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![]() OpenVMS マニュアル |
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日本語HP DECprint Supervisor for OpenVMS
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目次 | 索引 |
DIGITAL Laser Printer LN15+ プリンタは, DIGITAL Laser Printer LN15 のアップグレード機種です。 DCPS ドキュメントの DIGITAL Laser Printer LN15 についての記述は, DIGITAL Laser Printer LN15+ についても適用されます。
19.10.1 無関係な USERDATA メッセージの表示 |
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DCPS ジョブが出力待ちである場合, LN15+ に現在出力中のジョブから USERDATA メッセージが表示されます。たとえば出力時に /NOTIFY 修飾子を指定した場合は,このようなメッセージは画面に表示されます。ジョブには影響しないため,このメッセージは無視してください。
19.10.2 給紙トレイの選択 |
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オプションの下段トレイに上段トレイとは異なるサイズの用紙が装着されていた場合,下段トレイに出力しようとすると,不正な出力となるか,あるいはエラー・メッセージが表示されます。 INPUT_TRAY=BOTTOM および PAGE_SIZE あるいは SHEET_SIZE のいずれかのパラメータを使用して,給紙トレイおよび用紙サイズの両方を指定した場合, SIZNOTRAY エラーが発生します。用紙サイズを指定しないで INPUT_TRAY=BOTTOM を指定した場合は,不正な位置に出力されたり,一部が欠けて出力されます。この問題の回避策は,用紙サイズだけを指定して下段トレイを選択することです。
19.10.3 エラーの発生したジョブが完了しない可能性 |
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不正なジョブ・パラメータを指定した場合,あるいはジョブで PostScritp エラーが発生した場合,ジョブが完了しない可能性があります。これは,LN15+ プリンタが DCPS に対して常にエラー・メッセージを送信しているわけではないためです。 DELETE/ENTRY コマンドを使用してキューからそのジョブを削除し,プリンタが別のジョブからも使用できるようにします。また,プリンタが "PS Error 19" を表示している場合は,プリンタの CONTINUE ボタンを押して出力を再開させる必要があります。プリンタの PostScript タイムアウト値を 0 に設定しておくと,プリンタのボタンを押す必要がありません。
19.10.4 ジョブが障害通知を行わない可能性 |
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/NOTIFY 修飾子を指定して出力中に,障害が発生したジョブは,障害メッセージを通知しない可能性があります。そのようなエラーが発生した場合には, DCPS エラー・ページが出力されます。
![]() | 19.11 DIGITAL Laser Printer LN17+ps および LN17ps | ![]() |
DIGITAL Laser Printer LN17+ps は DIGITAL LN17ps プリンタのアップグレード機種です。 DIGITAL LN17ps プリンタについての DCPS ドキュメントの記述は, DIGITAL Laser Printer LN17+ps に対しても適用されます。
19.11.1 LN17ps での出力の制限 |
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次のような状態の場合に, LN17ps でのプリンタ出力が制限されることがあります。
このような制限を避けるには,INPUT_TRAY=MANUAL_FEED を使用します。
LN17ps の用紙サイズとともに INPUT_TRAY 値を FRONT あるいは MULTIPURPOSE のいずれかに指定した場合, DCPS はコンソールで指定したマニュアル・トレイのサイズに用紙サイズを一致させるように要求します。
![]() | 19.12 DIGITAL Laser Printer LN40 | ![]() |
DIGITAL Laser Printer LN40 プリンタのコンソールで OFFSET STACKING 設定を ON にしている場合,次の問題が生じることがあります。
![]() | 19.13 Compaq および DIGITAL Laser Printer LNC02 | ![]() |
Compaq Laser Printer LNC02 と DIGITAL Laser Printer LNC02は同じです。 DCPS のドキュメントで DIGITAL Laser Printer LNC02 について記述されている説明は,Compaq Laser Printer LNC02 にも適用されます。
19.13.1 不正確な用紙数 |
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LNC02 プリンタの制限により,ジョブ・トレーラ・ページおよび OpenVMS アカウンティング・ファイルで通知される用紙数は正しくありません。現在のところ対処法は報告されていません。ただし,LNC02 にはプリンタの使用状況を追跡するために使用することができるアカウンティング機能を持っています。
![]() | 19.14 HP 9085 MFP | ![]() |
このプリンタは,DCPS がプリントジョブで要求したすべての情報を返しません。特に,要求されたトレイの用紙サイズは DCPS にはわかりません。このため,トレイに入っている用紙がそのプリンタのデフォルトのサイズでない場合は,トレイ名だけで用紙を選択することはできません。 INPUT_TRAY が指定され,そのトレイにデフォルト以外のサイズの用紙が入っている場合,そのプリンタは,要求されたサイズの用紙をロードするようにメッセージを出します。
デフォルト以外のサイズの用紙が入っているトレイを選択するには, INPUT_TRAY パラメータの代わりに, MEDIA_TYPE,PAGE_SIZE,および SHEET_SIZE を組み合わせて使用してください。
![]() | 19.15 HP LaserJet プリンタ | ![]() |
HP LaserJet IIID,LaserJet IIISi,LaserJet 4M,LaserJet 4ML,LaserJet 4MX, LaserJet 4SiMX プリンタは,その他のプリンタよりも少々小さな印刷領域を持っています。その結果,1 ページ毎に 66 行を使用する ANSI テキスト・ファイルを印刷する場合, 66 行目の最後の 3 ポイントが印刷されません。
レイアップ・オプションを使用することでこの制限に対処することができます。 1 つの対処法は,次のオプションを持つレイアップ定義ファイルを作成して使用することです。
noborders margins = 0, 3, 0, 0 |
あるいは,これらをオプションをコマンド行に直接入力することもできます。
$ PRINT /PARAMETERS=(LAYUP="(NOBORDERS;MARGINS=0,3,0,0)") |
LaserJet 5M プリンタにも ANSI テキストの 66 行目に同様の制限がありますが,最後のマージンを 3 ポイントではなく 11 ポイントを指定しなければなりません。
![]() | 19.16 HP LaserJet 4MV プリンタ | ![]() |
4MV プリンタは,JIS B5 および ISO B5 用紙サイズの両方をサポートします。このプリンタでは,JIS サイズは用紙として認識され,ISO サイズは封筒として認識されます。 DCPS では,B5 用紙サイズを指定するオプションは 1 つしかありません。 DCPS は,2 つの B5 サイズを次のように処理します。
パラメータ | 構成 | 結果 |
---|---|---|
SHEET_SIZE=B5 | トレイ xxx に ISO が装着されている | トレイ xxx の用紙に ISO イメージ領域のページが出力される |
SHEET_SIZE=B5 | トレイ xxx に JIS が装着されている | DCPS は "B5 medium not loaded in printer_name" というメッセージを通知する |
INPUT_TRAY=xxx, SHEET_SIZE=B5 (xxx は MANUAL_FEED) | トレイ xxx に ISO あるいは JIS が装着されている | B5 の種類に関わらず,トレイ xxx の用紙に ISO イメージ領域のページが出力される |
INPUT_TRAY=xxx, SHEET_SIZE=B5 (xxx は MANUAL_FEED 以外の任意のもの) | トレイ xxx に ISO あるいは JIS が装着されている | トレイ xxx の用紙に B5 の種類に応じた正しいイメージ領域のページが出力される |
![]() | 19.17 HP LaserJet 5SiMX プリンタ | ![]() |
5SiMX プリンタは,JIS B5 および ISO B5 用紙サイズの両方をサポートします。 DCPS は 第 19.16.1 項 で説明しているように 2 つの B5 サイズを処理します。
19.17.2 オプション・メールボックス |
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DCPS は HP 5SiMX プリンタのオプション・メールボックス・ビンに 1 から 8 までの番号を付けます。この番号はビン側面のプラスチックに刻印された番号と一致します。 5SiMX コンソールでは,同一のビンを 2 から 9 の番号に対応付けします。
![]() | 19.18 HP Color LaserJet 2500, LaserJet 2100 および 2200 | ![]() |
HP Color LaserJet 2500,LaserJet 2100 および 2200 プリンタは,トレイに入っている用紙のサイズを検知しません。このため,これらのプリンタで DCPS を使用する場合,以下の制限事項が適用されます。
![]() | 19.19 HP LaserJet 4200, 4300, 9000 および 9000 MFP | ![]() |
排紙トレイ STACKER および STAPLER は,プリンタのオプション・フィニッシャに含まれている同じトレイを指します。
ホチキス止め機能を指定する推奨方法は,DCPS パラメータの STAPLE を使用することです。このパラメータでは,4 つの異なるホチキス止めの位置が提供されており,ホチキス止め位置を決定する際にページの向きが考慮されます。したがって, STAPLE パラメータで出力のホチキス止めを指定する場合には, OUTPUT_TRAY=STACKER を使用します。
OUTPUT_TRAY=STAPLER を指定した場合,プリンタは省略時の設定により,省略時のホチキス止め位置にホチキス止めをし,出力します。ジョブ・バースト・ページおよびジョブ・フラグ・ページがある場合は,ジョブへホチキス止めされます。
指定されたプリンタの給紙方向およびページ方向によっては,一部のホチキス止めの位置を使用できません。また,HP LaserJet 9000 で使用可能なホチキス止めの位置は, LaserJet 4200 および 4300 の場合よりも多くなっています。LaserJet 4200 および 4 300 で使用可能な位置は,ポートレート出力では左上隅のみ,ランドスケープ出力では右上隅のみです。
![]() | 19.20 HP LaserJet 8000, 8100 および 8150 | ![]() |
HP LaserJet 8000 プリンタのオプション設定に応じて,DCPS は,このプリンタのオプション・メールボックス・ビンに,1 から 5,1 から 7,または 1 から 8 のいずれかの番号を付けます。これは,ビン側面のプラスティックに刻印された数字に一致します。これに対し,プリンタのコンソールでは,これらのビンに 2 から 9 の番号を付けて参照します。使用しているプリンタ・モデルの番号付け,および異なるオプションと構成によるトレイの目的についての詳細は,『HP LaserJet User Guide』を参照してください。
![]() | 19.21 Lexmark Optra Rt+ | ![]() |
Optra Rt+ プリンタは,JIS B5 および ISO B5 用紙サイズの両方をサポートします。 DCPS は 第 19.16.1 項 で説明しているように 2 つの B5 サイズを処理します。
![]() | 19.22 Lexmark Optra S | ![]() |
Lexmark Optra S プリンタでは,Otherenvelope および Universal の用紙サイズに印刷することができます。 Otherenvelopetray (612 x 996) および Universal (612 x 1020) は, Legal (612 x 1008) とは異なるページ・サイズです。しかし,Legal (600 x 996) と同じイメージ領域を持っているため,これらは同じサイズとして処理されます。これらのサイズが必要なユーザは, PAGE_SIZE=LEGAL と指定します。
![]() | 19.23 Xerox Phaser 4500, 6250, 7300, 7750 および 8400 | ![]() |
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