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OpenVMS マニュアル |
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HP OpenVMS
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目次 | 索引 |
ローカル・ノードに関する情報を表示しています。
Node Name: LTC LAT Protocol Version: 5.2 Node State: On Node Ident: LTC - Engineering Development Incoming Connections: Enabled Incoming Session Limit: None Outgoing Connections: Enabled Outgoing Session Limit: None Service Responder: Disabled Circuit Timer (msec): 80 Keepalive Timer (sec): 20 Retransmit Limit (msg): 20 Node Limit (nodes): None Multicast Timer (sec): 20 CPU Rating: 8 Maximum Unit Number: 9999 User Groups: 43, 73 Service Groups: 7-9, 13, 23, 40, 43, 45, 66, 72-73, 89, 120-127, 248-255 Service Name Status Rating Identification LTVMS Available 31 D . |
LTC というローカル・ノードが On 状態にあるため,このノード上に LAT 接続を作成できることを示しています。LTC は,バージョン 5.2 の LAT プロトコルを稼働しています。ノードの識別子は "LTC - Engineering Development" です。これはローカル・ノードであるため, LAN デバイスのアドレスは表示されていません。ローカル・ノード上のデバイスのアドレスを表示するには, SHOW LINK コマンドを使用してください。 例 2 のリモート・ノード状態表示では,ノードのイーサネット・アドレスが表示されています。
着信接続と発信接続の両方がノード LTC に許可されており,セッション数に制限はありません。各種タイマの値と許可されているグループが表示されています。 ローカル・ノードのユーザは,ユーザ・グループ 43 と 73 に属するサービス・ノードにアクセスできます。ローカル・ノードで提供されるサービスにアクセスできるのは,表示されているサービス・グループに属するノードです。
ローカル・ノードの CPU レーティングは 8 であり,サービス LTVMS をノードが提供しています。このサービスは使用可能であり,そのレーティングは 31 D (動的) です。S は,静的レーティングを示します。
#2 |
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LATCP> SHOW NODE/FULL RWWUP |
RWWUP というリモート・ノードの情報を表示しています。
Node Name: RWWUP LAT Protocol Version: 5.2 Node State: Reachable Address: AA-00-04-00-11-10 Node Ident: . Incoming Connections: Enabled Circuit Timer (msec): 80 Multicast Timer (sec): 20 Service Groups: 7, 13, 42-43, 45, 66, 70-72, 75-82, 88-89 Service Name Status Rating Identification NAC Available 28 . SYSMGR Available 28 .
リモート・ノード RWWUP はアクセス可能で,バージョン 5.2 の LAT プロトコルを稼働しています。ノード RWWUP のイーサネット・アドレスが表示されています。着信接続が許可されているので,表示されているサービス・グループのいずれかに属しているノードからは,リモート・ノード RWWUP 上のサービスに接続できます。
リモート・ノード RWWUP は,NAC と SYSMGR の 2 つのサービスを提供しており,両方が使用可能です。
#3 |
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LATCP> SHOW NODE/ALL/BRIEF |
ローカル・ノードが認識するすべてのノードの情報を表示しています。
Node Name Status Identification ---------------- ----------- ---------------------------------------------- ABLAN Reachable Unauthorized access is prohibited. ASKWEN Reachable . CHUNK Reachable A member of the MAIN VAXcluster . . . UTOO On Can be healthy at the Center VULCUN Reachable Beam me up ZENX Reachable ZENX
ローカル・ノードが認識するすべてのノードについて,アクセス可能であるかどうかという状態と識別子を表示しています。ローカル・ノード UTOO の状態も表示されています。状態値は,On,Off,Shut のいずれかです。この例では,On です。
#4 |
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$ LCP :== $LATCP $ LCP SHOW NODE /STATUS |
この例では,AXP システムで SHOW NODE /STATUS が次の表示を生成しています。
Node Name: NODE1 LAT Protocol Version: 5.2 Node State: On Node Ident: Test system Current Highest Maximum ------- ------- ------- Active Circuits: 1 2 1023 Connected Sessions: 1 6 260865 Incoming Queue Entries: 0 0 24 Outgoing Queue Entries: 0 1 32767 Unprocessed Announcements: 0 7 500 Unprocessed Solicits: 0 2 250 Local Services: 1 2 255 Available Services: 188 194 N/A Reachable Nodes: 166 172 N/A Discarded Nodes: 0
SHOW PORT |
ローカル・ノード上のポートの状態と LAT 特性を表示します。
SHOW PORT [ポート名]
ポート名
情報を表示するポートの名前を指定します。ポート名を指定しない場合,ノード上のすべての LTA n: の特性が表示されます。ポート名を指定する場合,/APPLICATION,/DEDICATED,/FORWARD, /INTERACTIVE,/LIMITED の各修飾子は使用しないようにしてください。
/APPLICATION
すべてのアプリケーション・ポートの表示を出力します。/BRIEF
ポート・タイプ,ポート状態など,そのポートに対応するリモート・ノード名,ポート,およびサービスを表示します。ポート名を指定しない場合の省略時の表示です。/COUNTERS
ポート用のカウンタを表示します。この修飾子を /BRIEF 修飾子または /FULL 修飾子とともに使用しないでください。/DEDICATED
すべての専用ポートの表示を出力します。/FORWARD
LAT 発信接続と LAT ローカル管理機能のいずれかに使用されているすべての LAT ポートの表示を出力します。/FULL
次の情報を表示します。
- ポート・タイプ
- ポート状態
- 指定したポートに対応するターゲット・ポート名,ノード名,サービス名
- 接続が現在有効である場合,指定したポートに対応するリモート・ノード名,ポート,サービス
/INTERACTIVE
会話型着信接続に使用されているすべての LAT ポートの表示を出力します。/LIMITED
システム上の (CREATE PORT /LIMITED または SET PORT /LIMITED コマンドによって確立された) すべての制限された LTA デバイスを表示します。
アプリケーション・ポートの場合,SET PORT コマンドで指定したリモート・ノード名,リモート・ポート名,リモート・サービス名を表示します。専用ポートの場合,SET PORT コマンドで指定したサービス名を表示します。
Interactive であると表示されたポートは,ターミナル・サーバのユーザまたは LAT 発信接続をサポートする VMS ノードのユーザが現在使用しています。
実行中セッションを持つすべてのポートについて,リモート・ノードはリモート・ノード名とリモート・ポート名を使用中のローカル・ノードに送ります。これらの名前が表示されます。
#1 |
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LATCP> SHOW PORT /FULL |
SET PORT コマンドの使用例で設定した特性を反映しています。
Local Port Name: _LTA16: Local Port Type: Forward Local Port State: Inactive Connected Link: Target Port Name: Actual Port Name: Target Node Name: LATCP$MGMT_PORT Actual Node Name: Target Service Name: Actual Service Name: -------------------------------------------------------------------------------- Local Port Name: _LTA17: Local Port Type: Interactive Local Port State: Active Connected Link: LAT$LINK Target Port Name: Actual Port Name: PORT_1 Target Node Name: Actual Node Name: MY_DS200_SERVER Target Service Name: Actual Service Name: -------------------------------------------------------------------------------- Local Port Name: _LTA19: Local Port Type: Application (Queued) Local Port State: Active Connected Link: LAT$LINK Target Port Name: Actual Port Name: Target Node Name: TLAT1 Actual Node Name: TLAT1 Target Service Name: PRINTER Actual Service Name: PRINTER -------------------------------------------------------------------------------- Local Port Name: _LTA21: Local Port Type: Dedicated Local Port State: Inactive Connected Link: Target Port Name: Actual Port Name: Target Node Name: Actual Node Name: Target Service Name: GRAPHICS Actual Service Name: -------------------------------------------------------------------------------- Local Port Name: _LTA22: Local Port Type: Application (Queued) Local Port State: Active Connected Link: LAT$LINK Target Port Name: LN02 Actual Port Name: LN02 Target Node Name: TS33EW Actual Node Name: TS33EW Target Service Name: Actual Service Name: --------------------------------------------------------------------------------
ローカル・ノード上のすべてのポートの情報を表示しています。 4 種類のポートのそれぞれに関する情報は,次のとおりです。
- Forward (順方向)
LAT 発信接続に使用するポートまたはローカル管理機能と LATCP コマンドの実行に使用するポートです。ポート LTA16: は,順方向ポートです。このポートは現在休止しています。つまり, LAT 接続は現在確立されていません。ターゲット・ノード名 LATCP$MGMT_PORT は,ユーザが入力する LATCP コマンドをこのポートで実行することを示します。 ノード名とサービス名が表示されている場合は,発信接続にポートが使用されていることを意味します。- Interactive (会話型)
別のノードまたはターミナル・サーバからの LAT 接続要求の結果作成されたポートです。ポート LTA17: は,ターミナル・サーバ MY_DS200_SERVER 上のポート PORT_1 に接続されている会話型ポートです。- Application (アプリケーション)
ターミナル・サーバ上のデバイスへの請求接続に使用するポートまたは LAT リモート・サービス・ノード上のアプリケーション・サービスへの請求接続に使用するポートです。ポート LTA22: は,アプリケーション・ポートです。このポートは,ターミナル・サーバ・ノード TS33EW 上のポート LN02 (プリンタ) にマップしています。サーバ TS33EW は,ローカル・ノードからの接続要求をキューに登録しています。ポート LTA19: も,アプリケーション・ポートです。このポートは,ターミナル・サーバ TLAT1 上のサービス PRINTER にマップしています。- Dedicated (専用)
ローカル・アプリケーション・サービス専用のポートです。ポート LTA21: は,サービス GRAPHICS 専用です。
ターゲット・ポート名,ターゲット・ノード名,ターゲット・サービス名は,SET PORT コマンドで指定した名前です。 これらの名前は,接続を要求するときにリモート・ノードまたはターミナル・サーバに渡されます。
実ポート名,実ノード名,実サービス名は,リモート・ノードが接続要求を受け付けたときに戻す名前です。リモート・ノードが名前を変換した場合,これらの実名称は,SET PORT コマンドで指定したターゲット名と異なる場合があります。たとえば,LAT サービス名に対する接続を受け付けたとき,ターミナル・サーバは,通常,実際の接続先であるポートの名前を戻します。
#2 |
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LATCP> SHOW PORT LTA1 /COUNTERS |
LTA1 デバイスのカウンタ情報の一覧を表示します。
Port Name: _LTA1: Seconds Since Zeroed: 66 Remote Accesses: 0 Framing Errors: 0 Local Accesses: 0 Parity Errors: 0 Bytes Transmitted: 0 Data Overruns: 0 Bytes Received: 0 Password Failures: 0 Solicitations Accepted: 1 Solicitations Rejected: 1 Incoming Solicits Accepted: 0 Incoming Solicits Rejected: 0 Last disconnect reason code: 18 (%LAT-F-LRJDELETED, queue entry deleted by server)
SHOW QUEUE_ENTRY |
ローカル・ノード上にキュー登録された要求またはエントリに関する情報を表示します。
SHOW QUEUE_ENTRY [キュー・エントリ識別子]
キュー・エントリ識別子
情報を表示するキュー登録されたエントリの識別子 (ID) を指定します。このパラメータの値を指定しない場合は,キュー登録されたすべてのエントリに関する情報が表示されます。
/BRIEF
キュー登録されたエントリについて,次のような情報を表示します。
- 位置
- エントリ ID
- ソース・ノード
- サービス
- ポート名
これは,省略時の表示内容です。
/FULL
/BRIEF 修飾子によって表示される情報に加えて,各ノードについて次のような情報を表示します。
- ノード・キュー位置
- サービス・キュー位置
- ノード・アドレス
- 要求リンク
SHOW QUEUE_ENTRY コマンドによって,ローカル・ノード上にキュー登録された要求またはエントリに関する情報を表示することができます。コマンド行でキュー・エントリ ID を指定することにより特定のエントリの情報を表示することができます。省略時の設定では,すべてのエントリの情報が表示されます。特定のエントリをキューから削除するには,DELETE QUEUE_ENTRY コマンドを使用します。
#1 |
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LATCP> SHOW QUEUE_ENTRY |
この例では,次のような表示が行われます。
Position Entry ID Source Node Service Port Name -------- -------- ---------------- ---------------- --------- 1 79EC NODE1 LAT_LIMITED 2 7AEC NODE2 LAT_LIMITED 3 7CEC NODE3 LAT_LIMITED
#2 |
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LATCP> SHOW QUEUE_ENTRY/FULL |
この例では,次のような表示が行われます。
Entry ID: 7AEC Remote Node: NODE1 Node Queue Position: 1 Address: 08-00-2B-0A-A0-A0 Service Queue Position: 1 Target Port: Target Service: LAT_LIMITED Soliciting Link: LAT$LINK -------------------------------------------------------------------------------- Entry ID: 7CEC Remote Node: NODE2 Node Queue Position: 2 Address: AA-00-04-00-37-DD Service Queue Position: 2 Target Port: Target Service: LAT_LIMITED Soliciting Link: LAT$LINK
SHOW SERVICE |
ローカル・ノードが認識する LAT サービスの状態と LAT 特性を表示します。
SHOW SERVICE [サービス名]
サービス名
情報を表示するサービスの名前を指定します。サービス名を指定しない場合,ノードが認識するすべてのサービスの情報が表示されます。このパラメータで有効なワイルドカード文字を使用することができます。たとえば,SHOW SERVICE LAT_* コマンドは,接頭辞 LAT_ で始まるすべてのサービスの状態と特性を表示します。
/BRIEF
サービスの状態と識別文字列を表示します。/COUNTERS
サービスのカウンタを表示します。この修飾子は,/BRIEF 修飾子や /FULL 修飾子と併用しないようにしてください。次の表は,カウンタを示しています。
カウンタ 説明 リモート・カウンタ Connections attempted リモート・ノードが提供するサービスにローカル・ノードが接続しようとした総回数 Connections completed リモート・ノードが提供するサービスにローカル・ノードが正常接続した総回数 ローカル・カウンタ Connections accepted ローカル・ノードが提供するサービスに対するリモート・ノードからの接続要求を,ローカル・ノードが受け付けた総回数 Connections rejected ローカル・ノードが提供するサービスに対するリモート・ノードからの接続要求を,ローカル・ノードが拒否した総回数 Password failures パスワード違反エラーによって拒否されたサービスへの接続要求の総数
/FULL
サービスの状態,識別文字列,タイプ,サービス特性の設定値を表示します。サービスを提供するすべてのサービス・ノードの状態も表示します。/LOCAL
ローカル・ノードだけが提供するサービスの情報を表示します。この修飾子は,/BRIEF,/COUNTERS,/FULL の各修飾子と併用できます。
サービスに関する情報を表示します。サービス名を指定しない場合,使用中のローカル・ノードが認識するすべてのサービスの情報が表示されます。サービス名は指定せず /LOCAL 修飾子を指定した場合,使用中のローカル・ノードが提供するすべてのサービスの情報が表示されます。/BRIEF,/COUNTERS,/FULL の修飾子により,サービスの状態,識別文字列,タイプ,サービスを提供するすべてのサービス・ノードの状態,サービス特性設定値,サービス・カウンタを表示できます。
#1 |
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LATCP> SHOW SERVICE NODE1 /FULL |
NODE1 というサービスに関する情報を表示しています。このサービスは,ローカル・ノードが提供しています。
Service Name: NODE1 Service Type: General Service Status: Available Connections: Enabled Service Password: Enabled Queueing: N/A Service Ident: NODE1 - Test system Node Name Status Rating Identification LAV On 31 D . LATP Reachable 48 . LITTN Reachable 37 . LTDRV Reachable 82 .
ローカル・ノードが提供するサービス NODE1 が使用可能であり,そのサービス・タイプが一般であることを示しています。これは,専用アプリケーション・サービスの逆である,一般的タイムシェアリング・サービスを意味します。このサービスを提供するすべてのノードの状態も示されています。ローカル・ノードは LAV です。ローカル・ノードの状態は, On,Off,Shut のいずれかです。この例では,On です。その他のノードの状態は,アクセス可能であるかどうかを示しています。 新たな接続を受け付けるサービス・ノードの相対的能力を示すレーティングが表示されています。ローカル・ノードで提供されるサービスの横に表示されている D は,ノード LAV がレーティングを動的に計算することを示します。S の場合,レーティングはシステム管理者によって永久的に設定されることを意味します。
#2 |
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LATCP> SHOW SERVICE OFFICE/FULL |
リモート・ノードが提供する OFFICE というサービスの情報を表示しています。
Service Name: OFFICE Service Status: Available Service Ident: . Node Name Status Rating Identification BURGIL Reachable 121 . DARWIN Reachable 43 .
サービスが使用可能であることを示しています。このサービスを提供するノード BURGIL と DARWIN についても,状態などの情報を表示しています。
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