OpenVMS マニュアル

付録 C
テキスト・トランスレータの初期設定値

テキスト・トランスレータの初期状態は，データ・タイプ，紙サイズ，およびページ・オリエンテーションによって左右されます。 表 C-1 に，紙サイズとページ・オリエンテーションに左右されない初期値を示します。

KANJI78データ・タイプの初期設定は，DEC漢字指示セットが 1978年版であることを除いて，KANJIデータ・タイプと同じですので，KANJIデータ・タイプの初期設定を参照してください。

注意 実際のプリント・ジョブにおいてはここで示す初期設定値が，トランスレータの外部からの指定で，変更される場合があります。その場合，テキストファイルの先頭でのトランスレータの状態は, ここで示す初期設定値とは異なるかもしれません。たとえば，日本語DECprintプリンティング・サービスで，フォーム定義を利用して1行の文字数を決めることができますが，これはトランスレータの初期状態とは異なるかもしれません。

本章では以下のように，紙サイズ別のテキスト・トランスレータの初期設定値を示します。

表 C-2 　　レター・サイズ(Aサイズ)の初期設定値

表 C-3 　　A4サイズの初期設定値

表 C-4 　　Bサイズ(11"×17")初期設定値

表 C-5 　　リーガル・サイズ(8.5"×14")の初期設定値

表 C-6 　　A5サイズ(5.8"×8.3")の初期設定値

表 C-7 　　A3サイズ(11.7"×16.5")の初期設定値

表 C-8 　　B5サイズ(7.2"×10.1")の初期設定値

表 C-9 　　B4サイズ(10.1"×14.3")の初期設定値

表 C-10 　　エグゼクティブ・サイズ(7.5"×10.5")の初期設定値

注意 テキスト・トランスレータのリセット命令(DESTR，RIS)によって回復される状態は，ここで示されるデータ・タイプ，紙サイズ，およびページ・オリエンテーションによって決まる，それぞれの初期状態です。 テキスト・ファイルの印刷出力のフォーマットは，プリンタやトランスレータの初期状態だけでなく，VMSであればDCL の SET TERMINAL，フォーム定義，装置制御ライブラリ・モジュールの指定，KPRINT の使用などで変わります。プリント・キューの設定を行うシステム管理者は，それらの効果を把握していなければなりません。