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HP OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル
- 段階 1,2 が終了し,段階 3 が開始されている。
段階 1 では,各種のボリューム情報を収集しチェックしています。ボリューム情報に,問題はありません。段階 2 では,現在のバージョンの QUOTA.SYS をワーキング・メモリにコピーし,段階 3 以降でコピーするときに使用する構造を作成します。エラー・メッセージが段階 3 で初めて出力されます。予約ファイル INDEXF.SYS を使用して,ファイル問題を調べた結果,いくつかのファイル・ヘッダが誤っていることが判明しました。FID とファイル名がエラー・メッセージで示されています。
- 段階 4 において,現在のバージョンの BITMAP.SYS を作成し,拡張ヘッダを指す複数の参照を解除し,ヘッダのマップ・セクションに存在する矛盾点を修正したときに出力されたエラー・メッセージ。
指定の相対ボリューム上の指定論理ブロックが,記憶ビット・マップでは設定済みとなっているが,実際にはファイルに設定されていません。
- 段階 5 が開始したことを示している。
"lost extension file header" と "invalid file header" のメッセージは,誤ったバックリンクのマップのすべてのエントリを処理していることを示します。このマップは,段階 3 で作成されています。
- 段階 5 の第 2 フェーズが開始したことを示している。
このフェーズでは,INDEXF.SYS のファイルは,すべてディレクトリ木構造を使用して呼び出せることを確認します。 "invalid file identification..." のメッセージは,ディレクトリ・エントリのファイル識別子が間違っていることを示しています。
- 紛失ファイルの整理を主に行う段階 6 で出力されたメッセージであり,ディレクトリを検索した結果,すでにメッセージに出力されたエラーを検出したことを示している。
このため,ファイルは [SYSLOST] に入力されません。
- 段階 7 が開始されている。
段階 2 で作成したクォータ・ファイルの値を,予約ファイル QUOTA.SYS の値と比較しています。最後の 3 つのメッセージは,これら 2 つのファイル間で検出された矛盾点を示しています。 段階 8 では,メッセージが出力されていません。この段階では,保留リストにリストされている処理をすべて実行します。/REPAIR が指定されている場合は,必要に応じて QUOTA.SYS と VOLSET.SYS を更新します。
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