1.4.10.3 Alt + Space キーでウィンドウ・メニューが表示されない
V1.2--4
多くの Motif 実装では,Alt+space キーの組み合わせにより,ウィンドウ・マネージャがウィンドウ・メニューを表示します。しかし, DECwindows Motif では, Alt+space キーの組み合わせは Compose Character キー機能にマッピングされています。これにより,Compose Character キーを備えていないキーボードでも,その機能を使用できます。
Alt+space キーの組み合わせでウィンドウ・メニューを表示するように変更するには,ご使用のデスクトップ環境に合わせて以下の手順に従ってください。
New Desktop システムの場合:
- CDE$SYSTEM_DEFAULTS:[CONFIG.lang]SYS.DTWMRC を
DISK$:[LOGIN.DT]DTWMRC.DAT にコピーします。
- Keys DtKeyBindings セクションで,次の行がコメント化されているのを元に戻します。
Alt<Key>space icon|window f.post_wmenu
|
- ワークスペース・マネージャを再起動します。
従来の DECwindows Desktop システムの場合:
- DECW$SYSTEM_DEFAULTS:DECW$MWM_RC.DAT を DECW$USER_DEFAULTS:DECW$MWM_RC.DAT にコピーします。
- Keys DtKeyBindings セクションで,次の行がコメント化されているのを元に戻します。
Alt<Key>space icon|window f.post_wmenu
|
- ウィンドウ・マネージャを再起動します。
1.4.10.4 DECwindows Motif ウィンドウ・マネージャでのカラー・カスタマイザの使用
V1.2
DECW$EXAMPLESディレクトリで提供されているカラー・カスタマイザを使用して Motif ウィンドウ・マネージャの色を調節する場合,色の変更に使用するMotif ウィンドウ・マネージャの [カラー設定] ダイアログ・ボックスが,現在のカラー値を正しく反映しないことがありますが,これは正常な動作です。これらの値を変更するには, Motif ウィンドウ・マネージャの[カラー設定]ダイアログ・ボックスではなく,カラー・カスタマイザを使用してください。別の方法としては,カラー・カスタマイザを終了して, Motif ウィンドウ・マネージャを再起動する方法があります。カラー・カスタマイザについての詳細は,
『HP DECwindows Motif for OpenVMS Alpha New Features』 を参照してください。