3.8.1 設計 |
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OpenVMS Alpha では,最新の『HP StorageWorks Heterogeneous Open SAN Design Reference Guide』および Data Replication Manager (DRM) のユーザ・マニュアルに説明があるように, Fibre Channel SAN 構成がサポートされるようになりました。この構成では,最大 500 メートルのマルチモード・ファイバと,最大 100 キロメートルのシングルモード・ファイバのマルチスイッチ Fibre Channel ファブリックをサポートします。さらに,DRM 構成では,Open Systems Gateway および波長分割多重化装置を使って,長距離のサイト間リンク (ISL) が可能となります。 OpenVMS は,非 OpenVMS システムに対し,ファブリックと HSG ストレージの共用をサポートします。
OpenVMS は,StorageWorks のマニュアルに記述されている数のホスト,スイッチ,およびストレージ・コントローラをサポートしています。一般に,ホストおよびストレージ・コントローラの上限は,使用できるファブリック接続の数によります。
ホスト・ベースの RAID (ホスト・ベースのシャドウイングを含む) と MSCP サーバが共用 Fibre Channel ストレージ・デバイスに対してサポートされます。これらの構成では,マルチパス・サポートが提供されます。
これらの構成の詳細については,『OpenVMS Cluster 構成ガイド』を参照してください。