表 C-6 すべてのデバイスのポート・メッセージ
BIIC FAILURE
|
ポート・ドライバがポートを再初期化しようとしている。50 回失敗すると,デバイスがオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。
|
11/750 CPU MICROCODE NOT ADEQUATE FOR PORT
|
ポート・ドライバは再試行せずに,ポートをオフラインに設定する。さらに,コンピュータが HSC サブシステムからブートされるか,またはクラスタに参加しているために,このポートが必要な場合は,コンピュータは UCODEREV コード・バグチェックでバグチェックを行う。
|
必要なコンピュータ・マイクロコード・リビジョンの詳細については,最新の OpenVMS Cluster Software SPD の適切な節を参照。必要に応じて,コンパックのサポートに連絡する。
|
PORT MICROCODE REV NOT CURRENT, BUT SUPPORTED
|
ポート・ドライバは,マイクロコードが現在のレベルでないことを検出したが,正常に動作を続行する。このエラーは単に警告としてのみ記録される。
|
マイクロコードを更新する必要がある場合は,コンパックのサポートに連絡する。
|
DATAGRAM FREE QUEUE INSERT FAILURE
|
ポート・ドライバがポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として, CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780), CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。
|
DATAGRAM FREE QUEUE REMOVE FAILURE
|
ポート・ドライバがポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として,CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780),CMI (11/750), BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。
|
FAILED TO LOCATE PORT MICROCODE IMAGE
|
ポート・ドライバがデバイスをオフラインとしてマークしたが,再試行は行わない。
|
コンソール・ボリュームにマイクロコード・ファイル CI780.BIN (CI780,CI750,CIBCI のいずれかの場合),または CIBCA--AA 用のマイクロコード・ファイル CIBCA.BIN が格納されているかどうか確認する。その後,コンピュータをリブートする。
|
HIGH PRIORITY COMMAND QUEUE INSERT FAILURE
|
ポート・ドライバがポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として,CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780),CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。
|
MSCP ERROR LOGGING DATAGRAM RECEIVED
|
HSC サブシステムからエラー・メッセージを受信すると,ポート・ドライバはエラーをログに記録し,他の操作を行わない。適切な HSC コンソール・コマンドを使用して, HSC 情報エラー・ログ・データグラムの送信を無効にする必要がある。このようなデータグラムは,エラー・ログ・データ・ファイルでかなり多くの領域を使用するからである。
|
エラー・ログ・データグラムは,何らかの理由で (たとえば, HSC コンソールで用紙切れが発生した場合など) HSC コンソールで収集できない場合にだけ,読み込む必要がある。ログに記録されたこの情報は,HSC コンソールに記録されたメッセージと重複する。
|
INAPPROPRIATE SCA CONTROL MESSAGE
|
ポート・ドライバはリモート・ポートへのポート間仮想サーキットをクローズしている。
|
コンパックのサポートに連絡する。ローカル・コンピュータとリモート・コンピュータからエラー・ログおよびクラッシュ・ダンプを保存する。
|
INSUFFICIENT NON-PAGED POOL FOR INITIALIZATION
|
ポート・ドライバはデバイスをオフラインとしてマークし,再試行を行わなかった。
|
NPAGEDYN または NPAGEVIR の値を大きくして,コンピュータをリブートする。
|
LOW PRIORITY CMD QUEUE INSERT FAILURE
|
ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として, CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780), CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。
|
MESSAGE FREE QUEUE INSERT FAILURE
|
ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として, CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780), CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。
|
MESSAGE FREE QUEUE REMOVE FAILURE
|
ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として, CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780), CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。
|
MICRO-CODE VERIFICATION ERROR
|
ポートにロードされたばかりのマイクロコードを読み込んでいるときに,ポート・ドライバがエラーを検出した。ドライバはポートを再初期化しようとする。50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。
|
NO PATH-BLOCK DURING VIRTUAL CIRCUIT CLOSE
|
ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。ローカル・コンピュータからエラー・ログとクラッシュ・ダンプを保存する。
|
NO TRANSITION FROM UNINITIALIZED TO DISABLED
|
ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。
|
PORT ERROR BIT(S) SET
|
ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
maintenance timer expiration ビットは, PASTIMOUT システム・パラメータの値が小さすぎるために,大きくしなければならないことを示している可能性がある。特に,ローカル・コンピュータが特権付きユーザ作成ソフトウェアを実行している場合は,この状況が発生する。他のすべてのビットについては,コンパックのサポートに問い合わせる。
|
PORT HAS CLOSED VIRTUAL CIRCUIT
|
リモート・ポートに対してローカル・ポートがオープンした仮想サーキットをポート・ドライバがクローズした。
|
仮想サーキットがクローズされた理由については,エラー・ログ・エントリの PPD$B_STATUS フィールドを確認する。リモート・コンピュータで障害が発生した場合や,リモート・コンピュータがシャットダウンされた場合は,このエラーが発生するのが正常である。PEDRIVER の場合は, PPD$B_OPC フィールドの値を無視する。この値は不明のオペレーション・コードである。
PEDRIVER がこれらのエラーを数多くログに記録した場合, LAN またはリモート・システムに問題があるか,または非ページング・プールがローカル・システムで不足している可能性がある。
|
PORT POWER DOWN
|
ポート・ドライバがポート操作を停止し,電力がポート・ハードウェアに供給されるようになるのを待っている。
|
ポート・ハードウェアへの電力を復旧する。
|
PORT POWER UP
|
ポート・ドライバがポートを再初期化し,ポート操作を再起動した。
|
処置は必要ない。
|
RECEIVED CONNECT WITHOUT PATH-BLOCK
|
ポート・ドライバがポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。ローカル・コンピュータからエラー・ログとクラッシュ・ダンプを保存する。
|
REMOTE SYSTEM CONFLICTS WITH KNOWN SYSTEM
|
リモート・コンピュータの SCSSYSTEMID および SCSNODE の値が,仮想サーキットがすでにオープンされている他のコンピュータの設定と同じであることを構成ポーラが検出した。
|
できるだけ速やかに新しいコンピュータをシャットダウンする。 SCSYSTEMID および SCSNODE の値を固有の値に設定してリブートする。新しいコンピュータは,操作に必要な時間だけ稼動させ,直ちにシャットダウンする。クラスタを実行しているときに,他の仮想サーキット障害がクラスタ内で発生しているときに,ID が競合する 2 台のコンピュータがポーリングすると,クラスタ内のコンピュータは CLUEXIT バグチェックでシャットダウンされる可能性がある。
|
RESPONSE QUEUE REMOVE FAILURE
|
ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。このエラーは,インターロックされているキューへのアクセス権を取得できないために発生する。問題の原因として, CI ハードウェアの故障,メモリ,SBI (11/780), CMI (11/750),BI (8200,8300,8800) の競合が考えられる。
|
SCSSYSTEMID MUST BE SET TO NON-ZERO VALUE
|
ポート・ドライバは,再試行を実行せずにポートをオフラインに設定する。
|
会話型ブートによってコンピュータを再起動し,SCSSYSTEMID を正しい値に設定する。同時に,SCSNODE が空白以外の正しい値に設定されていることを確認する。
|
SOFTWARE IS CLOSING VIRTUAL CIRCUIT
|
ポート・ドライバはリモート・ポートへの仮想サーキットをクローズする。
|
仮想サーキットがクローズされた原因については,エラー・ログ・エントリを確認する。たとえば,両方のパスで送信障害または受信障害が発生すると,このエラーが発生する。このようなエラーは,このリモート・コンピュータに対するパスが正常でないことを示す,1 つまたは 2 つの前のエラー・ログ・エントリから検出されることがある。
|
SOFTWARE SHUTTING DOWN PORT
|
ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗すると,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
ポートを再初期化できない原因を他のエラー・ログ・エントリから確認する。
|
UNEXPECTED INTERRUPT
|
ポート・ドライバはポートを再初期化しようとしている。 50 回失敗した後,デバイスはオフラインとしてマークされる。
|
コンパックのサポートに連絡する。
|
UNRECOGNIZED SCA PACKET
|
ポート・ドライバは,リモート・ポートに対する仮想サーキットをクローズする。仮想サーキットがすでにクローズされている場合,ポート・ドライバはリモート・ポートからのデータグラムの受信を禁止する。
|
コンパックのサポートに連絡する。このエントリが記録されているエラー・ログ・ファイルを保存し,ローカル・コンピュータとリモート・コンピュータの両方からクラッシュ・ダンプを保存する。
|
VIRTUAL CIRCUIT TIMEOUT
|
ポート・ドライバは,ローカル CI ポートがリモート・ポートに対してオープンした仮想サーキットをクローズする。このようなクローズが行われるのは,リモート・コンピュータが CI マイクロコード・バージョン 7 以上を実行している場合か,ローカル・コンピュータから送信されたメッセージにリモート・コンピュータが応答できない場合である。
|
リモート・コンピュータが停止またはシャットダウンされている場合や,障害が発生している場合は,このエラーが発生するのは正常である。このエラーは,ローカル・コンピュータの TIMVCFAIL システム・パラメータの値が小さすぎることを意味することがある。特に,リモート・コンピュータが特権付きユーザ作成ソフトウェアを実行している場合は,このような状況が発生する。
|
INSUFFICIENT NON-PAGED POOL FOR VIRTUAL CIRCUITS
|
ポート・ドライバは,プールが不足しているために仮想サーキットをクローズする。
|
DCL コマンド SHOW MEMORY を入力して必要なプールを判断した後,適切なシステム・パラメータを調整する。
|