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OpenVMS マニュアル |
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HP OpenVMS
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目次 | 索引 |
SHOW ENVIRONMENT |
SYSMAN がコマンドを実行しているターゲット・ノードまたはターゲット・クラスタを表示します。
SHOW ENVIRONMENT
なし
なし
SHOW ENVIRONMENT コマンドは,現在の管理環境を表示します。ローカル・クラスタ,ローカル・ノード,リモート・ノード,ローカル以外のクラスタのいずれでも指定することができます。ノード単位やクラスタ単位の環境である場合,その旨が示されます。現在のユーザ名も表示します。SYSMAN を終了するか,または再び SET ENVIRONMENT コマンドを実行するまで環境は存続します。
#1 |
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SYSMAN> SHOW ENVIRONMENT %SYSMAN-I-ENV, Current command environment: Clusterwide on local cluster Username ALEXIS will be used on nonlocal nodes |
このコマンドは,現在の環境がローカル・クラスタであることを表示しています。クラスタ内の他のノードでは,ALEXIS というユーザ名が使用されます。
#2 |
---|
SYSMAN> SHOW ENVIRONMENT %SYSMAN-I-ENV, Current command environment: Clusterwide on remote cluster NODE21 Username ALEXIS will be used on nonlocal nodes |
このコマンドは, NODE21 が属するローカル以外のクラスタがコマンド環境であることを示しています。
#3 |
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SYSMAN> SHOW ENVIRONMENT %SYSMAN-I-ENV, Current command environment: Individual nodes: NODE22,NODE23 At least one node is not in local cluster Username ALEXIS will be used on nonlocal nodes |
このコマンドは,コマンド環境が 2 つのノードで構成されることを示しています。
SHOW KEY |
DEFINE/KEY コマンドで設定したキー定義を表示します。
SHOW KEY [キー名]
キー名
表示したい定義が設定されているキーの名前を指定します。キー名については,DEFINE/KEY コマンドを参照してください。
/ALL
指定状態のキー定義をすべて表示します。キー名を指定する必要はありません。/BRIEF
キー定義だけを表示します。省略時の設定では,キー定義に対応する修飾子をすべて表示します。状態が指定されている場合は,状態も表示します。/DIRECTORY
キーを定義したすべての状態名を表示します。キーを定義していない場合,省略時の SYSMAN キーパッドである,DEFAULT 状態と GOLD 状態を表示します。/STATE=(状態,状態...)
表示するキー定義が対応する状態の名前を指定します。複数の状態名を指定する場合,状態名をコンマで区切り,リスト全体を括弧で囲みます。
表示する定義が対応するキーの名前を指定します。キー名については,DEFINE/KEY コマンドを参照してください。
SYSMAN> SHOW KEY/ALL DEFAULT keypad definitions: KP0 = "SHOW ENVIRONMENT" (echo) KP1 = "SHOW PROFILE" (echo) SYSMAN> |
このコマンドは現在有効なすべてのキー定義を表示します。
SHOW PROFILE |
現在の環境で使用している現在の特権,省略時のデバイス,省略時のディレクトリを表示します。
SHOW PROFILE
なし
/DEFAULT
対象環境においてファイルを格納する省略時のディスク・デバイスとディレクトリ名を表示します。/PRIVILEGES
現在の環境で現在有効な特権だけを表示します。
SHOW PROFILE コマンドは,現在の環境で使用している現在の特権,省略時のデバイス,省略時のディレクトリを表示します。これらの属性は,SET PROFILE コマンドで変更することができます。環境を変更するか,再び SET PROFILE コマンドを実行するまで,これらの値は有効です。
SYSMAN> SHOW PROFILE %SYSMAN-I-DEFDIR, Default directory on node NODE21 -- WORK1:[BERGERON] %SYSMAN-I-DEFPRIV, Process privileges on node NODE21 -- TMPMGX OPER NETMBX SYSPRV |
このコマンドは,省略時のデバイス,省略時のディレクトリ,現在の特権を表示しています。
SHOW TIMEOUT |
ノードが応答するまで SYSMAN が待つ時間を表示します。省略時の設定では,時間に制限はありません。
SHOW TIMEOUT
なし
なし
SYSMAN> SHOW TIMEOUT %SYSMAN-I-TIMEVAL, timeout value is 00:00:04.00 |
このコマンドは現在の時間切れの値を表示します。この値は 4 秒です。
SHUTDOWN NODE |
OpenVMS Cluster内の1つ以上のノードをシャットダウンします。SHUTDOWN NODE コマンドは SYS$SYSTEM:SHUTDOWN を起動して,現在の管理環境で指定された 1 つのノードまたは複数のノードをシャットダウンします。各ノードで個別に SHUTDOWN.COM プロシージャを実行するのではなく,1 つのコマンド行にシャットダウン・コマンドを入力できます。
SETPRV特権が必要です。またはCMKRNL,EXQUOTA,LOG_IO,OPER,SYSNAM,SYSPRV, TMPMBX,WORLDのすべての特権が必要です。
SHUTDOWN NODE
なし
/AUTOMATIC_REBOOT
/NOAUTOMATIC_REBOOT (省略時の設定)
シャットダウンが終了したときシステムを自動的にリブートします。/CLUSTER_SHUTDOWN
/NOCLUSTER_SHUTDOWN (省略時の設定)
クラスタ全体をシャットダウンします。/CLUSTER_SHUTDOWN オプションを使用した場合,すべてのノードでシャットダウンの準備ができるまで,各ノードの作業が中断されます。
このオプションは,すべてのクラスタ・ノードについて指定しなければなりません。 1 つでもシャットダウンされないノードがあると,クラスタ全体をシャットダウンできません。
クラスタのすべてのノードを確実にシャットダウンするには, SET ENVIRONMENT/CLUSTER コマンドを実行してから SHUTDOWN NODE/CLUSTER_SHUTDOWN コマンドを実行します。
/DISABLE_AUTOSTART
ノードで実行中の自動起動キューが停止待ち状態としてマークされており,別のノードにフェールオーバされるときに,シャットダウンされるまでの分数を指定します。この修飾子を使用すれば,自動起動フェールオーバ・プロセスがいつ開始されるかを制御できます。省略時の設定では,/MINUTES_TO_SHUTDOWN修飾子の値と同じです。
シャットダウンの前にできるだけ多くのジョブを終了することと,円滑な移行とのどちらが重要であるかを判断して,システム構成にとって適切な分数を決定してください。値を大きくすればするほど,移行は円滑になります。値を小さくすればするほど,より多くのジョブがノードで実行されます。
/INVOKE_SHUTDOWN
/NOINVOKE_SHUTDOWN (省略時の設定)
システム固有のシャットダウン・プロシージャを起動します。/MINUTES_TO_SHUTDOWN=分数
シャットダウンが実行されるまでの分数。システム論理名SHUTDOWN$MINIMUM_MINUTESを定義している場合には,その整数値が入力可能な最小値です。したがって,論理名が10として定義されている場合には,最終シャットダウンまで少なくとも10分を指定しなければなりません。10分以上の値を指定しなかった場合には,エラー・メッセージが表示されます。論理名が定義されていないときに,値を入力しなかった場合には,省略時の値は0分になります。/POWER_OFF
シャットダウンが完了した後にシステムの電源をオフにすることを指定します。/REASON=テキスト
シャットダウンの理由(1行)。/REBOOT_CHECK
/NOREBOOT_CHECK (省略時の設定)
基本オペレーティング・システム・ファイルをチェックし,ファイルが欠落している場合は,そのことを通知します。欠落しているファイルはリブートの前に正しく準備してください。/REBOOT_TIME=時刻
システムをリブートする時刻であり,IMMEDIATELY,IN 10 MINUTES, 2 P.M.,14:00:00などと指定します。ユーザに対するシャットダウン・メッセージにこの時刻が表示されます。/REMOVE_NODE
/NOREMOVE_NODE (省略時の設定)
ノードをアクティブ・クラスタ・クォーラムから削除します。シャットダウンされているノードをクラスタに再結合したくない場合には,この修飾子を使用します。REMOVE_NODE オプションを使用した場合,クラスタの残りのノードのアクティブ・クォーラムの値は下方修正され,削除されたノードがクォーラム値に影響を与えないようにします。シャットダウン・プロシージャは,SET CLUSTER/EXEPECTED_VOTES コマンドを実行することにより,クォーラムを再調整します。
オプションは,次のコマンドで再設定することができます。
SYSMAN> STARTUP SET OPTIONS/NOVERIFY/NOCHECKPOINTING
クラスタの管理についての詳しい説明は,『OpenVMS Cluster システム』を参照してください。
/SAVE_FEEDBACK
/NOSAVE_FEEDBACK (省略時の設定)
最後にブートした後でシステムから収集されたフィードバック・データを記憶し, AUTOGENフィードバック・データ・ファイルの新しいバージョンを作成します。このファイルは,AUTOGENを次に実行するときに使用できます。/SPIN_DOWN_DISKS
/NOSPIN_DOWN_DISKS (省略時の設定)
ディスクの回転を停止します。システム・ディスクの回転を停止することはできません。
SYSMANでは,ターゲット環境を定義できるため,シャットダウンはローカル・ノード,接続されているクラスタ,クラスタ内の一部に対して実行できます。ローカル・ノードをシャットダウンする場合には,環境をローカル・ノードに設定している限り,シャットダウンでシステムにログインする必要はありません。詳しくは SHUTDOWN NODEコマンドの例と SET ENVIRONMENT を参照してください。システムをシャットダウンする場合,シャットダウン・プロシージャは次の処理を行います。
- シャットダウンまでの時間をカウントダウンするときに,ユーザにログアウトすることを要求するメッセージをブロードキャストします。
- /MINUTES_TO_SHUTDOWN修飾子に指定した値を反映するように,システム論理名 SHUTDOWN$TIMEを定義します。たとえば,12:00に/MINUTES_TO_SHUTDOWN=10と入力した場合には,シャットダウン時刻は12:10になります。
シャットダウンが実行されているかどうかを判断したり,シャットダウンの実際の時刻を判断するには,SHOW LOGICAL SHUTDOWN$TIMEコマンドを使用します。- シャットダウンまでの時間が 6 分未満になると,オペレータ以外のログインはすべて禁止されます。DECnet が実行されている場合には,それもシャットダウンされます。
- シヤットダウンまでの残り時間が1分になると,バッチ・キューとデバイス・キュー,およびシステム・ジョブ・キュー・マネージャが停止されます。
- シャットダウンまで0分になると,システム固有のコマンド・プロシージャ SYS$MANAGER:SHUTDWN.COMが起動されます。
- すべてのユーザ・プロセスが停止されます。しかし,システム・プロセスは継続されます。補助制御プロセス(ACP)は,マウントされているボリュームが最終的にディスマウントされるときに,それ自体を削除します。
- デュアル・プロセッサ・システムで2次プロセッサを停止します。
- インストールされているすべてのイメージを削除します。
- ユーザの要求に従って,ボリュームをディスマウントし,ディスクの回転を停止します。システム・ディスクとクォーラム・ディスクの回転は停止されません (クォーラム・ディスクが存在する場合)。
- オペレータのログ・ファイルをクローズします。
- SYS$SYSTEM:OPCRASHを起動してシステムをシャットダウンします。
- 自動リブートを要求しなかった場合には,次のメッセージが表示されます。
SYSTEM Micro/RSX SHUTDOWN COMPLETE - USE CONSOLE TO HALT SYSTEM
自動リブートを要求した場合には,必要な制御が設定されている限り,システムはリブートされます。
#1 |
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SYSMAN> SET ENVIRONMENT/CLUSTER SYSMAN> SHUTDOWN NODE/MINUTES_TO_SHUTDOWN=15/REBOOT_TIME="later"- _SYSMAN> /REASON="SOFTWARE UPGRADE"/REBOOT_CHECK/CLUSTER_SHUTDOWN |
この例の最初のコマンドは,クラス内のすべてのノードをシャットダウンするように設定します。 2 番目のコマンドは,クラスタ全体のシャットダウンを要求し,オペレーティング・システム・ファイルが欠落しているかどうかの確認を,リブート時に要求します。クラスタのユーザに対して次のメッセージが表示されます。
SHUTDOWN message on NODE21, from user SYSTEM at NODE21$0PA0: 12:00:00:20 NODE21 will shut down in 15 minutes; back up later. Please log off NODE21. SOFTWARE UPGRADE SHUTDOWN message on NODE22, from user SYSTEM at NODE22$0PA0: 12:00:00:22 NODE22 will shut down in 15 minutes; back up later. Please log off NODE22. SOFTWARE UPGRADE SHUTDOWN message on NODE23, from user SYSTEM at NODE23$0PA0: 12:00:00:24 NODE23 will shut down in 15 minutes; back up later. Please log off NODE23. SOFTWARE UPGRADE
#2 |
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SYSMAN> SET ENVIRONMENT/NODE=0 Password: SYSMAN> SHUTDOWN NODE/MINUTES=120 %SYSMAN-I-SHUTDOWN, SHUTDOWN request sent to node SYSMAN> EXIT $ LOGOUT |
この例では,2時間でシャットダウンされます。環境をローカル・ノードに設定している限り,SMISERVERシステム独立プロセスのサブプロセスによってシャットダウンが実行されるため,シャットダウン中にユーザがシステムにログインする必要はありません。環境をローカル・ノードに設定していない場合には,シャットダウンは現在のプロセスのサブプロセスを通じて実行されるため,シャットダウン・サイクルでログインしなければなりません。
SPAWN |
現在のプロセスのサブプロセスを作成します。現在のプロセスのコンテキストが,サブプロセスでも使用されます。 SPAWN コマンドにより,SYSMAN から一時的に出て他の作業を行い ( ディレクトリ・リストの表示やファイルの印刷など),また SYSMAN に戻ることができます。SPAWN の動作対象は,ローカル・ノードだけです。 DCL コマンドやコマンド・プロシージャを環境全体で実行するには, DO コマンドを使用します。
ユーザ特権 TMPMBX または PRMMBX が必要です。ターミナル特性は管理しません。ターミナルにメールボックスがある場合,SPAWN コマンドと ATTACH コマンドは使用できません。
SPAWN [コマンド文字列]
コマンド文字列
作成したサブプロセスのコンテキストで実行する 132 文字未満のコマンド文字列を指定します。指定したコマンドが実行されると,サブプロセスは終了し,制御は親プロセスに戻ります。コマンド文字列と /INPUT 修飾子の両方を指定した場合,まずコマンド文字列が実行され,次に /INPUT から取り出したコマンドが実行されます。
/INPUT=ファイル指定
サブプロセスで実行させる DCL コマンド文字列を格納する入力ファイルを指定します。入力ファイル以外にコマンド文字列を指定した場合,このコマンド文字列がまず実行され,次に,入力ファイルに含まれているコマンドが実行されます。処理が終了すると,サブプロセスは終了します。/LOGICAL_NAMES (省略時の設定)
/NOLOGICAL_NAMES
親プロセスの論理名をサブプロセスで使用することを指定します。親プロセスの論理名をサブプロセスで使用しない場合には, /NOLOGICAL_NAMES 修飾子を指定します。/OUTPUT=ファイル指定
動作結果を書き込む出力ファイルを指定します。 /NOWAIT 修飾子を指定する場合は,SYS$OUTPUT 以外の出力を指定するようにしてください。こうすることにより,コマンドを指定しているときに出力が同時に表示されてしまうことを防止できます。/OUTPUT 修飾子を省略した場合,現在の SYS$OUTPUT デバイスに出力されます。/PROCESS=サブプロセス名
作成するサブプロセスの名前を指定します。省略時のサブプロセス名の形式は,USERNAME_n です。/SYMBOLS (省略時の設定)
/NOSYMBOLS
DCL のグローバル・シンボルとローカル・シンボルをサブプロセスに渡すかどうかを指定します。/WAIT (省略時の設定)
/NOWAIT
サブプロセスが終了するまで他のコマンドを指定できないようにするかどうかを指定します。 /NOWAIT 修飾子を指定すると,サブプロセスが実行している間に他のコマンドを指定できます。/NOWAIT 修飾子は /OUTPUT 修飾子を付けて指定し,画面上ではなくファイルに出力させます。この結果,複数のプロセスが同時にターミナルを使用することを防止できます。
SPAWN コマンドは,現在のプロセスのサブプロセスを作成し,親プロセスの属性をサブプロセスに与えます。与えられるプロセス属性は,次のとおりです。
- $RESTART,$SEVERITY,$STATUS 以外のすべてのシンボル
- キー定義
- 現在のキーパッド状態
- 現在のプロンプト文字列
- すべてのプロセスの論理名と論理名テーブル。
明示的に CONFINE とマークされているもの,エグゼクティブ・モードやカーネル・モードで作成されたものは除きます。- 省略時のディスクとディレクトリ
- SET MESSAGE の現在の設定値
- 現在のプロセス特権
- 制御とチェックの状態
現在のコマンド・テーブルなど,サブプロセスで使用されない属性もあります。
親プロセスのプロセス永久オープン・ファイルをはじめ,イメージ・コンテキストやプロシージャ・コンテキストは,サブプロセスでは使用されません。サブプロセスは,コマンド・レベル 0 (現在のプロンプトを使用する DCL レベル) に設定されます。
/PROCESS 修飾子を指定しない場合,サブプロセス名は,親プロセスと同じ名前に一意番号を加えたものとなります。たとえば,親プロセス名が SMITH であれば,サブプロセス名は,SMITH_1,SMITH_2 ... となります。
コンテキストは別々にコピーされるので,親プロセスの LOGIN.COM ファイルはサブプロセスに対しては実行されません。この結果,サブプロセスを迅速に初期化できます。 /WAIT 修飾子を指定した場合,サブプロセスが終了するまで,または ATTACH コマンドで親プロセスに制御が戻るまでの間,親プロセスはハイバネート状態となります。
複数のプロセスが入力または出力ストリームを共用しているときに次のいずれかを行うと,これらのプロセスはストリームを同時に使用します。
- 現在アタッチされていないサブプロセスを終了する。
- 現在アタッチされているプロセスから作成したプロセスを終了する。
サブプロセスを終了して親プロセスに戻るには,LOGOUT コマンドを使用してください。ATTACH コマンドを実行すれば,サブプロセスの木構造 (親プロセスも含まれる) の中の別のプロセスにターミナルの制御を渡すこともできます。SHOW PROCESS/SUBPROCESSES コマンドを入力すると,サブプロセスの木構造に存在するプロセスが表示され,現在のプロセスが示されます。
注意
SPAWN コマンドは,複数のサブプロセスで構成される木構造を作成する可能性があるので,木構造内のプロセスを終了する場合は,充分に注意する必要があります。あるプロセスを終了すると,その下位のサブプロセスは,すべて自動的に終了されます。
SPAWN コマンドで使用する修飾子は,コマンド動詞の直後に入力してください。コマンド文字列のパラメータは,最後の修飾子の後からコマンド行の終わりまでです。
#1 |
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SYSMAN> SPAWN DIR SYS$MANAGER:SITE*.* Directory CLU$COMMON:[SYSMGR] SITE$STARTUP.COM;5 Total of 1 file. SYSMAN> |
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