日本語HP DECprint Supervisor for OpenVMS
日本語HP DECprint Supervisor for OpenVMS ユーザーズ・ガイド
  
第 10 章 List データ・タイプの使用
 Listデータ・タイプはリスト・ナンバリング・ツールであり,行単位のテキストを読みやすい形式で印刷します。Listデータ・タイプは次のような出力を作成します。
 
- 各ページの上部にファイル名の印刷
 - 各ページの上部にページ番号の印刷
 - ファイルの各行に行番号の印刷
 - 各ページに水平方向の網かけ領域の印刷
 - ファイルの最後を示すエンド・マーカの印刷
  
 
図 10-1 はListデータ・タイプを使用して印刷したページの例を示しています。
 
図 10-1 Listデータ・タイプの出力
  
 
  
Listデータ・タイプを使用してテキストを印刷するには,次のPRINTパラメータを使用します。
 
 
 
/PARAMETERS=DATA_TYPE=LIST 
 
 |  
 
 たとえば,Listデータ・タイプを使用してXREPORT.TXTファイルを印刷するには,次のコマンドを入力します。
 
 
 
$ PRINT XREPORT.TXT /PARAMETERS=DATA_TYPE=LIST
 
 |  
 
 省略時の設定では,ファィル拡張子が次のいずれかのときに, DECprint Supervisor for OpenVMS プリンタは Listデータ・タイプを使用して印刷します。
 
 
 
    B32    BAS    BLI    C      CBL    COM    CPP    CXX    FOR 
    H      HXX    MAR    MMS    PAS    PLI    R32    REQ 
 |  
 
 このリストの変更方法については,『日本語 DECprint Supervisor for OpenVMS システム管理者ガイド』を参照してください。
  
Listデータ・タイプでは,ページを書式化するときに,マージンやページ幅などのフォーム設定が無視されます。 A (レター)およびA4サイズの用紙と互換性のあるサイズで最大サイズのページが作成されます。
 ポートレート(縦長) - 80桁,70行
 ランドスケープ(横長)方向 - 132桁,55行
 
ただし,フォーム定義によって起動されるセットアップ・モジュールは,プリント・ジョブに適用されます。
 
 
  
      |