる
 | 
 
| SHOW ENTRY
 | 
ジョブ・エントリを調べる
 | 
 
| SHOW LOGICAL
 | 
指定した論理名の等価文字列などを表示する
 | 
 
| SHOW QUOTA
 | 
現在のディスク・クォータを調べる
 | 
 
| SHOW SYMBOL
 | 
シンボル名を調べる
 | 
 
| SHOW SYSTEM
 | 
現在のプロセス情報を表示する
 | 
 
| SHOW TERMINAL
 | 
ターミナルの現在の属性を表示する
 | 
 
| SHOW USER
 | 
ユーザ名,ノード名 (OpenVMS Cluster 環境の場合 ) を表示する
 | 
 
| SORT
 | 
ファイルの内容を並べかえる
 | 
 
| TYPE
 | 
指定されたファイルの内容を画面に表示する
 | 
 
 
 
 
表 I-3 コマンドの再呼び出し方法
| 方法 1 :
 | 
[Ctrl] +
[B] を押す
 | 
 
| 方法 2 :
 | 
上下の矢印キーを使用する
 | 
 
| 方法 3 :
 | 
RECALL コマンドを入力する
- RECALL/ALL
 - RECALL 数字
 - RECALL 英文字
 - RECALL/ERASE (再呼び出しバッファをクリア)
  
  | 
 
 
 
 
 
 
表 I-5 ファイル指定の各要素
 
| ノード
 | 
ネットワーク・ノード名
 | 
 
| デバイス
 | 
ファイルが格納または書き込まれる物理デバイスの名前
 | 
 
| ディレクトリ
 | 
ファイルを登録するディレクトリの名前。ディレクトリ名は, [ ] で区切る
 | 
 
| ファイル名
 | 
ファイルの名前
 | 
 
| ファイル・タイプ
 | 
ファイルの中の構造またはデータのタイプ
 | 
 
| バージョン
 | 
ファイルのバージョン番号
 | 
 
 
 
 
表 I-6 DCL コマンドが使用するデフォルトのファイル・タイプ
 
| .CLD
 | 
コマンド定義ファイル
 | 
 
| .COM
 | 
コマンド・プロシージャ・ファイル
 | 
 
| .DAT
 | 
データ・ファイル
 | 
 
| .DIF
 | 
DIFFERENCES コマンドによって作成される出力ファイル
 | 
 
| .DIR
 | 
ディレクトリ・ファイル
 | 
 
| .DIS
 | 
JMAIL ユーティリティで使用する配布リスト・ファイル
 | 
 
| .EVE
 | 
日本語 EVE エディタのスタートアップ・コマンド・ファイル
 | 
 
| .EXE
 | 
リンカ・ユーティリティによって作成される実行可能プログラム・イメージ・ファイル
 | 
 
| .HLB
 | 
ヘルプ・テキスト・ライブラリ・ファイル
 | 
 
| .HLP
 | 
ヘルプ・ライブラリのソース・ファイル
 | 
 
| .INI
 | 
初期化ファイル
 | 
 
| .JOU
 | 
エディタによって作成されるジャーナル・ファイル
 | 
 
| .LIS
 | 
コンパイラまたはアセンブラによって作成されるリスト・ファイル,または PRINT コマンドと TYPE コマンドの省略時の入力ファイル
 | 
 
| .LOG
 | 
バッチ・ジョブ出力ファイル
 | 
 
| .MAI
 | 
MAIL メッセージ・ファイル
 | 
 
| .MAP
 | 
リンカ・ユーティリティによって作成されるメモリ割り当てマップ
 | 
 
| .MEM
 | 
DIGITAL Standard Runoff (DSR) によって作成される出力ファイル
 | 
 
| .OBJ
 | 
コンパイラやアセンブラによって作成されるオブジェクト・ファイル
 | 
 
| .PS
 | 
PostScript 形式のファイル
 | 
 
| .REGIS
 | 
Regis 形式のファイル
 | 
 
| .RNO
 | 
DIGITAL Standard Runoff (DSR) の入力ソース・ファイル
 | 
 
| .SIX
 | 
シクセル・グラフィック・ファイル
 | 
 
| .SYS
 | 
システム・イメージ
 | 
 
| .TJL
 | 
DECTPU と ACL エディタによって作成されるジャーナル・ファイル
 | 
 
| .TLB
 | 
テキスト・ライブラリ・ファイル
 | 
 
| .TMP
 | 
一時的ファイル
 | 
 
| .TPU
 | 
EVE エディタのコマンド・ファイル
 | 
 
| .TPU$JOURNAL
 | 
EVE エディタによって作成されるジャーナル・ファイル
 | 
 
| .TXT
 | 
テキスト・ファイル
 | 
 
 
 
 
表 I-7 よく使用されるキーの組み合わせによる操作 (DCL コマンド・ラインで使用 )
 
| 
[Ctrl] +
[A]
 | 
上書モードと挿入モードを切り替える
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[B]
 | 
以前に入力したコマンドを再呼び出しする
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[C]
 | 
現在実行中の処理を取り消す
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[D]
 | 
カーソルを1文字だけ左に移動
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[E]
 | 
カーソルを行末に移動
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[F]
 | 
カーソルを1文字だけ右に移動
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[H]
 | 
カーソルを行頭に移動
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[I]
 | 
カーソルを次のタブ・ストップに移動
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[J]
 | 
カーソルの左にある単語 1 語分を削除
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[M]
 | 
Return (Enter)
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[O]
 | 
画面の表示を一時停止または再開する
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[Q]
 | 
画面出力を再開する
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[S]
 | 
画面出力を一時停止する
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[T]
 | 
プロセスについての統計情報を表示する
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[U]
 | 
カーソルのある位置から左のテキストを行頭まで削除
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[V]
 | 
制御文字を入力する。(日本語 EVE エディタで)
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[Y]
 | 
現在実行中の処理を中断する。(
[Ctrl] +
[C] よりも強力)
 | 
 
| 
[Ctrl] +
[Z]
 | 
処理を正常終了させる。
 | 
 
 
 
 
表 I-8 ファイルの保護
 
| 所有者区分
 | 
SYSTEM (S), OWNER (O), GROUP (G), WORLD(W)。
  各区分は,最初の1文字に短縮できる。
  | 
 
| アクセス区分
 | 
読込み(R), 書込み(W), 実行(E), 削除(D)。
  アクセス区分は,それぞれの所有者区分に対して指定する。何も指定しない場合は,どのアクセスもできない。
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