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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMS ドキュメント
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タイトル
目次
まえがき
第 1 章:日本語OpenVMSの概要
第 2 章:漢字ターミナルの設定
第 3 章:ESC/Pプリンタによる印刷
第 4 章:使用可能な文字
第 5 章:日本語の入力
第 6 章:日本語ファイル名サポート
第 7 章:こんな時どうする
第 8 章:各ハードウェア・バージョンの違い
第 9 章:マニュアル
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概説書


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デフォルト・ディレクトリを日本語のディレクトリに変更する場合,ファイル指定には最大 42 文字の全角文字を含めることができます。デフォルト・ディレクトリの指定に含めることのできる文字列の長さは以下のとおりです。

   (全角文字 + 半角カナ) ×6+半角文字≦ 255               (単位:バイト) 

ただしデバイス名を意味する文字列は,上記の計算式から除きます。デバイス名の長さはデフォルト・ディレクトリの最大長に影響しません。

  注意
デフォルト・ディレクトリに含まれる全角文字および半角カナの文字数は,ファイル名に使用できる日本語の文字数に影響を与えます。長い日本語は,なるべくデフォルト・ディレクトリには使用しないでください。



以下の API は Super DEC 漢字コードセットによる日本語ファイル名を使用できます。 RMS ファイル名コンバータが有効の場合,これらの API はファイル名を Super DEC 漢字コードで入出力します。

  • システム・サービス

        $SETDDIR 
    

なお,日本語 OpenVMS V7.3,V7.3-1 では BACKUP ユーティリティの日本語化方法が変更されたため, BACKUP API では日本語ファイル名を使用できなくなりました。 BACKUP ユーティリティでは引きつづき日本語ファイル名を使用できます。

以下の API はファイル名に Unicode を使用できます。

  • $QIO

RMS ファイル名コンバータは,$QIO の使用するファイル名に影響を与えません。 $QIO は常に従来形式, ISO 8859-1,Unicode のいずれかの形式でファイル名を入出力します。

  注意
$QIO の拡張に関する詳細は,『 OpenVMS Extended File Specificationsの手引き』を参照してください。


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