診断パーティションの作成 (OpenVMS I64 システムのみ)
診断パーティションがあるかどうかは,コンソールでしか認識できません。このパーティションは,システム・ディスクにある SYS$MAINTENANCE:SYS$DIAGNOSTICS.SYS の内容に対応しており,弊社サービス用に予約されています (Integrity サーバに付属している HP IPF Offline Diagnostics and Utilities CD と組み合わせて使用されます)。
オフライン診断についての詳細は,ハードウェア・マニュアルと,次の Web サイトを参照してください。
http://docs.hp.com/hpux/diag
システム・ディスクは診断パーティション付きで作成することをお勧めします。また,作成された診断パーティションは削除しないようお勧めします。ただし,OpenVMS の運用自体には,このパーティションは必要ありません。
診断パーティションが不要であれば,OpenVMS をインストールする前にディスクを初期化することで,作成を回避できます (手順はJ.1 項 「別方法による初期化」で説明しています)。診断パーティションの削除は,システム・ディスクを診断パーティション付きで作成した後,J.2 項 「診断パーティション・ファイルの削除 (OpenVMS I64 のみ)」で説明している手順に従って行うこともできます。