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OpenVMS マニュアル |
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日本語 OpenVMS
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目次 | 索引 |
JLB$TRA_KANJI_DEC_MSDOS |
DEC コード→ MSDOS コード
- DEC の漢字文字列を MSDOS の漢字文字列に変換します。
- DEC の JIS 第 1 〜 94 区以外の漢字コードは %X'81A0' ('□') に変換します。
- DEC 文字列に1バイト・コードが混在している場合には,省略時設定の1バイト変換テーブル JSY$GTBL_TO_MSDOS によって,変換して出力します。1バイト変換テーブルが指定されているときには,そのテーブルによって変換して出力します(シフト・コードは付加しません)。
status.wlc.v = JLB$TRA_KANJI_DEC_MSDOS ( dst-str.wt.dx, src-str.rt.dx [,[out-len.wwu.r] [,[trans-tbl.rt.r]]] )
dst-str JLB usage 出力文字列 type 文字列データ access 出力のみ mechanism Descriptor 渡し src-str JLB usage 入力文字列 type 文字列データ access 入力のみ mechanism Descriptor 渡し out-len JLB usage 出力文字列のバイト長 type Word(unsigned) access 出力のみ mechanism Reference 渡し trans-tbl JLB usage 256 バイトの1バイト・コード変換テーブル type テーブル access 入力のみ mechanism Reference 渡し
status SS$_NORMAL 正常終了 LIB$_STRTRU 出力結果の切り捨てが行われた
JLB$TRA_KANJI_MSDOS_DEC |
MSDOS コード→ DEC コード
- MSDOS の漢字文字列を DEC の漢字文字列に変換します。
- MSDOS の JIS 第 1 〜 94 区以外の漢字コードは %X'A2A2' ('□') に変換します。
- MSDOS の文字列に1バイト・コードが混在している場合には,省略時設定の 1 バイト変換テーブル JSY$GTBL_TO_MSDOS によって,変換して出力します。1バイト変換テーブルが指定されているときには,そのテーブルによって変換して出力します。
status.wlc.v = JLB$TRA_KANJI_MSDOS_DEC ( dst-str.wt.dx, src-str.rt.dx [,[out-len.wwu.r] [,[trans-tbl.rt.r]]] )
dst-str JLB usage 出力文字 type 文字列データ access 出力のみ mechanism Descriptor 渡し src-str JLB usage 入力文字列 type 文字列データ access 入力のみ mechanism Descriptor 渡し out-len JLB usage 出力文字列のバイト長 type Word(unsigned) access 出力のみ mechanism Reference 渡し trans-tbl JLB usage 256 バイトの1バイト・コード変換テーブル type テーブル access 入力のみ mechanism Reference 渡し
status SS$_NORMAL 正常終了 LIB$_STRTRU 出力結果の切り捨てが行われた
JLB$TRA_KANJI_DEC_CPM |
DEC コード→ CP/M コード
- DEC の漢字文字列を CP/M の漢字文字列に変換します。
- DEC の JIS 第 1 〜 94 区以外の漢字コードは %X'81A0' ('□') に変換します。
- DEC の %X'A1A1' (space) は %X'2020' に変換します。
- DEC 文字列に1バイト・コードが混在している場合には,省略時設定の1バイト変換テーブル JSY$GTBL_TO_MSDOS によって,変換して出力します。1バイト変換テーブルが指定されているときには,そのテーブルによって変換して出力します(シフト・コードは付加しません)。
status.wlc.v = JLB$TRA_KANJI_DEC_CPM ( dst-str.wt.dx, src-str.rt.dx [,[out-len.wwu.r] [,[trans-tbl.rt.r]]] )
dst-str JLB usage 出力文字列 type 文字列データ access 出力のみ mechanism Descriptor 渡し src-str JLB usage 入力文字列 type 文字列データ access 入力のみ mechanism Descriptor 渡し out-len JLB usage 出力文字列のバイト長 type Word(unsigned) access 出力のみ mechanism Reference 渡し trans-tbl JLB usage 256 バイトの1バイト・コード変換テーブル type テーブル access 入力のみ mechanism Reference 渡し
status SS$_NORMAL 正常終了 LIB$_STRTRU 出力結果の切り捨てが行われた
JLB$TRA_KANJI_CPM_DEC |
CP/M コード→ DEC コード
- CP/M の漢字文字列を DEC の漢字文字列に変換します。
- CP/M の JIS 第 1 〜 94 区以外の漢字コードは %X'A2A2' ('□') に変換します。
- CP/M の文字列に1バイト・コードが混在している場合には,省略時設定の1バイト変換テーブル JSY$GTBL_TO_MSDOS によって,変換して出力します。1バイト変換テーブルが指定されているときには,そのテーブルによって変換して出力します。
status.wlc.v = JLB$TRA_KANJI_CPM_DEC ( dst-str.wt.dx, src-str.rt.dx [,[out-len.wwu.r] [,[trans-tbl.rt.r]]] )
dst-str JLB usage 出力文字列 type 文字列データ access 出力のみ mechanism Descriptor 渡し src-str JLB usage 入力文字列 type 文字列データ access 入力のみ mechptor Descriptor 渡し out-len JLB usage 出力文字列のバイト長 type Word(unsigned) access 出力のみ mechanism Reference 渡し trans-tbl JLB usage 256 バイトの1バイト・コード変換テーブル type テーブル access 入力のみ mechanism Reference 渡し
status SS$_NORMAL 正常終了 LIB$_STRTRU 出力結果の切り捨てが行われた
6.3 1 バイト・コード変換テーブル
JSY$GTBL_TO_ASCII |
図 6-1 JSY$GTBL_TO_ASCII テーブル
JSY$GTBL_TO_ASCII_K |
図 6-2 JSY$GTBL_TO_ASCII_K テーブル
JSY$GTBL_TO_NEC |
- NEC コードに変換します。
- ただし,カタカナ・コードは '¥' (%X'5C') に置換します。
- %X'60',%X'7B'〜%X'7E' ( `{|}~ ) は '¥' (%X'5C') に置換します。
- 英小文字は大文字に変換します。
- %X'80'〜%X'A0' の制御コードは '¥' (%X'5C') に置換します。
図 6-3 JSY$GTBL_TO_NEC テーブル
JSY$GTBL_TO_NEC_K |
- NEC コードに変換します。
- %X'60',%X'7B'〜%X'7E' ( `{|}~ ) は '¥' (%X'5C') に置換します。
- 英小文字は大文字に変換します。
- %X'80'〜%X'A0' の制御コードは '¥' (%X'5C') に置換します。
- 未定義カタカナ・コードは '¥' (%X'5C') に置換します。
図 6-4 JSY$GTBL_TO_NEC_K テーブル
JSY$GTBL_TO_MSDOS |
図 6-5 JSY$GTBL_TO_MSDOS テーブル
JSY$GTBL_TO_MSDOS_K |
図 6-6 JSY$GTBL_TO_MSDOS_K テーブル
JSY$GTBL_TO_EBCDIK |
- EBCDIK コードに変換します。
- ただし,カタカナ・コードは '<SUB>' (EBCDIC: %X'3F') に置換します。
- 英小文字は大文字に変換します。
- %X'80'〜%X'A0' の制御コードは '<SUB>' (EBCDIC: %X'3F') に置換します。
図 6-7 JSY$GTBL_TO_EBCDIK テーブル
JSY$GTBL_EBCDIK_TO_ASCII |
図 6-8 JSY$GTBL_EBCDIK_TO_ASCII テーブル
6.4 DEC 漢字コード変換ライブラリ・ルーチン
JLB$KCV_BEGIN_CONV |
変換指定ファイルを読み込みます。 JLB$KCV_FIND,JLB$KCV_CONVERT に先立ってコールしなければなりません。複数の変換指定ファイルを同時に使用する場合には ident の値を変えてください。
ret-status.wlc.v = JLB$KCV_BEGIN_CONV ( file-spec.rt.dx [,err_type.wl.r [,err_line_no.wl.r [,ident.rl.r]]] )
file-spec JLB usage 変換指定テーブルのファイル名 mechanism Descriptor 渡し err_type JLB usage 戻り値が JSY$_INVFORMAT のときにエラーの種類をセットします。 1 : フォーマット・エラー 2 : 変換ファイルに重複したコードがある。 3 : 変換ファイルのデータが 65,536 以上ある
(重複したコードを指定しない限りありえない)。mechanism Reference 渡し err_line_no JLB usage 戻り値が JSY$_INVFORMAT のときにエラーのあるライン番号をセットします。 mechanism Reference 渡し ident JLB usage 変換指定ファイルを一意にするための番号を指定します。 省略時には 0 とします。 mechanism Reference 渡し
ret-status SS$_NORMAL 正常終了 JSY$_INVARG 引数エラー JSY$_INVCALL ルーチンの呼び出し順序エラー JSY$_INVFORMAT 変換指定ファイルにエラー RMS$_... RMS エラー LIB$_... LIB$GET_VM() エラー LIB$FREE_VM() エラー
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