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OpenVMS マニュアル |
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HP OpenVMS
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目次 | 索引 |
ADD CIRCUITS |
現在許可されているすべての CIRCUITS クラス・フィールドを, SHOW CLUSTER 表示に追加します。CIRCUITS クラスには,クラスタ内のシステムの仮想サーキットに関する情報が含まれます。
ADD CIRCUITS [/修飾子[,...]]
なし
/ALL
クラスのすべてのフィールドを表示に追加することを指定します。/TYPE=ALL
形成サーキット,オープン・サーキット,クローズ・サーキットを含む,すべての種類のサーキットを表示に含めることを指定します。/TYPE=OPEN
/TYPE=NOOPEN
オープン・サーキットまたは非オープン・サーキットを表示に追加するかどうかを制御します。
ADD CIRCUITS コマンドは,CIRCUITS クラス情報を SHOW CLUSTER 表示に追加します。この情報には,現在許可されているすべての CIRCUITS クラス・フィールドのデータが含まれます。省略時の設定では,次のフィールドが有効です。RPORT_NUM---リモート・ポート番号
RP_TYPE---リモート・ポート・タイプ
CIR_STATE---サーキット状態CIRCUITS クラス・フィールドの種類については, 表 22-2 を参照してください。
ADD CIRCUITS コマンドと REMOVE CIRCUITS コマンドを使用することにより,CIRCUITS クラス情報を表示するかどうか指定できます。 CIRCUITS クラスを表示からいったん削除した後,そのフィールドをまったく変更せずに再び追加すると,削除する前と同じフィールドがすべて表示されます。CIRCUITS クラスを削除して新しい CIRCUITS クラス・フィールドを追加すると,削除する前に許可されていたフィールドはすべて禁止され,新しく追加したフィールドだけが表示されます。
#1 |
---|
COMMAND> ADD CIRCUITS |
このコマンドは,CIRCUITS クラス情報を表示に追加しています。この情報には,すべての種類のサーキットについて,許可されている CIRCUITS クラス・フィールドがすべて含まれます。
#2 |
---|
COMMAND> ADD CIRCUITS/TYPE=OPEN |
このコマンドは,すべてのオープン・サーキットを SHOW CLUSTER 表示に追加しています。
#3 |
---|
COMMAND> REMOVE CIRCUITS COMMAND> ADD RP_OWNER COMMAND> REMOVE CIRCUITS . . . COMMAND> ADD CIRCUITS |
REMOVE CIRCUITS コマンドは CIRCUITS クラスを表示から削除しています。
ADD RP_OWNER コマンドは CIRCUITS クラス・フィールド RP_OWNER を表示に追加しています。この結果,他の CIRCUITS クラス・フィールドは,すべて禁止されます。再び CIRCUITS クラスを削除して追加したときに表示されるのは, RP_OWNER フィールドだけです。
ADD CLUSTER |
現在許可されているすべての CLUSTER クラス・フィールドを, SHOW CLUSTER 表示に追加します。
ADD CLUSTER
なし
/ALL
クラス内のすべてのフィールドを表示に追加することを指定します。
ADD CLUSTER コマンドは,CLUSTER クラス情報を SHOW CLUSTER 表示に追加します。この情報には,現在許可されているすべての CLUSTER クラス・フィールドのデータが含まれます。省略時の設定では,CLUSTER クラスには次のフィールドが含まれます。CL_EXPECTED_VOTES---クラスタ・ボート予想数
CL_QUORUM---クラスタ・クォーラム
CL_VOTES---クラスタ・ボート
QF_VOTE---クォーラム・ディスクがボートを提供する
CL_MEMBERS---現在のクラスタ・メンバ
FORMED---クォーラムが形成された時間
LAST_TRANSITION---クラスタ・メンバシップにおける最後の変更CLUSTER クラス・フィールドの種類については, 表 22-3 を参照してください。
ADD CLUSTER コマンドと REMOVE CLUSTER コマンドを使用することにより, CLUSTER クラス情報を表示するかどうか指定できます。 CLUSTER クラスを表示からいったん削除した後,そのフィールドをまったく変更せずに再び追加すると,削除する前と同じフィールドがすべて表示されます。CLUSTER クラスを削除して新しい CLUSTER クラス・フィールドを追加すると,削除する前に許可されていたフィールドはすべて禁止され,新しく追加したフィールドだけが表示されます。
#1 |
---|
COMMAND> ADD CLUSTER |
このコマンドは,CLUSTER クラス情報を表示に追加しています。この情報には,許可されている CLUSTER クラス・フィールドがすべて含まれます。
#2 |
---|
COMMAND> REMOVE CLUSTER COMMAND> ADD CL_QUORUM COMMAND> REMOVE CLUSTER . . . COMMAND> ADD CLUSTER |
まず,REMOVE CLUSTER コマンドが CLUSTER クラスを表示から削除しています。次に,ADD CL_QUORUM コマンドが CLUSTER クラス・フィールド CL_QUORUM を表示に追加しています。この結果,他の CLUSTER クラス・フィールドは,すべて禁止されます。再び CLUSTER クラスを削除して追加したときに表示されるのは, CL_QUORUM フィールドだけです。
ADD CONNECTIONS |
現在許可されているすべての CONNECTIONS クラス・フィールドを, SHOW CLUSTER 表示に追加します。特定の状態や名前の接続だけを追加することもできます。
ADD CONNECTIONS [/修飾子[,...]]
なし
/ALL
クラス内のすべてのフィールドを表示に追加することを指定します。/NAME=ALL
REMOVE CONNECTIONS/NAME=ローカル・プロセス名 を実行して表示から削除したプロセスを復元します。/NAME=ローカル・プロセス名
指定したローカル・プロセス名に対応する接続を追加します。ローカル・プロセス名は,CONNECTIONS クラスの LOC_PROC_NAME フィールドに表示されます。ローカル・プロセス名は 16 文字以内です。短縮名を使用した場合,その名前に一致するすべてのローカル・プロセス名が追加されます。
/TYPE=ALL
各サーキット上のすべての種類の接続を表示することを指定します。接続状態の種類については, 表 22-4 の CON_STATE フィールドの説明を参照してください。修飾子を付けないでADD CONNECTIONS コマンドを実行すると,すべての種類の接続が表示されます。/TYPE=OPEN
/TYPE=NOOPEN
オープン状態と非オープン状態のどちらの接続を SHOW CLUSTER 表示に追加するかを制御します。
ADD CONNECTIONS コマンドは,CONNECTIONS クラス情報を SHOW CONNECTIONS 表示に追加します。この情報には,現在許可されているすべての CONNECTIONS クラス・フィールドのデータが含まれます。省略時の設定では,次の CONNECTIONS クラス・フィールドが有効になります。
LOC_PROC_NAME---ローカル・プロセス名
CON_STATE---接続状態すべての CONNECTIONS クラス・フィールドの種類については, 表 22-4 を参照してください。
ADD CONNECTIONS コマンドと REMOVE CONNECTIONS コマンドを使用することにより,CONNECTIONS クラス情報を表示するかどうか指定できます。CONNECTIONS クラスを表示からいったん削除した後,そのフィールドをまったく変更せずに再び追加すると,削除する前と同じフィールドがすべて表示されます。CONNECTIONS クラスを削除して新しい CONNECTIONS クラス・フィールドを追加すると,削除する前に許可されていたフィールドはすべて禁止され,新しく追加したフィールドだけが表示されます。
#1 |
---|
COMMAND> ADD CONNECTIONS |
このコマンドは,CONNECTIONS クラス情報を表示に追加しています。この情報には,許可されている CONNECTIONS クラス・フィールドがすべて含まれます。
#2 |
---|
COMMAND> ADD CONNECTIONS/NAME=(MSCP$DISK,VMS$VAXcluster) |
コノコマンドは,MSCP$DISK と VMS$VAXcluster の 2 つのプロセスに対応するすべての接続を,SHOW CLUSTER 表示に追加しています。
#3 |
---|
COMMAND> ADD CONNECTIONS/TYPE=OPEN |
このコマンドは,すべてのオープン接続を SHOW CLUSTER 表示に追加しています。
#4 |
---|
COMMAND> REMOVE CONNECTIONS COMMAND> ADD SCS_STATE COMMAND> REMOVE CONNECTIONS . . . COMMAND> ADD CONNECTIONS |
まず,REMOVE CONNECTIONS コマンドが CONNECTIONS クラスを表示から削除しています。次に,ADD SCS_STATE コマンドが CONNECTIONS クラス・フィールド SCS_STATE を表示に追加しています。この結果,他の CONNECTIONS クラス・フィールドは,すべて禁止されます。再び CONNECTIONS クラスを削除して追加したときに表示されるのは, SCS_STATE フィールドだけです。
ADD COUNTERS |
現在許可されているすべての COUNTERS クラス・フィールドを, SHOW CLUSTER 表示に追加します。
ADD COUNTERS
なし
/ALL
クラス内のすべてのフィールドを表示に追加することを指定します。
ADD COUNTERS コマンドは,COUNTERS クラス情報を SHOW COUNTERS 表示に追加します。この情報には,現在許可されているすべての COUNTERS クラス・フィールドのデータが含まれます。省略時の設定では,次の COUNTERS フィールドが有効です。
DGS_SENT---送信したデータグラム
DGS_RCVD---受信したデータグラム
MSGS_SENT---送信したメッセージ
MSGS_RCVD---受信したメッセージCOUNTERS クラス・フィールドの種類については, 表 22-5 を参照してください。
ADD COUNTERS コマンドと REMOVE COUNTERS コマンドを使用することにより,COUNTERS クラス情報を表示するかどうか指定できます。 COUNTERS クラスを表示からいったん削除した後,そのフィールドをまったく変更せずに再び追加すると,削除する前と同じフィールドがすべて表示されます。COUNTERS クラスを削除して新しい COUNTERS クラス・フィールドを追加すると,削除する前に許可されていたフィールドはすべて禁止され,新しく追加したフィールドだけが表示されます。
#1 |
---|
COMMAND> ADD COUNTERS |
このコマンドは,COUNTERS クラス情報を表示に追加しています。この情報には,許可されている COUNTERS クラス・フィールドがすべて含まれます。
#2 |
---|
COMMAND> REMOVE COUNTERS COMMAND> ADD MSGS_SENT COMMAND> REMOVE COUNTERS . . . COMMAND> ADD COUNTERS |
まず,REMOVE COUNTERS コマンドが COUNTERS クラスを表示から削除しています。次に,ADD MSGS_SENT コマンドが COUNTERS クラス・フィールド MSGS_SENT を表示に追加しています。この結果,他の COUNTERS クラス・フィールドは,すべて禁止されます。再び COUNTERS クラスを削除して追加したときに表示されるのは, MSGS_SENT フィールドだけです。
ADD CREDITS |
現在許可されているすべての CREDITS クラス・フィールドを, SHOW CLUSTER 表示に追加します。
ADD CREDITS
なし
/ALL
クラス内のすべてのフィールドを表示に追加することを指定します。修飾子を付けないで ADD CREDITS コマンドを実行すると,すべての CREDITS クラス・フィールドが表示されます。
ADD CREDITS コマンドは,CREDITS クラス情報を SHOW CREDITS 表示に追加します。この情報には,現在許可されているすべての CREDITS クラス・フィールドのデータが含まれます。省略時の設定では,すべての CREDITS クラス・フィールドが有効です。 CREDITS クラス・フィールドの種類については, 表 22-6 を参照してください。
ADD CREDITS コマンドと REMOVE CREDITS コマンドを使用することにより, CREDITS クラス情報を表示するかどうか指定できます。 CREDITS クラスを表示からいったん削除した後,そのフィールドをまったく変更せずに再び追加すると,削除する前と同じフィールドがすべて表示されます。CREDITS クラスを削除して新しい CREDITS クラス・フィールドを追加すると,削除する前に許可されていたフィールドはすべて禁止され,新しく追加したフィールドだけが表示されます。
#1 |
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COMMAND> ADD CREDITS |
このコマンドは,CREDITS クラス情報を表示に追加しています。この情報には,許可されている CREDITS クラス・フィールドがすべて含まれます。
#2 |
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COMMAND> REMOVE CREDITS COMMAND> ADD MIN_REC COMMAND> REMOVE CREDITS . . . COMMAND> ADD CREDITS |
まず,REMOVE CREDITS コマンドが CREDITS クラスを表示から削除しています。次に,ADD MIN_REC コマンドが CREDITS クラス・フィールド MIN_REC を表示に追加しています。この結果,他の CREDITS クラス・フィールドは,すべて禁止されます。再び CREDITS クラスを削除して追加したときに表示されるのは, MIN_REC フィールドだけです。
ADD ERRORS |
現在許可されているすべての ERRORS クラス・フィールドを, SHOW CLUSTER 表示に追加します。
ADD ERRORS
なし
/ALL
クラス内のすべてのフィールドを表示に追加することを指定します。修飾子を付けないで ADD ERRORS コマンドを実行すると,すべての ERRORS クラス・フィールドが表示されます。
ADD ERRORS コマンドは,ERRORS クラス情報を SHOW ERRORS 表示に追加します。この情報には,現在許可されているすべての ERRORS クラス・フィールドのデータが含まれます。省略時の設定では,すべての ERRORS クラス・フィールドが有効です。 ERRORS クラス・フィールドの種類については, 表 22-7 を参照してください。
ADD ERRORS コマンドと REMOVE ERRORS コマンドを使用することにより, ERRORS クラス情報を表示するかどうか指定できます。 ERRORS クラスを表示からいったん削除した後,そのフィールドをまったく変更せずに再び追加すると,削除する前と同じフィールドがすべて表示されます。ERRORS クラスを削除して新しい ERRORS クラス・フィールドを追加すると,削除する前に許可されていたフィールドはすべて禁止され,新しく追加したフィールドだけが表示されます。
#1 |
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COMMAND> ADD ERRORS |
このコマンドは,ERRORS クラス情報を表示に追加しています。この情報には,許可されている ERRORS クラス・フィールドがすべて含まれます。
#2 |
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COMMAND> REMOVE ERRORS COMMAND> ADD ERT_MAX COMMAND> REMOVE ERRORS . . . COMMAND> ADD ERRORS |
まず,REMOVE ERRORS コマンドが ERRORS クラスを表示から削除しています。次に,ADD ERT_MAX コマンドが ERRORS クラス・フィールド ERT_MAX を表示に追加しています。この結果,他の ERRORS クラス・フィールドは,すべて禁止されます。再び ERRORS クラスを削除して追加したときに表示されるのは, ERT_MAX フィールドだけです。
ADD (フィールド) |
SHOW CLUSTER 情報の特定のフィールドの表示を許可します。
ADD フィールド名[,...]
CIRCUITS クラスには,ローカル・ポート名,リモート・ポートのタイプと番号,サーキット上の接続数,サーキット状態など,システム上の仮想サーキットに関する情報が含まれます。
CIRCUITS クラスのフィールドの表については, 表 22-2 を参照してください。
CLUSTER クラスには,クラスタを形成した時間,最後にシステムがクラスタに追加または削除された時間,クラスタ・クォーラムなど,一般的クラスタ情報が含まれます。
CLUSTER クラスのフィールドの表については, 表 22-3 を参照してください。
CONNECTIONS クラスには,ローカル・プロセスとリモート・プロセスの名前,接続の状態など,仮想サーキットを通して確立する接続の情報が含まれます。
CONNECTIONS クラスのフィールドの表については, 表 22-4 を参照してください。
COUNTERS クラスには,アプリケーション・データグラム数,送信または受信したアプリケーション・メッセージ数など,接続トラフィックの統計が含まれます。
COUNTERS クラスのフィールドの表については, 表 22-5 を参照してください。
CREDITS クラスには,各接続の送信クレジット数と受信クレジット数が含まれます。
CREDITS クラスのフィールドの表については, 表 22-6 を参照してください。
ERRORS クラスには,各ポートで発生したエラー数と,これらのポートの再初期化に関する情報が含まれます。
ERRORS クラスのフィールドの表については, 表 22-7 を参照してください。
LOCAL_PORTS クラスには,各ポートの名前,番号,状態,各ポートのキューのエントリ数など,クラスタに対するローカル・システム・インタフェース情報が含まれます。
LOCAL_PORTS クラスのフィールドの表については, 表 22-8 を参照してください。
MEMBERS クラスには,各ノードの識別番号やメンバシップ状態など,アクティブ・システムに関する情報が含まれます。
MEMBERS クラスのフィールドの表については, 表 22-9 を参照してください。
SYSTEMS クラスには,識別番号,ノード名,ハードウェア・タイプ,ソフトウェア・バージョンなど,クラスタ内のすべてのシステムに関する情報が含まれます。
SYSTEMS クラスのフィールドの表については, 表 22-10 を参照してください。
なし
ADD (フィールド) コマンドは,特定の情報フィールドを許可し, SHOW CLUSTER 表示に追加します。現在表示されていないクラスのフィールドを追加すると,そのフィールドのクラス・ヘッダが表示に追加されます。他の ADD (クラス) コマンドに /ALL 修飾子を付けて実行すると,そのクラスのすべてのフィールドが表示に追加されます。SHOW CLUSTER 表示からフィールドを削除するには, REMOVE (フィールド) コマンドを実行します。
#1 |
---|
COMMAND> ADD SEND |
このコマンドは,CREDITS クラスの SEND フィールドを許可し,SHOW CLUSTER 表示に追加しています。
#2 |
---|
COMMAND> ADD REM_STATE,REM_CONID,LOC_CONID |
目次 索引
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